IE9ピン留め

【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」  (森鴎外『舞姫』)                          HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『仮面ライダーW』のVシネマ第2弾は、劇場版『仮面ライダーダブル FOREVER/A to Z 運命のガイアメモリ』に登場した悪の仮面ライダー、エターナルこと大道克己(演・松岡充)を主役に据えた異色編。
須藤元気、八代みなせ、出合正幸、中村浩二ら<NEVER>の面々に、開発者である克己の母マリア役の杉本彩も揃って再登場し、加えてゲストヒロインの超能力少女ミーナは高梨臨、超能力兵士部隊<クオークス>の創始者役は春田純一、超能力兵士役に富田翔と人見早苗、と東映ヒーローファンには馴染みの名前が並びます。

何故かライダーよりも戦隊縁の人が多いですねえ。出合正幸はボウケンシルバーだし、高梨臨はシンケンピンク、富田翔はアバレブルー、JAEの人見早苗はシンケンピンクなどでスーツアクトレスを務めていたし、JAC創設メンバーである春田純一については、今更語ることもありますまい。
翔太郎とフィリップ、それに亜樹子の3人は前作『仮面ライダーアクセル』以上に出番がありません。あ、ちなみにアクセルこと照井竜は全く姿を見せません・・・。

お話は『仮面ライダーダブルFOREVER』の後日談として始まりますが、基本的にはミーナの回想として進みますので、結果的に前日譚です。
映画に出る前の彼らがどこで何をやっていたのか、大道克己は単なる極悪人に過ぎなかったのか、そのあたりを掘り下げるものになっています。

結果、『仮面ライダーダブルFOREVER』の見方がちょっと変わったりもしますが(例えて言えば、旧三部作では悪の権化扱いだったダース・ヴェイダーが、新三部作でのアナキン・スカイウォーカーの姿を通すことで違って見えてくるみたいなもんですね)、ちょっと甘過ぎると言うか、克己を良く描き過ぎかなあという印象が。まあこのあたりはキャラクターへの思い入れの度合いによっても受け止め方は違うでしょうが。

監督とアクション監督は、前作同様坂本浩一。
好き嫌いは分かれるとは思いますが、単純にVシネでここまで、というぐらいに面白い作品を撮ってくれているんじゃないでしょうか。
それにこれは監督の持ち味(?)ですけれど、八代みなせがエロカッコイイ。映画の時よりも一層魅力的になっているように思います。欲を言えば、春田純一にアクション・シーンがなかったのが残念でしたね。まだまだ動ける人だと思いますので、ドーパントにならずに素面でもエターナルと戦って欲しかったなあ。

坂本監督自身は、仮面ライダージョーカーと仮面ライダーなでしこのスピンオフは撮りたい!とコメントしてましたので(九条綾とリリィ白銀が主演のスピンオフも!と言ってましたけど、趣味に走り過ぎ!・・・見たいけどさ)、次回作があれば期待大。
次の映画は『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』と大風呂敷広げてますので、Vシネは違った方向のお祭りをやって欲しいですね。
# by odin2099 | 2012-02-04 04:40 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
『ピンクの豹』『暗闇でドッキリ』に続いて、あのクルーゾー警部が珍騒動をやらかす3本目の作品。

今度の舞台はイギリスはロンドンで、大列車強盗団に頭を悩ますスコットランドヤードは、事件解決のためにフランスからクルーゾーを招聘する。
これ、実は首相の要望で、警察内部にスパイがいる可能性があるために、総監も渋々その指示に従っているのだが、案の定クルーゾーは着任早々大騒動をやらかしてしまう。
一方の強盗団はスイスの大銀行を一気に13行襲う計画を立て、あろうことかその罪をクルーゾーに擦り付けようと画策していた・・・。

オープニングにはお馴染みのアニメーションが使われているが、音楽担当はヘンリー・マンシーニではなくケン・ソーキンだし、何といっても肝心のクルーゾー警部役がピーター・セラーズではなくアラン・アーキン。
雰囲気もガラっと変わってしまっているため、シリーズの一本ではなく番外編扱いになっているようだ。

