【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

何度見ても面白いなあ、という昭和期の仮面ライダー映画では一二を争う傑作。
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上映時間が通常のエピソードよりも長いということもあるけれど、テレビからちょっと離れ、といっても大きくは外れていない安心できる世界で、古代の超兵器、ドグマのスケールの大きい作戦、劇場版限定の新怪人と再生怪人軍団の登場、そして8人ライダーの共演、という具合にスペシャル感が半端ない。
歴代ライダーは全員変身後のみの登場だけれども、V3だけは声が宮内洋本人なので、辛うじてオリジナル感が。
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テレビと同時並行の厳しいスケジュールだったと思うが、拳法主体のアクションシークエンスにおいて、主役をはじめレギュラー陣、ゲスト陣がそれぞれ素面で様になった動きを見せてくれるなど、総合的に満足度が高い。
弁慶もマタギのこどもたちもドグマを圧倒し、玄海老師に至っては素手で怪人を倒してしまうくらいの拳法映画だ。

e0033570_20321978.jpg前作「8人ライダーVS銀河王」が、期待して劇場に足を運んだものの、金をかけた割に面白くない作品だっただけに尚更この作品の出来栄えが光る。特撮場面は前作の方が見栄えがするものの、よりドラマに密着しているのはこちら。
しかし昨今の主演俳優のスキャンダルは、これから先に大きな汚点になりそうで、それが残念でならない。

【ひとりごと】
マタギの棟梁を演じた加地健太郎は、何故かこの直後にテレビシリーズでジンドグマのボス、悪魔元帥を演じているのだが、どっちのオファーが先だったんだろう?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22962202/


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# by odin2099 | 2017-03-22 21:25 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
テレビシリーズ13話をベースに、新作カットを加えたお色直し版で、副題は「アルカディア号の謎」。
リバイバル公開の時から副題が強調されるようになりました。
気が付くとこの作品もかなりの回数を見ています。
この13話は脚本:上原正三、演出:りんたろう、作画監督:小松原一男と、メインスタッフが揃った貴重な回でもあります(前42話中4本のみ)。
せっかくの新作カットのクオリティが高くて、全体から浮いてしまっているのは残念ですが。
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このお話は原作のエピソードをベースにしています。
e0033570_21315684.jpgアルカディア号に潜水艦が攻撃を仕掛けてくるところまでは一緒ですが、その目的や正体は不明なままでした。
今後のストーリーへの伏線なのかなと思っていたのですが、結局は触れられず仕舞いです(松本作品では珍しくない話ですが)。
ところがアニメ版ではあっさりとマゾーンの計略、ということでけりをつけてしまい、リアルタイムで見ていてガッカリしたことを覚えています。

「浦島太郎」のお話を知らなかったハーロックといい、やはりこのテレビアニメ版ハーロックは、自分にとって最後まで「なんか違う」という思いが残るものでした。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23047363/


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# by odin2099 | 2017-03-21 21:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
ちなみにこれは昨年からの通番です。
振り直すのが面倒くさいので、そのまま続けてます。

柳ゆり菜2nd写真集「ひみつ」
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2冊目の写真集です。
殆どが水着か下着で、なかには結構大胆なセミヌードも。
表情も豊かで、中には「変顔してみました~」なノリの写真もあって、全体的に明るいトーンなのは良いですね。
スタイルも良いですし、変にアーティステックな方向へ向かず、このまま行って欲しいなあというのが素直な感想。
如何にも坂本浩一監督好みという感じで、もうすぐ公開される「破裏拳ポリマー」も楽しみです。
しかし彼女は今後、グラビア中心で行くのか、それとも女優業へシフトしていくのか、どちらなんでしょう。
女優業へシフトするなら、ひょっとするとこれが最後の写真集、なんてことも?

田中みか写真集「1986年の夏休み」
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Twitterの彼女のプロフィール欄を見ると「被写体」と書かれていますが、グラビアアイドルではなく、写真誌や撮影会などで活躍しているモデルさん。
着エロアイドルみたいなDVDもリリースしていますが、かといってコスプレイヤーでもないので何だか難しいですね。「撮影モデル」と紹介している文章も読んだことがあります。
この写真集ではヌードも披露していますが、芸術性とやらに凝り固まった独りよがりなものではなく、素直に綺麗だなと思えるものになっているのは好感がもてます。
タイトルの「1986年」が具体的に何を指しているのかは不明ですが、ちょっとレトロな雰囲気を醸し出してるということでしょう。
ただ本人はどこかで「素人モデル」と自称していたようですが、実は別名義でAVにも出ていたようなんですよね。
隠しておきたいのか、それとも契約上の問題などで別人設定しなければならないのか。
このあたりは複雑です。

柳いろはビジュアルブック「いろは」
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こちらは柳姉妹のお姉さんの方。
妹よりも大人っぽさ、色っぽさで勝負、というところでしょうか。
温泉に浸かったり、浴衣を肌蹴たり、手ぶらのセミヌードを披露したりと露出度は高めなのですが、そういった写真の割合は決して多くはなく、水着や下着でほぼ全編押し通した妹に比べると全体的には大人しめの印象。
「日本一エッチなお姉さん」というコピーにも違和感覚えましたし、もしそうならばもう少し水着や下着の写真を増やして、ボディラインを強調するというやり方もあったように思います。
姉妹のキャラクターの違いと言ってしまえばそれまでではありますが。
ただこの年代で、しっとりとかほんわかした雰囲気を出せるグラビアアイドルって意外に少ないので(キャピキャピのアイドル系や、セクシー熟女系へ行ってしまうか)、貴重な存在だなあと思います。


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# by odin2099 | 2017-03-21 21:28 | | Trackback | Comments(0)
久々に出たシリーズ6巻め。今度の取材先は大阪です。

e0033570_08525697.jpg2015年11月25~26日、2016年3月3~4日、2016年7月12~13日の3回の旅行をまとめたもので、最後の取材旅行から8カ月ほどで単行本が出たということは、この作者にしては早い方ですかね。
もっとも全部終わってからまとめて描いたわけではなく、旅行から帰る度にその分を少しずつ描いていったということですから、相変わらずと言えば相変わらずですが…。

京都には何度も行ってますが、実は大阪は殆ど未知の領域。ピンポイントで大阪城に何度か行ってるくらいなので興味津々でしたが、今回はネタも面白く楽しめました。
定番の大阪城にはまた行きたくなりましたし、何といっても万博記念公園。
ここは一度は行っておかなけりゃという気になりましたね。
寒い時期は外へ出る気は全くといってよいほど起きないんですが、そろそろ暖かくなってくる頃合いだし、ちょっと旅行の計画、立ててみようかなあ。

【追伸】
紀伊国屋書店ではこの本、コミック売り場にも、エッセイ売り場にも、コミックエッセイの売り場にもなく、ようやくたどり着いたのが旅行ガイドブックのコーナー。
いや、それでいいけどコミックやコミックエッセイの処にも置いておいて欲しいなあ。


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# by odin2099 | 2017-03-20 08:53 | | Trackback | Comments(0)
「ダンガードA」劇場版の第2作。
テレビ版44・45話の再編集ブローアップ版、とDVDの解説にも書いてありますが、どうも話はそう単純ではないようです。
フォロワーさんに教わりましたが、幾つかのカットは明らかに別に描かれたもの。
ということは再編集の過程でリテイクしたか、最初から劇場公開を前提に別のカットを作っていたのか…?
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番組放送から劇場公開までの日数を考えると、同時並行的に劇場版製作が行われていた可能性が強そうですが、色々と謎が多そうですねえ。
なんせこの春興行、当初は「ダンガードA」と、番組が始まったばかりの同じ松本零士原作の「宇宙海賊キャプテンハーロック」とのコラボ映画が検討されていたらしいので。

実際に出来上がったこの作品が、当然のことながらテレビの1エピソード的な地味なものになってしまってるだけに、「ダンガードA」と「ハーロック」の共演作品が実現していたら、久々に<まんがまつり>らしいタイトルになっていただけに残念!
もっともどんなお話になるかはちょっと想像つかないですけどね。
一文字タクマと台羽正が会話したり、佐渡酒蔵とドクターゼロが対面したりしたら面白いんだけど…
これは松本センセが反対したのかな?

まあこれは直接関係ないですが、アメリカに「キャプテンハーロック」のテレビシリーズを輸出する際には、「新竹取物語1000年女王」と一緒の作品として再編集されたらしいですが、これまたどんな作品になってるか想像できないですねえ。
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<過去記事>


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# by odin2099 | 2017-03-19 19:01 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
1933年版に続いて、1976年版も見直しました。
自分が最初に見たコングはオリジナル版ではなく、こっち。
だから思い入れは結構強いものがあります。
初めて見た本格的な洋画でしたしね。

あ、コングとのファーストコンタクトはこの作品じゃなかった。
♪おおきな山をひとまたぎ~ のアニメ版だったっけ、厳密には。

この作品のヒロインは「新人」とクレジットされるジェシカ・ラング。
最初の登場シーンは漂流中の救命ボートの中で気を失ってる状態ですが、着ているドレスがびしょ濡れで胸元にはくっきりと…というセクシーなもの。
それ以降もカーテン越しではありますがシャワーシーンがあったり、やはりノーブラの衣装から浮かび上がっていたり、コングに指で突っつきまわされた挙句に今度は完全に露出させられたりと、文字通り身体を張っての熱演が光ります。
オリジナル版のヒロイン、フェイ・レイと違ってお色気ムンムンというタイプではなく、むしろ清楚なイメージなのですが、そのギャップが何とも…。

e0033570_08552580.jpgそもそも男ばっかりの船に途中から乗船したワケですから、女性ものの服なんてありゃしない。そこで男モノのシャツやらズボンやらを加工して身にまとってるというシチュエーションからしてエロティック。
コングならずとも、これはメロメロになりますねえ。

で、本作のコングは美女に恋した挙句、牙を抜かれて愛に殉じる騎士のごとく。
クライマックスはエンパイアステートビルじゃなくて世界貿易センタービルが舞台ですが、ここでのコングはロクに抵抗せず、ひたすら彼女を守るだけです。
なのでその最後に涙するというか、かえってあざとすぎて醒めちゃうというか。
不評な理由はそこら辺にもありそうですね。

でもその一方で、ヒロインと間違えて掴んだ女性をポイっと投げ捨てたり(オリジナル版にもあります)、コング大暴れのある意味で元凶と言える石油会社のウィルソンを容赦なく踏みつぶしたりと、所々ではダーティぶりを発揮してるのがなんとなく首尾一貫してないように感じられるのは、知らず知らずコングに肩入れして見ているからでしょうか。

そういやヒーロー格のジェフ・ブリッジスとジェシカ・ラングはそのラストシーン、お互いに駆け寄ろうとするものの野次馬に阻まれて最後まで会えず仕舞いというのが、ハッピーエンドを否定していて意味深です。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2315686/


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# by odin2099 | 2017-03-18 08:56 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
一年通してのレギュラーという形ではないものの、新作テレビシリーズが継続して放送できるようになり、劇場公開版も毎年のように公開できるようになり、着実に復活しつつある円谷プロダクション&ウルトラシリーズ。
その最新作公開ということで劇場に馳せ参じました。
テレビシリーズの「ウルトラマンオーブ」は全然見ていなかったけど、多分、大丈夫…でしょう。。。

e0033570_20314246.jpgいきなりオーブと怪獣との戦いから始まり、そのピンチに颯爽と駆けつけるウルトラマンゼロ!
川井さんの作曲した「ウルトラマンゼロのテーマ」は、聴くほどに格好良さが増してくる感じ。
実は最初に聴いた時はパンチに欠けるかなあ、なんて思っていたんですけどね。
そのゼロの口からさり気なく?ギンガとビクトリーが行方不明なんていう重大情報がサラっと。何かが始まる予感です。

SSPの元へ届けられるエクスデバイザー。大空大地とのユナイトが解除されてしまったウルトラマンXが助力を求めてきたのだ。
それを狙って出現する宇宙人たち。だがその危機を救ったのは風来坊のクレナイ・ガイ。
ウクレレ弾きながら登場するガイさんには「キカイダーかよ!」とツッコミをいれつつも、素面のアクションには惚れ惚れ。結構動ける人なんだね、石黒英雄。

この後は敵か味方か?のジャグラーさんが笑いを取ったり、宇宙人役の山ちゃんがハイテンションで場を浚ったりしてるうちに、なんだかんだでギンガもビクトリーも復活。
3人のウルトラマンの力を「おかりします!」でトドメかと思いきや、このオーブトリニティーとやらが意外に強くありません。
そこに「お困りのようですね」と唐突に出てくるのが元祖風来坊のモロボシ・ダン!
デュワッ!とウルトラアイを着眼、セブン登場!

「セブン?」「セブン?」…とXやらギンガやらが口々に言うと、そのまんま♪セブン セブン セブン と主題歌のメロディーになるのは笑わせてもらいました。
そしてまあこのセブンが強い強い。
「さすが生涯現役!」なんて山ちゃん、じゃないや宇宙人がはしゃぎますけど、誕生50周年記念ですね、この活躍ぶり。
森次さんの台詞回しが少々怪しくなってきたのが寂しいですが、まだまだセブンには頑張って欲しいもんです。

限られた時間の中で怪獣・宇宙人を沢山出し、複数のウルトラマンの活躍を描き、ピンチからのパワーアップ、と展開にはお約束事が多いので忙しないですが、最後はもちろんハッピーエンド。
そういやゼロって序盤だけの登場かよと思っていると、最後の最後にやってきて「新しい戦いが始まるから、オーブの力、おかりします!」と言ってエンド。
この続きはテレビのミニシリーズで、ってことなのかな。