これ、主人公がクルーゾーじゃなければそこそこ楽しめたのかもしれないけれど、クルーゾーの名前が出てくるとどうしてもセラーズと比較しちゃうし、そうなると軽さがないというか愛嬌がないというか、結局はセラーズ版の引き立て役になっちゃってるのが少々気の毒。
とはいえ、ギャグは全然笑えないし、見ていてイラっとくる場面もあったりで、寂しい出来なのも事実なんだけど。

秘密兵器が出てきたり、ショーン・コネリーの名前が出てきたり、むしろ「007」のパロディとして見るべきなのかなあ。
# by odin2099 | 2012-02-03 22:27 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
電車女シリーズ第4弾にして最終章は、冬、春、夏ときて秋。
舞台は島根県で、一畑電車に乗って宍道湖や出雲大社へと向かいます。

秋と言いつつ、ロケーションが行われたのは2008年の11月。途中で雪に見舞われたり、なかなか大変な撮影だったみたいですが、このシリーズってあんまり天気に恵まれていないような。なんか木村裕子本人が”雨女”らしいですが。

車両基地を見たり、車両を置いている保育園を覗いたり、出雲大社へお参りに行ったりと色々と動きますが、今回はこれまでの旅と違って、あんまりあちらこちらへ行ったり来たりはしていないのと、全体的に地味目なスポットが多いせいか、何となく淡々とした印象ですね。
その分、のんびりダラダラと見ていられるのは良いですが。

出発地が松江で、松江城が背景にチラっとだけ映るだけなのは許せませんが、旧大社駅などなかなか良い雰囲気なので、やはり島根は一度行っておきたい場所ですね。
また一畑電車には、かつての京王電車が走っているのもポイント高いです。
懐かしい思い出の電車にまた会えるかなあ。

でなわけでシリーズは終了しちゃいましたが、それから3年。
違った形で、また復活しませんかねえ。
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# by odin2099 | 2012-02-02 22:00 | テレビ | Trackback | Comments(0)
ウルトラシリーズのOV作品で、単独でサントラ盤がリリースされるのは初めてかも知れません。
音楽担当は原文雄という人ですが、映画『ウルトラマンゼロ』では編曲を担当し、今春公開予定の新作『ウルトラマンサーガ』でも音楽を担当しているのだとか。

川井憲次が作曲した「ウルトラマンゼロのテーマ」はそのまま使われ、ミラーナイトやグレンファイヤーの登場シーンではそれぞれ『ミラーマン』、『ファイヤーマン』の主題歌をアレンジしたBGMが流れるのも映画同様なので、予算の関係でしょうが編成が薄く、シンセサイザー主体なことを除けばイメージが持続しています。
映画の時に作られた「すすめ!ウルトラマンゼロ」が主題歌になっているのも、続編らしくて良いですね。
もっとも今回のは新録ヴァージョンで、なんとレイ役の南翔太がボーカルとしてフィーチャリングされてます。

ライナーノーツにはエメラナ姫役の土屋太鳳ちゃんのコメントが。
OVのメイキングのナレーションも担当したりで、作品作りに色々な面から参加してくれているのは嬉しいです。
# by odin2099 | 2012-02-01 20:30 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
厩橋城で出会った伊達政宗と真田幸村はたちまち意気投合、そこに織田信長がいないと知ると、ひと目信長に会おうと安土城、そして京都の本能寺へ。途中で彼らを迎えた蒲生氏郷の仲介もあり、首尾よく信長と言葉を交わす機会を得るが、流石の怖いもの知らずの若者も、その存在感に圧倒される。一方の信長も、二人を即座に気に入るのだった。
だが信長との対面の後、堺見物をしてから帰国の途に就こうとしていた二人の耳に、本能寺で信長が死んだとの報せが・・・。

「本格戦国シミュレーション」と銘打たれたシリーズの第1巻。
若き日の真田幸村と伊達政宗がコンビを組んで活躍するということで楽しみに読み始めたんですが、ちょっと期待していたのとは違ったなあ。
せっかく蒲生氏郷まで出てくるのに・・・。