【ひとこと】
子供向け映画だからこそ、脇や悪役にはしっかり芝居の出来る人を置いて欲しいもんだね。


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# by odin2099 | 2017-03-17 20:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
最近は「応仁の乱」がブームなんだそうですが、そんなこととは露知らずに買った本を読み終わりました。
いま話題になっている新書とは別の新書です。
今年は「応仁の乱」勃発550周年の節目にあたるそうで、それで関連本も色々出ているようですが、恥ずかしながら全貌については良く知りませんでした。

e0033570_20481062.jpg「応仁の乱」というのは将軍家の継嗣争いや、斯波家や畠山家といった有力守護大名家の家督争い、細川家と山名家という室町幕府内の名門同士の権力闘争、それに守護大名同士の争いなどいくつもの要因が重なって起ったもの。
ということは同族内での対立が多いために、似たような名前の人物が東軍と西軍に分かれて争い、これが東軍から西軍に鞍替えしたりと、敵味方の色分けがなかなか難しいようです。
おまけに関東地方ではそれとは別の権力争い「享徳の乱」が発生していたりで、もうムチャクチャ。

この本では時系列にポイント、ポイントを絞って解説してくれているので、初めて「応仁の乱」がわかった気になりました。
またこの時期に台頭してきた大名の存在が、続く戦国時代や織豊時代では主役に躍り出ることを考えると、じっくりと向き合うべきですね。
この本を読んでもまだまだ敵味方を混同している有様ですが、興味深い人物やエピソードには事欠かないようですし、それを知らないのは勿体ないなあと思うようになりました。


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# by odin2099 | 2017-03-16 20:49 | | Trackback | Comments(0)
第二次怪獣ブームは変身ブームとも呼ばれていますが、その渦中に作られたこの13作目の「ゴジラ」にもその影響が色濃く表れています。
それがジェットジャガー!

しかしこのジェットジャガーはヒーローとして中途半端。
ロボットなのに巨大化するし、最初は悪者に操られ、途中で自我に目覚め、ってキカイダーみたいなシチュエーションも。

e0033570_20452720.jpgこの映画が公開されてから約2週間後には、テレビシリーズ「流星人間ゾーン」が始まります。
ガロガバラン星人に襲われ地球へと逃れた平和な星ピースランド星人の一家が、地球をも侵略のターゲットにしたガロガから地球を守るために立ち上がるというストーリーで、ゴジラやキングギドラ、ガイガンら映画で活躍する東宝怪獣のゲストが売りでしたが、どうせならそのパイロット的な作品でも良かったんじゃないのかなあと常々思っておるのです。

テレビの第1話の拡大版、あるいはその前史的なお話や、テレビに先行して前後編エピソードを再編集して公開するとか、新ヒーローのゾーンファイターを売り込むと同時に、従来の「ゴジラ」映画に新風を吹き込むことが出来たんじゃなかたのかなと妄想するのですが、これは今日的な発想ですかね。

いやあ、出来上がったこの「ゴジラ対メガロ」があまりにも詰まらなくて……。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/10457670/


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# by odin2099 | 2017-03-16 20:47 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
劇場版<マジンガー>シリーズを一通り見終りましたので、引き続き「惑星ロボ ダンガードA」劇場版へ突入します。
テレビシリーズ自体も「UFOロボ グレンダイザー」の後番組なので、原作者は永井豪から松本零士にバトンタッチしていますが、スタッフやキャストは一連の作品群の流れを汲んでいますので、さほど違和感覚えずに続けて見ていたという人も多いでしょう。
製作の裏側の情報が詳細に伝わる現在と違い、当時の小学生には原作者が違うとか、脚本や演出、キャラクターのデザインが誰だとか、そんなものは気にならなかった、気にしていなかったと思われますので、この作品も広義には<マジンガー>シリーズの一本といっても良いのかもしれませんね。
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でも同じような期待感を抱いて映画館へ足を運んだ子どもがいたとしたら、この映画にはちょっとガッカリしたかもしれませんね。
他作品のヒーローと共演するでもなく、大したイベント要素もないし。
あ、ジャスダム発進はテレビに先駆けての目玉だったか。

でも「対昆虫ロボット軍団」と謳ってる割に、相手は昆虫型の宇宙人ですが、ロボットは昆虫型ではないし「軍団」でもありませんので看板に偽りあり。
それに一文字タクマが拳法の達人みたいに描かれてるシーンがありますが、はて、タクマってそんなキャラクターでしたっけ?

ということで(?)、この映画の楽しみは流用BGMの出典探しにあります。
おそらく半数以上が他作品からの流用曲で、「ゲッターロボ」、「宇宙円盤大戦争」「グレンダイザー」、「大空魔竜ガイキング」と多岐に亘っています。
全て「ダンガードA」同様に菊池俊輔サウンドですし、流石に「ゲッターロボ」、「ゲッターロボG」、「ガイキング」にも主演していただけのことはあって、これが神谷明の絶叫に合うんですなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22788067/


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# by odin2099 | 2017-03-16 20:43 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21212720.jpg命の女神テ・フィティの<心>には偉大な力が宿っていたが、半神マウイによって奪われ、暗黒の闇が生まれた。だが闇がすべてを覆い尽くす前にテ・フィティに<心>を返せば、世界を救うことが出来る。
豊かな自然に包まれた島モトゥヌイ、その村長の娘であるモアナは幼い頃から、語り部である祖母からその伝説を聞かされて育った。
ある時、島に異変が起きた。作物が病にかかり魚たちが姿を消したのだ。
モアナは、自分が海の不思議な力に選ばれた存在であることを知り、掟を破ってサンゴ礁を越え、マウイを探し出してテ・フィティに<心>を返す旅に出るのだった。

CGもここまで来たかと感心させられる美しい水の描写に、「How Far I'll Go」に代表される素晴らしい音楽の数々。
思わずモアナと一緒に海へ飛び込みたいと感じさせてくれるゴキゲンなアニメーション映画で、春休みじゃなく夏休み興行だったらどれほど良かったのに。

「海に選ばれた少女の物語」というとファンタジー寄りのイメージを持つ人もいるだろうが、この映画は良い意味でそのイメージを裏切ってくれる。
徹頭徹尾、冒険活劇である。
ひと昔、いやふた昔前だったら、主人公は少年だったかもしれない。
モアナが女の子として魅力がないということではないけれど、主人公が少女である必然性は殆どない。

e0033570_21213914.jpg棒のマウイも決してヒーローじゃないし、モアナとの関係も対等のパートナーといった感じのバディ・ムービー。
なので彼女はディズニー・プリンセスの新たな系譜ではないし、もし「アナと雪の女王」のような作品を期待してたとしたらガッカリするのかも。
ディズニー映画で探すなら、同じ海が舞台だからではないが「パイレーツ・オブ・カリビアン」の方が近いかな。

あるいは「未来少年コナン」や「天空の城ラピュタ」が大好きだという男の子がいたら、凄く気に入るんじゃないかと思う。
ジブリ映画からの影響が顕著なのは昨今のディズニー映画には珍しくないことだが、コナンとラナ、そしてジムシーを足して、それを2で割るとモアナとマウイになりそうな気もするし。

なので、題名やポスターから受けるイメージはとりあえず忘れて、冒険の旅へ乗り出して欲しい。


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# by odin2099 | 2017-03-15 21:23 |  映画感想<マ行> | Trackback(5) | Comments(0)
毎度毎度書いておりますが、これは原幹恵主演のアクション映画です。

福士蒼汰も吉沢亮もかなり難易度の高いアクションさせられてますし、仮面ライダー部のみんなも容赦なく動かされてますが(だいたい歌星賢吾って激しい運動しちゃいけないんじゃなかったっけ?)、なんだかんだで目立ってるのは原幹恵。
今年公開される「破裏拳ポリマー」にも「スペース・スクワッド/ギャバンVSデカレンジャー」にも彼女を起用してますが、どんだけ好きなんだ、監督?

e0033570_00055609.jpgまた悪役ポジションながら準ヒロイン格には木下あゆ美を、またテレビシリーズからは長澤奈央がゲスト参加と監督のミューズ二人を恥ずかしげもなく惜しげもなく起用するなど私物化も甚だしいものがありますね。

いいぞ、もっとやれ!