歴史の「もしも」を考えるのは楽しいもので、例えば衣川で源義経が死ななかったらとか、豊臣秀頼が大坂城から逃げのびていたら、その後の歴史はどういう風になっていたのかな、というのは歴史に興味を持つ人なら、一度は考えたことがあるんじゃないかと思います。
荒巻義雄の『紺碧の艦隊』などの”架空戦記モノ”もこのパターンですけれど、こういうのはどこでリアリティを保つのかが難しい問題です。豊臣家があっけなく徳川家を滅ぼしたり、武田信玄が幕府を開いたり、日本がアメリカやドイツに勝利したり、何でもありですけど歯止めが効かない面もありまして、正直いうとあんまり好きじゃありません。

一方で歴史の大枠というか流れは変えないものの、そのなかにちょっとした「もしも」を潜ませるというのもあります。
架空の主人公が歴史上の著名人と出会うというパターンは、それこそ枚挙に暇がないでしょう。これが実在の人物同士だと、「絶対にそんなことはない」ケースと、「記録にはないけど、そういうことがあったとしても不思議じゃない」、「まずないだろうけど、完全に否定出来る材料はないし、あったとしたら面白い」というようなケースに分けられると思いますが、この本はそんな、歴史上の隙間を埋めるお話なのかな、と勝手に期待していたのです。

ところがこのお話は前者のタイプの「もしも」でした。
政宗と幸村は氏郷と共に大坂城にある信長の弟・信勝(信行)の息子津田信澄の元へ。そこで反明智光秀の軍を上げるのですが、神戸信孝と丹羽長秀に光秀との内通を疑われて攻撃されます。史実だとここで信澄は死ぬのですが、この作品の中では幸村と政宗によってその計略は見抜かれ、逆に長秀が戦死、一命を取り留めた信孝は出家して高野山へ、という展開。
その後の光秀との合戦も、幸村と政宗の奇策によって勝利し、最終的に光秀を討ち取るのは政宗です。

次の2巻でようやく柴田勝家や羽柴秀吉が登場するようですが、さーてどう決着を付けるものかいな。
そしてまだまだ先のことでしょうが、最後の最後は政宗と幸村が天下を賭けて雌雄を決することになるのかな。
苦手なタイプのお話ですが、しばらく付き合ってみようかな、という気にはなってます。
# by odin2099 | 2012-01-31 22:49 | | Trackback | Comments(0)
松坂桃李が主演で、しかも相葉裕樹まで出ているということで気になって見始めた『怪盗ロワイヤル』
途中で1回見逃しちゃいましたが、とりあえず最終回まで見届けました。
一区切りではあっても、結局はなーんにも終わってない最終回に不完全燃焼でしたけど、その後番組の主役が今度は千葉雄大だというので思わずビックリ。
調べてみると原作があるとのことでしたので、増刷かかるのを待って入手しました(「ドラマ化決定!」の帯が欲しかったもので)。

主人公の白戸修は大学生ですが、平凡というにはかなりのお人好しだし、優柔不断というか頼まれると嫌と言えない性格で、あんまり主体性はなさそう。
そんな彼が、色々な事件に巻き込まれてしまうという短編集なのですが、図らずも彼が探偵役になって事件を解決することになってしまいますが、本人にもその自覚はないんじゃないかと思いますけれど。

スリとかストーカーとか万引きだとか、出てくる犯罪もそれほど大きなものじゃないですし、全体にユーモラスな語り口なので軽く読めてしまうのですが、それでも発端は殺人事件だったり、時には銀行強盗に巻き込まれたりと、彼も結構身体を張る羽目になりますので、適度にハラハラドキドキ感は味わえます。
TVドラマ版では白戸くんは大学生ではなく就職浪人になってますが、千葉クンはイメージ合ってるんじゃないですかね。ピュアというかイノセントというか、騙されやすそうなところが。

第1話を見る限りでは原作の第1話をそのまま使っていますけど(但し前後編扱いなので半分まで)、雰囲気は随分と変わっちゃってますね。
白戸くんが真面目にやるからこそ面白さ、おかしさが生まれるんだと思いますが、端からコメディとして作ってしまうのはなんか違う気がします。
ナレーションが立木文彦で、ヒーロー番組のパロディ要素も押し出していますし。

またドラマ版にはレギュラーキャラクターがあと2人登場。
レギュラーその1の本郷奏多の役どころは、原作第1話に出てくる白戸くんの友人を膨らませたものでしょうが、レギュラーその2・中村静香が演じるコスプレ店員さんは・・・これは原作に出てくるの? 
原作小説には続編があるので、もしかするとそちらには出てくるのかも知れませんが、少なくてもこの作品には出てきません。完全なオリジナルキャラなんでしょうか。
しかも白戸くんが妄想癖の持ち主だなんて、ちょっと可哀想すぎるような・・・。

それにしても松坂桃李の次に千葉雄大を主演に起用するなんて、スタッフは狙っているとしか思えませんね。
で、この番組の後番組の主演が小澤亮太だったら尊敬します(笑)。
# by odin2099 | 2012-01-30 06:48 | | Trackback | Comments(0)
行こう行こうと思っていたのですが、なかなかチャンスがなくて遂に最終日。
混んでるかなあと思いつつも、国立西洋美術館へ行って来ました。

館内は大混雑というほどでもありませんでしたが、素描など小さめの作品が多かったこともあり、鑑賞客の歩みが遅く、それであちらこちらに渋滞が出来ているといった感じでした。

今回のメインは≪着衣のマハ≫が40年ぶりに”来日”したことでしたが、どうせなら≪裸のマハ≫と並べて鑑賞したいところですね。まあ贅沢は言えませんが。

個人的には≪スペイン王子フランシスコ・デ・パウラの肖像≫≪日傘≫の方が気になりましたね。

そして素描画が沢山展示されていたので、最初のうちはちょいちょい覗く感じで見ていたのですが、そのうち面白くなって凝視するように。
風刺を目的として制作されたものや、寓話を描いたものが殆どということもあるのですが、そのデフォルメされた表情などはまるで漫画。
作者名を伏せ知らない人に見せれば、おそらく何の違和感もなく現代の作品だと受け取られるのではないかと思います。
ゴヤのこと、今更ながら興味がわいてきました。
# by odin2099 | 2012-01-29 19:43 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
全労災ホール/スペースゼロにて鑑賞。
北尾トロ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』を舞台化したものですが、小説ではない裁判傍聴記が、コミック、TV、映画(いずれも未見なのですが)に続いて舞台になるとは、面白いというか凄いというか。 

<彼>と<彼女>のカップルが、裁判所で幾つかの裁判を傍聴し、その合間には<彼>が持参した本(これは原作本のことでしょうね)を開いて、あんな事件があった、こんな被告人がいた、ということを話し合う、という形で進行して行きます。
無理矢理のオムニバス形式ですが、結構上手い構成なんじゃないかと思います。

出演は<彼>と<彼女>に塩谷瞬と長谷部優、繰り広げられる法廷劇に登場する裁判官、被告人、証人、弁護人、検察官、裁判員、裁判所スタッフらを藤田玲、黒坂真美、浅倉一男、飯尾和樹(ずん)、石田佳名子、今井久美子、妹川華、岩井七世、大浦冬華、剛州、沢口千恵、やす(ずん)、中村英香、平子悟、岡安章介(ななめ45°)、土谷隼人(ななめ45°)、友情出演の氏神壱番、それに特別出演の楠田敏之が演じます。
演出と脚本は舘川範雄

上演時間は約2時間10分ほどで、途中で休憩時間などは入りません。
舞台上では次から次へと様々な裁判の様子が再現されて行くので厭きませんが、ブツ切り状態になってしまうので物足りなさはありますけれど、最後までだれずに見ることが出来ました。
最後の裁判もなかなか深く、公判の結果が出ないだけに色々と考えさせられるものでした。
ただ、会場からは幾つもの場面でかなりの笑い声が起きていましたが、残念ながら自分には笑える部分は皆無でしたね。

スペースゼロは小さめのホールですが、今回はステージの左右にも座席を配置。そこで見ることが出来たので、出演者がかなり近くて、裁判シーンなどでは違う意味でも臨場感が。
1メートルくらいの距離で見た長谷部優、綺麗なことよりも、細いというか華奢な体型に驚いたりして・・・。
先日、久々に『ゴーカイジャー』でハリケンレッドに変身していた塩谷クン、台詞ちょっと噛み過ぎで、しかも間違えてなかったかな?