それにしても改めて思うのが、ふみカス、良い芝居するよなあ、ということ。
ホント、勿体ない。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22445868/


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# by odin2099 | 2017-03-15 00:08 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
何気に<坂本浩一祭り>が始まっている?!
今度は「ウルトラマンギンガS」です。

まあ<ウルトラマン><仮面ライダー><スーパー戦隊>を全部撮ってる監督なんてこの人しかいないもんなあ。
これでもし<ゴジラ>や<ガメラ>を手掛けるようなことがあれば…グランドスラム!

e0033570_00005838.jpgこの作品も監督の趣味が全開!
レギュラーの滝裕可里小池里奈最上もがは言うに及ばず、ゲストの小宮有紗も容赦なく動かされます。
それも「動きやすさ重視」という言い訳が効く衣装だったり、格好良く見える…だけじゃないアングルを多用し、好き勝手やりたい放題というのがお見事。
さぞかし現場は愉しいんだろうなあ。

忘れちゃならないウルトラマンたちも大活躍。
ダイナ、ガイア、ゼロ以外はオリジナルキャストじゃないのが残念だけど、各ウルトラマンの代表的な戦闘BGMをメドレーで聴かせてくれるクライマックスバトルは思わず大興奮。
このあたり、ファンのツボをよく心得ていらっしゃる。

波長や趣味趣向が合わない人にとっては退屈の極みなのかもしれないけれど、きっちりと結果を出してくれる職人監督なのは間違いないな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23501136/


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# by odin2099 | 2017-03-15 00:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23583658.jpg夏に<仮面ライダー>と<スーパー戦隊>映画の二本立てを公開するのは完全に定着した感があるけれど、<ライダー>が60分前後の尺があるのに対し、<戦隊>は30分前後でほぼテレビの1エピソード分。
なので<戦隊>映画は<ライダー>映画の前座扱いで些か物足りないのも恒例になってしまっているけれど、そんな中で何本か気を吐いている<戦隊>映画の筆頭がこれかもしれない。

とにかく坂本浩一監督の持ち味全開!

キョウリュウジャーの面々が素面でかなり激しいアクションをやらされてるのは当然のこと、ゲストにも佃井皆美桃瀬美咲という動ける美女を配し、更に中村静香という監督好みのヒロインも登場させるという贅沢ぶり。
しかも単にアクションばかりじゃなく「歌」がキーとなっていて、出演者が歌う、踊る。
あ、もともとキョウリュウジャーって、サンバを踊りながら変身するんだけどね。

色々と元気を貰えそうで、やっぱり「キョウリュウジャー」、楽しい!

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22295173/


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# by odin2099 | 2017-03-15 00:06 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
人気ゲームソフトをマイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、ブレンダン・グリーソン、シャーロット・ランプリングらで映画化。監督はジャスティン・カーゼル。

e0033570_20364073.jpg「エデンの果実」を手に入れ人類を支配しようとするテンプル騎士団と、それを守護するアサシン教団は長年争いを続けていた。
死刑囚カラムの祖先は、歴史上最後に「果実」を目撃したとされるアサシン教団の伝説的なアサシンだった。
遺伝子操作により強制的にDNAの中にある祖先の記憶を呼び覚まされたカラムは、「果実」を巡る陰謀に巻き込まれてゆく。

DNAを介して過去(ルネサンス期のスペイン)と現在を行き来するアクション映画、という発想は面白いと思うのだが、誰が敵で誰が味方なのか、そして物語のゴール(「果実」は一体何で、それで何をしようとしているのか)が最後まで見えず、フラストレーションのたまる作品に。
続編作る気満々のラストだったが、はたしてシリーズ化はなるか?
でないと、何も解決しないままで終わってしまうのだが…。

3D吹替版で見たが、3Dの効果は殆ど感じられず。
ただ斎藤工の吹替は合格点。
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# by odin2099 | 2017-03-14 20:37 |  映画感想<ア行> | Trackback(8) | Comments(0)
ビデオソフトを入手して以来、一番繰り返し見ている映画はこの作品かもしれません。
なんせ「マジンガーZ」から始まる一連のシリーズ、及びその周辺作品含めて最後のお祭り映画です。
「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」が「仮面ライダー」や「人造人間キカイダー」を含めた石ノ森章太郎作品の集大成になっていたように、この作品も永井豪作品の集大成なだけに思い入れが強いのです。
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まあそれならば、これまた毎度毎度書いてますけど、なんで兜甲児をマジンガーZに乗せなかったのかとか(前作「グレンダイザー対グレートマジンガー」もそうですけど、スタッフは「Z」に対して冷たいですねえ)、せっかく一度は名前の挙がった鋼鉄ジーグやデビルマン、キューティーハニーの出演が叶わなかったのは何故なんだとか、もうちょっと最後の祭りを盛り上げて欲しかったんですけどね。
しかし当時はそういう発想なんてなかったんだろうなあ、というのも想像できるんですが。
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前にも書きましたけど、欠点だらけの作品ではあります。
海難事故の捜査を早乙女博士に依頼するならバチスカーフじゃなく最初からゲッターポセイドンで行けよとか、ドラゴノザウルスの対策を話し合う場に弓教授、早乙女博士、宇門博士を招集しておきながら、宇門博士の提唱でロボット軍団結成という発想に辿り着くのってヘンだろ、どう見ても最初からそのつもりの面子じゃんとか、「ドラゴノザウルスにはミサイルが効果ない」とざんざ語られた後で、性懲りもなく打ち込んで「ミサイルが爆発しない」と驚くレディロボットたちとか、兜甲児の声の人:石丸博也さんが「石丸博世」と誤記されてるとか。
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でもそれらをひっくるめて好きな作品ですね。
菊池俊輔&渡辺宙明音楽の威力!
富山敬、石丸博也、野田圭一、神谷明の絶叫の破壊力!
これぞロボットアニメの醍醐味なんです。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23179734/


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# by odin2099 | 2017-03-14 20:34 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19341605.jpg春の「8人ライダーVS銀河王」の評判が良かったのか、夏の「デンジマン」も長尺となりました。