公演後には藤田玲、長谷部優、黒坂真美、石田佳名子、妹川華、岩井七世らのアフタートークもあってお得感がありましたが、もっと裏話的なことを聞きたかったですね。
それと本日の公演にはカメラが入ってましたが、DVDをどうやら発売するみたいです。ポジションからすると、ステージ横に座っていた観客は、映ってる可能性が高そうなのでちょいと困惑・・・。
# by odin2099 | 2012-01-28 19:58 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
公開2日で両日とも映画館へ通ってしまったくらい大興奮作品のサントラ盤が出ました。
昔みたいに入れ替え制じゃない映画館だったら、多分1日で2回か3回は見たんじゃないかと思います。まあ上映時間が1時間ぐらいで短い作品なんですけど、内容はかなり濃いものになっているのです。

映画のサントラは全部で44曲収録。
そのうち歌は『ゴーカイジャー』と『ギャバン』それぞれの主題歌と、この映画用に作られた新主題歌の3曲。
残る41曲が純粋なBGMですが、「BGM新録」となっているのが9曲ありまして、渡辺宙明作曲のものが3曲、山下康介作曲のものが6曲。
あとは山下康介作曲となっていますので、これは『ゴーカイジャー』のTVシリーズからの流用曲なのかなあと思うと、更に2曲だけ「渡辺宙明・山下康介作曲、山下康介編曲」となっているものがあって、アレレ? どう考えてもこの2曲、新録のハズなんですが、なんでこういう表記になってるんだろう?

ともあれ、宙明節が聴ける曲は全部で5曲あるワケですね。
最初が「メインタイトル」で、ギャバン初登場シーンの曲。原曲はメニューだと「マクー城外観」とされているB-4です。
次の「宇宙海賊VS宇宙刑事」は「対決」(B-22)のメロディーから始まりますが、これは一応新曲扱いにしても良いかも知れません。主題歌のメロも後半では顔を覗かせます。
「蒸着!豪快チェンジ!!」は挿入歌「チェイスギャバン」のイントロから始まり、その後でゴーカイチェンジのテーマへと引き継がれるコラボ曲ですね。劇場では思わず鳥肌が立つとともに、「チェイス!チェイスチェイス!ギャバ~ン!」と口ずさみそうになりました。
「正義一閃!レーザーブレード」は勿論レーザーブレードのテーマとして多用された「襲撃II」(B-11)ですが、アレンジはアルバム『渡辺宙明グレイテスト・ヒッツI』(II以降の発売を熱望!)のものに近いので、オリジナルに親しんでいる人ほど違和感があるかも知れません。
そして最後の「宇宙最大の一撃」は「斗う電子星獣ドル」(A-15)をベースにした曲。
・・・・・・こう書いているだけで、映画の興奮が甦ってきます。

やっぱり宙明節は良いなあ。
オール仮面ライダーとオール戦隊ヒーローが共演するという『スーパーヒーロー作戦』では、菊池俊輔メロディーと共に、是非とも渡辺宙明メロディーをバンバンぶち込んで欲しいもんです。

・・・やってくれないだろうけど。
# by odin2099 | 2012-01-27 06:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2010年のモントリオール国際芸術映画祭で審査員賞受賞の作品です。日本でも同年に劇場公開されています。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」やレンブラントの「夜警」など、自分でも知っているような様々な著名作品を抱え、大英博物館やルーヴル美術館に比肩しうると言われているのがオランダのアムステルダム国立美術館。
ところがここは2004年から改築工事が始まったものの、未だに閉鎖中なのだそうだ。

この作品は本来、改築工事の記録映画となるはずだったのですが、工事は一向に進みません。
国際的なコンペで決定したはずの設計プランが、地元市民の反対に遭って頓挫。軌道修正を試みるも、市民団体だけでなく役人からも次々と横槍が入っていきます。
それでも、どうにかこうにか着工に漕ぎつけたと思ったら、今度は入札が失敗という有様。

美術館の職員たちは、どこに何を飾ろうか、あれを選んでこれをボツにして・・・などとやっているのですが、肝心の建物は出来ないし、段々モチベーションも下がっていきます。
度重なる変更、修正に建築家はやる気をなくし、学芸員も現場を離れ、遂には館長まで辞職するという事態にまで陥ってしまいます。