テレビシリーズからかなりの流用シーンというか名場面ダイジェストを挟んで水増ししているので、実際のところはテレビの1エピソードとさほど変わらない長さじゃないかと思うのですが、何度も見直しているうちに一本の作品としてはそれなりに見応えがあるなあと感じるようになりました。

テレビシリーズではじっくりと触れられていなかったデンジ姫に焦点を当て、宇宙規模の壮大な叙事詩である「デンジマン」のバックボーンを大スクリーンに描き出し、一見すると番外編に思えながらもその実はシリーズときっちりリンクするエピソードになっているので、<まんがまつり>なりのプレミアム感は出ています。

宇宙を駆ける帆船、その帆船に乗り星から星へと旅を続けるデンジ姫。
そのビジュアルイメージはロマンを感じさせますね。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22932112/


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# by odin2099 | 2017-03-14 20:29 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19350942.jpg「仮面ライダーアマゾン」、「仮面ライダーストロンガー」では劇場用新作映画が作られなかったので、これが5本目の「仮面ライダー」映画。
前作「五人ライダー対キングダーク」同様にタイトルに主役ライダーの名前がないが、元々番組タイトルにスカイライダーの名前がないのだから致し方ない。

「仮面ライダー」シリーズが再開し、劇場版の製作も決まり、その予算の規模もアップし、上映時間も増え…と非常におめでたい雰囲気で作られたはずなのだが、どうも映画そのものにパワーがない。

スタッフが通常のテレビ版とは別だったのか、キャラクター描写や演出にテレビとは違った雰囲気が感じられ、テレビに先駆けての8人ライダー勢揃い、パワーアップしたスカイライダーの初披露、再生された怪人軍団、ネオショッカーの新怪人のみならず宇宙からの侵略者まで登場、と面白くなりそうな要素はてんこ盛りで、実際のところかなり期待して映画館へ足を運んだものの、見終ってガッカリ。

e0033570_20321978.jpgネオショッカー基地を目指すスカイライダーが蛇行してるようにしか見えないのは脚本のせいか、演出のせいか。
ヒロインが銀河王にセクハラ受けまくるのは誰の趣味か。
「宇宙鉄人キョーダイン」のダダロボットを彷彿とさせる銀河王配下のロボット兵はちょっと面白いし、銀河王のデザインそのものも如何にもな石ノ森テイストで好きなんだけどなあ。
せめて声だけでも歴代ライダーがオリジナルキャストだったら少しは変わっていただろうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22901259/


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# by odin2099 | 2017-03-13 20:35 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ゴジラ」シリーズ12作目。
テレビに「スペクトルマン」「帰ってきたウルトラマン」「仮面ライダー」が登場し、怪獣やヒーローがようやく復権し始めた時期で、映画界は斜陽だったけれど「ゴジラ」は安定した興行成績を残していたのかな。

e0033570_20274999.jpgタイトルは「ゴジラ対ガイガン」だけれど、実際は「ゴジラ・アンギラス対ガイガン・キングギドラ」、2対2のタッグマッチだ。
唯一の新怪獣ガイガンは鋭角的なデザインで、これまでの東宝怪獣にはちょっとないライン。刃物や飛び道具を実装しているけれど、大映怪獣ともまた一味違った味がある。
サイボーグ怪獣との設定だが、モノアイもメカっぽさを醸し出している。

で、このガイガンが結構暴れてくれる。
ここのところ派手なぶっ壊しとは無縁だった「ゴジラ」シリーズだけに、頑張ってるなあという感じは伝わってくる。
相棒のキングギドラはそれ以上の大破壊シーンを見せてくれるが、残念ながらこれは全て過去作からの流用。予算縮小だから仕方ないけど、子どもをなめるなよ!とも言いたくなる。年に一回か二回のゴジラを楽しみにしてくる子どもに対して、使いまわしの映像ばっかりというのはねえ。

子ども、といえばこの映画、やたら煙草を吸うシーンが多い。ヒロイン格のひし美ゆり子も劇中で吸ってるし、ゴジラタワーの中と外で合図するのにも使っている。
これは子ども向けとしてはどうなんだろう? 今ならちょっと作れないシーンかも。

またM宇宙ハンター星雲人が巨大なゴキブリっていうのも身近な恐怖を与えるけれど、SF映画のオチとしては少々安易な気もするなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9578847/


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# by odin2099 | 2017-03-13 20:34 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19341605.jpgテレビの放送終了から約3カ月経って公開された劇場用新作映画。
「ジャッカー電撃隊」と前番組「秘密戦隊ゴレンジャー」の共闘を描いた、<まんがまつり>ならではの娯楽編。
春休み興行の目玉として企画されたものだが、「ジャッカー電撃隊」の人気や知名度を考えると、ゴレンジャーとの共演があるとはいえ、これだけ間隔をあけて作られたのはちょっと不思議。
またスカイエースなどのセットも健在のようで、撮影時期はいつ頃だったのだろう?

当初は「ジャッカー電撃隊VS大鉄人17」ということで企画が進んでいたのは有名な話で、これがもし実現していたなら今日の<スーパー戦隊>シリーズの歴史は変わっていたのかも?と思うと実現させて欲しかったところだが――等身大の戦隊ヒーローが巨大ロボットの17と絡むとなると、「スパイダーマン」や「バトルフィーバーJ」に先行することになる――、そのサイズの違いが影響して没になったのかもしれない。

ただ実際には「大鉄人17」は「ジャッカー電撃隊」より一カ月以上早く放送を終了しており、最後はブレインと共に爆発してしまっているので、これをどう再登場させるのかは頭を悩ますところだろう。
テレビシリーズの存在を無視するか、最終回以前の時間軸に物語を設定するか、何らかの手段で17を再生させるか難しいところだ。
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残念ながらタイトルから受けるほどのワクワク感はないのだが、「仮面ライダー」から始まった一連の石ノ森章太郎原作のヒーロー番組の掉尾を飾る作品でもあり、劇中では世界各地の悪の組織(クライムの残党)と戦うヒーローとして、ゴレンジャーのみならず仮面ライダーV3、人造人間キカイダー、仮面ライダーアマゾンの消息も語られるのがちょっと感慨深い。
どうせならロボット刑事Kや超神ビビューンらもいればもっとお祭り気分も高まったかもしれないが。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22908021/


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# by odin2099 | 2017-03-13 20:33 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_14582394.jpg予告編で音楽を聴いた瞬間に「この映画、見たい!」となったのだけれども、公開直後のネットの反響を読むと、どうも自分が望んでる方向とは違う映画みたい。
ということで鑑賞予定を立ててはキャンセルするを繰り返したものの、やっぱり気になるのでとうとう映画館へ。