この映画は2008年に作られましたが、当初はこの年に再オープンのはずでした。本当なら完成披露パーティか何かの映像で締めくくろうとしたのだと思いますが、工事が中断したままであたかも廃墟のような美術館の姿で終わってしまいます。
それでもどうやら動き始めたらしい、というようなテロップが最後には流れますが、実際のところはまだまだ完成には至っていません。

途中で日本でのシーンがかなり長めに挿入されているので驚きましたが、この美術館には日本の作品が無く、どうしてもということで交渉を重ね、一対の金剛力士像を購入したんですね。
でも、せっかくの日本からの美術品も、今は所蔵庫で眠っているだけなのは実に勿体ないことで。

とにかくこの映画、かなり笑えます。
勿論作り手は大真面目に作っているでしょうし、映画に登場する館長、学芸員、修復家、装飾家、警備員などの美術館の職員、政治家、建築家、市民団体の皆さん、それぞれ自分の立場で正当な、真っ当な主張をしているつもりでしょうから笑われるのは本意ではないはずですが、逆にだからこそ笑いがこみあげてきます。
現在の予定では今年中か、来年の初めぐらいには再オープンの見通しらしいのですが、はたして今度こそ完成するのでしょうか。
# by odin2099 | 2012-01-26 21:25 |  映画感想<ヤ行> | Trackback(10) | Comments(2)
数年前には『歴史web』なんていう本が出ましたけれど、今度はツイッターですね。
「日本一わかりやすい」かどうかは知りませんけど、ツイッターの形式に慣れてる人ならば読みやすいですし、大まかな流れをとらえるには良いんじゃないでしょうか。
全部が全部ツイッターというワケではなく、半分くらいは(?)真面目な解説ですし、人物相関図や対立の構図、合戦の流れを図示した地図とか、結構「使える」んじゃないでしょうかね。

しかし暗殺計画とかをツイッターでやりとりしたり、拡散したり、死の直前にツィートしたりするのは流石に無理があるような・・・(苦笑)。
# by odin2099 | 2012-01-25 06:44 | | Trackback | Comments(0)
コレクターズパックを購入しました。
「メイキング補完版」を収めたボーナスディスク1と、製作発表やら舞台挨拶やら主題歌のPVやらを収録したボーナスディスク2との3枚組なのですが、初回生産限定版は更に「40周年記念ディスク」が付くので、なんと4枚組! こういう限定版に弱いんだよなあ・・・。

さてさて本編ですが、劇場公開時はどうしても「暴れん坊将軍」との共演、というところに目が行ってしまって、ともすればお話なんてどうでもいいや、という部分が無きにしも非ずだったんですが、今回は少し落ち着いて見てました。
そうすると、結構あざといなあとは思うものの、”家族”、”絆”といったものが案外と素直に表現されてるなあと感じるようになりましたね。

『オーズ』きちんと見てないのでキャラクターの立ち位置がイマイチよくわかんないんですけど、わからないなりに「こういうことなのかな」と考えさせられるものでした。
ウザイだけだった荻野可鈴演じるベル(可愛いんだけどね)もチャーミングに見えてきたし、渡部秀の演技も割と好きなので、二度目の方が楽しめたかも。

反対に、今度は将軍様の方が気になるようになりました。ストーリー中心に追っていくと、どうしても邪魔な存在のような・・・? 出番も少ないし、これならいない方がスッキリするだろうなあ。
『仮面ライダーディケイド/オールライダー対大ショッカー』でのW、『シンケンジャーVSゴーオンジャー』でのゴセイジャー、『仮面ライダーダブルFOREVER』でのオーズ、『ゴセイジャーVSシンケンジャー』でのゴーカイジャー、『レッツゴー仮面ライダー』でのキカイダー、キカイダー01、イナズマン、ズバット、『ゴーカイジャーVSギャバン』でのゴーバスターズみたいな、本筋とはちょっと離れた顔見せ出演程度の扱いなのが勿体ないです。せっかくだから、もっと映司たちと絡ませても良かったかも知れませんが、それでは尺が足りなくなってしまうかな。そのうち<ディレクターズカット版>か何か出るでしょうから、そちらに期待しましょう。