渋滞した高速道路で皆が歌い踊るオープニングから一気に惹きこまれ、うん、見に来てよかった。

冬、女優を目指すミアと、自分の店を持つことを夢みるジャズピアニストのセヴは最悪の出会いをする。
春、偶然に再会した2人は互いの夢を語り合い、意気投合。そして恋に落ちるのだった。
夏、夢をかなえようと努力するミアとセヴだったが、やがて少しずつ2人の間にすれ違いが。
秋、久しぶりに会えた夜、2人は大喧嘩になってしまう。
ミアのため生活のために夢を諦めかけるセヴ。自分の才能のなさに気付き、夢を捨てようとするミア。
だがセヴによってもたらされたオーディションの報に、最後のチャレンジを決意したミア。
そして――。

e0033570_14580862.jpgミュージカル映画という割に歌や踊りのシーンは多くはないのだが、音楽自体が作品に占める比重は大変大きい。
幾つかのメロディがアレンジを伴い繰り返し使われ、時にはミアとセヴの心情を台詞以上に能弁に語る。
という意味では紛れもないミュージカル映画だ。

正直言うとエピローグ部分の展開は「ええ、そうなっちゃうの?!」と呆れるというか淋しい気持ちになったりもしたのだけれども(これが鑑賞前に自分にとってネックになっていた部分)、あり得たかもしれないもう一つの未来も見せられ、2人にとってどちらが本当の意味でのハッピーエンドなのか、色々と考えさせられたので良しとしよう。
2人の笑顔が素敵だった。

最後にライアン・ゴズリングとエマ・ストーンに拍手!


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# by odin2099 | 2017-03-12 15:02 |  映画感想<ラ行> | Trackback(23) | Comments(4)
オープニングはお馴染みの「とべ!グレンダイザー」ではなく、テレビではエンディングに使われてる「宇宙の王者グレンダイザー」。
奇を衒っただけなのか、それともテレビとは別の番外編だよというサインなのかはわかりませんが、オープニングにこのメロディーが流れてくると「宇宙円盤大戦争」を連想しちゃいますね。
あれの主題歌「戦え!宇宙の王者」の替え歌が「宇宙の王者グレンダイザー」ですから。
でも、そこまで考えてるスタッフじゃないよなあ。
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スタッフといえば、この作品の原画を担当してる方々の中に湖川滋(湖川友謙)や友永秀和といったお名前が並んでますが、そんなにアオリのカットはなかったような…(^^;
ただモブシーンや、時折見られる甲児くんの表情が、なんだか「ルパン三世」や「侍ジャイアンツ」の登場人物っぽく見えるんですよねえ。
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ところでグレートに対して「こっちに来ちゃだめだ」とか戦力外扱いしてるデューク・フリードですけど、多少贔屓目ながらも客観的に?分析すると、ぶっちゃけグレンダイザーよりグレートマジンガーの方が活躍してる気がするんですが。
っつーか、グレート強すぎ。
これは本家のパイロットじゃないものの、経験豊富な甲児くんが操っているからこそ、ですよね?

この後のテレビではベガ星連合軍の攻撃が益々激しくなっていく訳ですが、戦力増強を考えるなら、甲児くんにはダブルスペイザーを任せるんじゃなく、マジンガーZか、さもなきゃ新しいマジンガー作って乗っけた方がよっぽど良かったのに。
それに同じ世界なんだから、鉄也やジュン、さやかも戦線に復帰させるべきだったよなあ。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23030812/
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# by odin2099 | 2017-03-11 00:01 |  映画感想<ヤ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21062098.jpg猛暑で宿題どころではないのび太は、ドラえもんの提案で漂流する巨大氷山へ。そこで10万年前の氷の中に埋まっていた不思議なリングを発見する。
その落とし主を探そうとジャイアン、スネ夫、しずかと一緒に氷山のルートを辿ると、それは南極大陸へと続いており、その氷の下には謎の古代都市が眠っていた。
謎を解くためにタイムベルトを使って10万年前の世界へやってきたドラえもんたちは、そこでヒョーガヒョーガ星からやってきたというカーラという一人の女の子と出会う。ここは彼女の先祖たちが築いた都市で、彼女とヒャッコイ博士は、故郷の星を氷漬けにした石像ブリザーガを封印するリングを探し求め、ようやくそれを手に入れたものの落としてしまったのだという。
だが遺跡を守っている石像たちに襲われ、更にブリザーガが復活!
はたしてドラえもんたちは地球を氷漬けにされる前に、ブリザーガを封印することが出来るのか?

氷山はどうやって誕生したのか?というウンチク話に、南極大陸の氷の下に眠る超古代文明、はたしてこれは伝説のアトランティスなのか?というロマン溢れる展開、それにドラえもんと偽ドラえもん、ちゃんと本物を見分けることが出来るのか?とのび太とドラえもんとの絆の深さが試される局面があったりと、雄大かつ壮大な音楽に彩られ最初から最後までワクワク。
長篇映画37作目、実に久しぶりに劇場のスクリーンで見る「ドラえもん」だったが、十二分に楽しめた。
過去の世界に取り残されてしまったドラえもんを救うべく、計画を立てリーダーシップを取るのび太の姿が逞しい。

ヒョーガヒョーガ星人が連れて来た動物がパオパオで、ヒャッコイ博士の着るスーツがジャングル黒べえソックリなのはファンサービス?
ただブリザーガの描写が、どことなく「もののけ姫」に出て来たシシ神(ディダラボッチ)っぽいのは気になった。


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# by odin2099 | 2017-03-10 21:37 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(2)
「これは事実に基づくフィクションであり
登場人物の多くは架空である。
劇中における行動や発言は創作であり
実在の人物はいかなる責任も負わない。」

e0033570_21000637.jpg情報が上がって来ず、右往左往する官邸。
専門的知識を持ち合わせていなかったり、危機感の欠如した原子力委員会の面々。
唯一現場とのパイプを持ちながら、それを開示しない電力会社。
決死隊を作り、太陽に蓋をした現場作業員。
何も知らされず、ただ不安な日々を過ごすだけの一般市民。

リアルに描こうとすればするほど、滑稽さが際立って行く。
これはもう、良質なブラックコメディだと思うしかないだろう。

ジャーナリストを主人公にしているが、政府の対応に徹底的に批判的な態度を取るでもなく、また逆に同情的になっているわけでもなく、かといって客観的視点を持ち合わせているのでもないという、狂言回しにもなりきれない立場なのは気になるが(結局彼は何もしない。ただ有象無象の情報に流されているだけだ)、それがかえって当時の混迷ぶりを象徴しているようでもある。

当時の政府に対して擁護する姿勢が目立つという批判の声もあるようだが、その対応の仕方を批判するだけではただの糾弾映画になってしまう。

3・11には是非見て、語り合うべき映画だ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24583047/
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# by odin2099 | 2017-03-09 21:00 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_20423954.jpg映画としてのお色直しということで、新アレンジの主題歌を歌っているのは ささきいさお。
同時期に放送開始されたTVシリーズ「ザ・ウルトラマン」の主題歌も歌っているし、20年後には「ウルトラセブン」の主題歌もカバーしているというのは案外知られていないようで。
この新録主題歌はあまり評判良くなかったみたいですけど、僕はあんまり抵抗なかったですね。
むしろオリジナル版主題歌の方が古臭く感じられて、こっちの方が良いんじゃないの?なんて思ったり…。
今でも嫌いじゃないですが、この映画以外で聴く機会がないのが残念。
「ディスコ・ウルトラマン」なんかよりよっぽど時代にも作品にもマッチしていたんではないか
――なんてことをつらつらと書き連ねていると、バカにされそうなのでここまでにします。

前回の記事では「ジャミラは元からあんな顔だったのか?」とか、「ハヤタはスプーン置いて駆け出して行ってるのに、手に持っていたスプーンはどこから?」とか書いたんですが、こういうのは一応「愛あるツッコミ」ということで宜しいですかね。

こういうの、挙げだすとキリがないです。
「人間らしい心はもう無くしちまったのかよ!」と叫ぶイデに、一瞬歩みを止めるジャミラ、という感動的なシーンに、「はて、ジャミラは日本語が理解できたのかしらん?」とのツッコミは無用ですね。

シーボーズを宇宙に返すため、ロケットをウルトラマンの姿に似せるという必然性はどこに?
似ても似つかない上に、結局はウルトラマンがロケットまで誘導するんだから短時間でロケットの修理と改造をしたスタッフの苦労が報われてるとはとても思えません。

科特隊にはシフトという概念がないブラックな職場みたいですし、慌てて制服を後ろ前に着るキャップ、それって普通に着るより難しいですよ、きっと。

サングラスを外した地底人、目が退化したって解釈なんでしょうけど目隠し貼り付けてるのはいただけないなあ、とか、そんなことを思いつつも、やっぱり「ウルトラマン」って偉大な、エポックメイキングな作品なんだなあということを再発見した今回の観賞でした。
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# by odin2099 | 2017-03-08 20:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
劇場限定の先行発売版Blu-rayを買っちゃうので、いつもはもうこれでいいや、と思っちゃうんですが、今回は何となく使命感に駆られ?2度目の乗艦。
といっても知人の中には試写だけで4~5回、公開初日だけで5~6回、公開開始二日間で二桁鑑賞、以後も連日映画館通いを続け…という人が幾人かいますので、2度や3度の観賞じゃ自慢にもなりません。
それでも映画ファンでもヤマトファンでもない人に「2度見たよ」と言ったならば、引かれることは間違いないでしょうね。

さて、そろそろ小出しにネタバレしても良いかな。
というか、ネタバレ解禁の基準って難しいですよね。
試写会みたいなごく限られた人しか見られない機会であれば、これは自粛すべきだなあと思います。
しかし例え先行上映とはいえ、一般の人が自由意思で見られる状態で公開されたなら、もうオープンなんじゃないのかなあと考えています。

e0033570_00502926.jpgたまたま初日には行けなくて2日目に行くからカンベン、という人もいるでしょうし、2週目に行くから最初の1週間は待って、という人もいるでしょうが、そうなると上映が終了するまで待てとか、ソフト化するまで駄目とか、ドンドン後へずれて行ってしまいます。
都合が付いて、見たいという人が全て身に行ける段階、つまり一般公開されたら、あとは見る見ない、いつ見るかはその人の自由。
ネタバレが嫌ならば、見た人にネタバレしないのがマナーだと頼むのではなく、自ら情報をシャットアウトするのがマナーなんではないかなあ、と思うのですが、如何でしょう?

まあ今回も小出しに留めておきますが、古代と再会した雪、有名な
「あと三日ね」
の台詞がありませんでしたが、今回は挙式を間近に控えて、という設定ではないのかな。
それとも3話以降、古代が旅立ちを決意する件で出てくるんでしょうか。
しかし、古代が雪を地球に残そうとしたり、雪が黙って密航したり、というのは今度の二人にはあまりそぐわないシチュエーションかなとも思うのですが、そこら辺は原典を忠実にトレースするのかねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25445720/


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# by odin2099 | 2017-03-07 00:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
久しぶりのキングコング映画の公開が近付いていますので、オリジナル版をば再見。
初代「ゴジラ」は古すぎて…なんて思うんですが、この初代「キング・コング」はOKなんですよね。

今から84年も前の作品なので技術的には稚拙な筈なんですが、そこは職人技というんでしょうかねえ。
例えば人形のコングがミニチュアの丸太をグルグル回す、その丸太に掴まってる人が落とされまいと必死でしがみ付く、なんていうショットが巧みな合成やカットバックを使うことで凄く自然に見えるんです。

e0033570_23334895.jpgこれ、今だとCGを多用し、一見すると実景なんだかアニメなんだかわからないリアルな絵を見せてくれると思うのですが、それだけだとシーン全体のリアルさには繋がらないでしょう。
コングのクローズアップのショットでの表情の豊かさ、たかだか数十センチの大きさの人形のものとは思えません。

そしてコングにあってゴジラにないもの。
それは女性の色気。

ゴジラの河内桃子は清楚な美女で、宝田明、平田昭彦の二人から想いを寄せられるという、本人には自覚のないファムファタールですが、ゴジラとの直接的な接点は少なく、基本的には銃後にあって守られるだけの存在です。
対してコングのフェイ・レイはコングに追いかけられ、掴まり、性的暴行(!)まで受ける始末。
あからさまなセクシーさはないですが、スマートというよりは野性味溢れるブルース・キャボットと愛をかわし、文字通りの野獣コングに執着させるというフェロモンの持ち主。
この二人のヒロインの描かれ方の違いが、作品に大きな差異を与えています。

そしてコングに備わる暴力性。
ゴジラは放射能火炎を吐き東京を死の街へと変えますが、人間を直接襲う描写は殆どありません。人々の死も地震発生後の津波や火災によるもののような二次災害と見ることが出来ます。
ところがコングは原住民を食い殺し、あるいは踏みつぶしと「災厄」そのものと捉えられています。
二大怪獣は同列に語るにはちょっと無理がある存在なんですね。

その後の二本のリメイク作品ではコングの凶暴さは抑えられ、その代わりにヒーロー性が付加されているように感じられましたが、今度の新しいコングは如何なる存在として現れるのでしょうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2355885/


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# by odin2099 | 2017-03-06 23:34 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_15434444.jpg一昨年の秋から昨年の春にかけて3回に亘って開催された卆寿記念コンサート。
もうこれで終わりかと思っていたら、今回スペシャルコンサートが開催決定ということで、発売初日にチケットを入手し、また渋谷の大和田さくらホールまで出かけてきました。
当日券も若干出ていたようですが、ホールはほぼ満席だったと思います。
それにしても相変わらず年齢層の高いコンサート。自分も平均年齢の向上に貢献してきました。

まず指揮者が山崎滋氏から諸事情により徳永洋明氏に交代とのアナウンスが流れビックリ。
プログラムにはその辺りの経緯が多少触れられていますが、色々とアクシデントはあるものですね。
構成・ナビゲーターは貴日ワタリ、司会はフルート兼任の向井理絵(以前よりTwitterをフォローして頂いております、ありがとうございます)。

オープニングは「人造人間キカイダー」から「三郎のテーマ」。
オリジナルは口笛ですが、それをエリック・ミヤシロのトランペットソロで。
他にも今回の「渡辺宙明スペシャルブラス」のメンバーにはトロンボーンの中川英二郎、キーボードの篠田元一等々、国内外を問わず活躍するメンバーが揃っています。
続いてキカイダーというより変身前のジローのアクションテーマとしての印象が強いかな?というM-2を。

e0033570_15440719.jpg次のブロックは「秘密戦隊ゴレンジャー」組曲
「ゴレンジャー」って初期の頃だけしか見ていないので、楽曲はあまり印象に残ってなかったりするんですよねえ。挿入歌のアレンジ曲ならわかるんですが。
でも改めて聴くと格好良い曲が多いです。

続いてお待ちかねのマジンガーZ組曲「魔神抄」
前回のコンサートではアレンジを施された演奏でしたが、今回はオリジナルスコアとのこと。
主題歌に始まり、第1話のドクターヘル登場シーンからZの始動、兜十蔵博士の死、機械獣の進撃、Zのテーマ、激戦…と正に映像が脳裏に甦る大迫力!
今回もライブ録音が行われているので後でCDが発売されるでしょうが、この音が直接耳にビンビンに飛び込んでくる感覚は再現出来ませんね。会場にいた者だけの特権です。

第二部は「マジンガーZ対暗黒大将軍」組曲でスタート。
第一部の興奮冷めやらず、というところですが、単独で一ブロック貰えるのは嬉しい限りです。
メインタイトルから始まりストーリーの順を追っての構成。「わが友マジンガーZ」には思わず熱いものが…。
クライマックスの「おれはグレートマジンガー」、そしてラストの「空飛ぶマジンガーZ」。
この映画はやはり名作です。

次のコーナーは「戦隊アラカルト」
宙明先生が自らお気に入りを選んだということで、選ばれたのは「スペードエース若き獅子」、「青春のテーマ」(ひとりぼっちの青春)、いちひさし(武市昌久)編曲の「ファイト!サンバルカンロボ」、久石譲編曲の「フラッシュ!ゴーグルV」、そして「バトルフィーバーJ」。
様々な宙明サウンドが楽しめました。

そして「ファンの皆様のアンケート集計より」ということで、リクエスト上位曲のお披露目。
「勝利だ!アクマイザー3」、「斗え!超神ビビューン」、「ゴーゴーキカイダー」の3曲が選ばれてましたが、うーん、そうだったかあ。
確か自分は「マグネロボ ガ・キーン」と「戦え!イクサー1」と「破邪大星ダンガイオー」をリクエストしたんだったかな?それとも「巨獣特捜ジャスピオン」と「時空戦士スピルバン」と「野球狂の詩」だったかしらん(^^;

最後は恒例の、宙明先生の指揮でみんなで歌いましょうのコーナー。
今回はバンバラバンバンバンの「秘密戦隊ゴレンジャー」「マジンガーZ」
いつもは歌詞カードが挟んであるんですが、今回はなし!
いや、それでも皆さん、大きな声で歌えます!

その後も恒例になっているフォトセッションコーナーで終わり。
…と思いきや、指揮者の徳永さんが「写真撮影で終われない」と急遽!もう一回「マジンガーZ」を大合唱!
あっという間の2時間。大盛り上がりでした。

ブラスということで演奏は常時20名弱、最大でも20数名という編成でしたが、オーケストラ演奏に負けないぶ厚い音量にただただ圧倒されました。
それにやはりオリジナルスコアは良いですねえ。
客席には永井豪先生もいらっしゃってましたが、最後には舞台の上に。
それでもコメントを求められても固辞されていたのは、あくまで観客としての来場だったから?
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挨拶では宙明先生からコンサートの続行宣言も飛び出しましたが、「次に聴きたい曲」なんていうアンケートも実施したくらいですから、今後も年に二回か三回くらいのペースで開催して頂きたいもの。
「伊福部昭百年紀」もVol.3で終了とのアナウンスがありましたがVol.4が実現し、来月には待望のVol.5も。
これからもどんどん楽しませてください。
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# by odin2099 | 2017-03-05 15:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
カルト的人気を誇る「ゴジラ」シリーズの11作目。
ですが、前にも書きましたけど、この映画はどこが面白いのかわからない~。
サイケデリックな映像は斬新かもしれませんけど、ぶっちゃけお話が面白くないんですな。

e0033570_00021383.jpg主人公は冴えないオジサンで、途中からは寝たきり…ではないですが、活動に制限がかかっちゃうし、一見主人公っぽい柴俊夫は無軌道な若者の象徴? 
本筋には絡まないままだし、最後はあれ、死んじゃったの?
そのガールフレンドだかはこの映画の主題歌を歌ってる歌手ですが、これも紅一点の割に魅力薄。

理科の実験レベルにしか見えない研究と、その割にやたら理屈っぽい説明台詞(さっぱりチンプンカンプン)、人の息遣いの感じられない都市部でのゴジラとヘドラの戦い。ギャグにしか見えない自衛隊のやりとり…と挙げだすとキリがないですなあ。
出演者に東宝特撮のお馴染みさんが全然いないのも盛り上がらない要因です。
真鍋理一郎の音楽も、なんだか気の抜けた、しまらないファニーなものですし。

僕らの世代だとこの作品が劇場での「ゴジラ」初体験という人が少なくないと思うんですが、当時のみんなは愉しめたのかなあ。
同時上映だった、グドンとツインテールが出てくる前後編を一本にまとめた劇場版「帰ってきたウルトラマン」の方が、遥かに怪獣映画らしくて面白いと思うんですが。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9446028/


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# by odin2099 | 2017-03-05 00:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
最初の「仮面の忍者赤影」は別として、変身ブームの真っ最中に作られた立体映画が、「仮面ライダー」ではなく「人造人間キカイダー」に「イナズマン」だったのは何故だろう?
スケジュールに余裕があったのか、それとも知名度や人気の面でライダーに劣るヒーローの救済作戦、というと大げさだが、広くアピールする場に相応しいという判断なんだろうか。
それでもライダーと戦隊しかない今よりは恵まれた環境だったなあ。
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劇場映画のお約束として、この作品にも再生怪人軍団が登場。
しかしキカイダー映画もそうだったけど、イナズマンも無双。
「ライダーは助け合いでしょ?」だけど、キカイダーもイナズマンも味方となるヒーローいないから、一人で頑張るしかない。

e0033570_06272452.jpgとなると必然的に強く見えるワケで、これはヒーロー物の難しいところですな。
この「強いヒーロー」がどうしても歯が立たず、そこに助っ人参上なら盛り上がるけれど、最初から手分けして対処してると、個々のヒーローの強さが引き立たないからねえ。

しかし伴大介(伴直哉)VS安藤三男、そしてBGMが渡辺宙明!
――という組み合わせは良いですなあ。
「宇宙刑事ギャバン」のクライマックスを彩った、あの泣かせの名曲(ヴァージョン違いだけど)も聴けるし。

【めもめも】
マフラーが黄色じゃなく橙のイナズマン、唐突に出てくるゼーバー。
「メガネをかけろ」「はずせ」の指示は、「キカイダー」ではナレーターだったけど、この作品では渡五郎本人。
しかし「応援してくれ」じゃなく「応援しよう」と客観的なのはなんで?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23296240/
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# by odin2099 | 2017-03-04 07:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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