顔見せと言えばこの作品にはフォーゼが出てきます。
しかし今見るとイメージ違いすぎ。弦太朗の喋り方、台詞回しが違うのは本編クランクイン前なので仕方ないですが、髪形も違うんですねー。一瞬誰だかわかりませんでした(←そんなことはないか)。
# by odin2099 | 2012-01-24 22:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

久々に積もりました。
体調が悪化してるので、辛いな。
# by odin2099 | 2012-01-24 07:51 | Trackback | Comments(0)
まさか今頃になって続編が見られるとは思いませんでした。
前作からは8年ぶりとなるシリーズ第2弾。

前作で(結果として)大活躍したMI7のエージェント、ジョニー・イングリッシュでしたが、数年前のモザンピークでの任務で大失態、英国諜報部をクビになっていたのでした。
その後彼はチベットの僧院に引き籠り、己を鍛えるべく鍛錬の日々を送っていたのですが、そこにMI7から新たな任務の要請が!

英中首脳会議の最中に中国首脳を暗殺しようとする計画がある、との情報を得て、イングリッシュは情報提供者に接触を図ります。元CIAのこの男は、計画の背後に”ボルテックス”という3人組がいること、自分がその内の1人であること、そして計画の遂行には3人が持つ鍵を揃えることが必要なことを伝えますが、イングリッシュの目の前で男は殺され、一度は手に入れた鍵も奪われてしまいます。

2人目の男はKGBだと判明し、今度は鍵を手に入れますが、最後の一人はMI7内部にいると謎の言葉を残し、彼もまた暗殺者の手に。内部の裏切り者を探し出そうとするイングリッシュでしたが、あろうことかイングリッシュ自身に”ボルテックス”の嫌疑がかけられてしまいます。
濡れ衣を晴らそうと必死のイングリッシュ、その間にも本物の”ボルテックス”は着々と計画を進めているのでした・・・。

お話が要人の暗殺計画と、それを阻止しようとするイングリッシュの活躍に絞り込まれていますので、コメディとしてだけでなく、純粋なサスペンス物としてもなかなか楽しめる作品になっています。
相変わらずドジを踏みまくるイングリッシュですが、単に無能な奴ではなく、やる時にはしっかりとやる、という具合に描かれているので意外にも格好良く見えたりして。
ローワン・アトキンソン自身も果敢にアクション・シーンに挑戦しているようで、スタントも勿論使っているでしょうが、ギリギリで踏ん張っている感がしっかり出ていて、その点でもマル。

”ボルテックス”最後の一人の正体がバレバレだったり、お約束のギャグが繰り返される辺りに閉口する人もいるかも知れませんが、逆にオーソドックスなだけに安心して見ていられるのではないでしょうか。
『X-FILE』のジリアン・アンダーソンがMI7の女性局長、『ダイ・アナザー・デイ』のボンド・アクトレス、ロザムンド・パイクがヒロイン役ですが、流石に二人ともかつての魅力に陰りが見えてきたかな・・・。
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# by odin2099 | 2012-01-23 06:27 |  映画感想<サ行> | Trackback(14) | Comments(0)
ギャバンかっこえー! 大葉健二まじスゲー!
・・・としか言いようがないですな。

冒頭はいきなりゴーカイガレオンを襲撃するドルギラン。そして地上に降りてのゴーカイジャーVSギャバンの立ち回りになるのですが、ここでのギャバンの強さがハンパない。この時は5人のゴーカイジャーなんですが、終始ギャバンが圧倒します。
ギャバン初登場のシーン(映画のタイトルバックにもなります)に流れるのが、音楽メニューで言うところの「魔空城のテーマ」、実際には「運命」とか「宿命」のテーマ的に使われた、あのメロディーです(これの発展形が、『宇宙刑事シャイダー』では「大宇宙のテーマ」扱いになってました)。ギャバンのアクション・シーンには主題歌のアレンジ曲も流れます。

で、ギャバンはゴーカイジャーを海賊行為の罪で逮捕(アイムが「デカレンジャーさんたちが、私たちの海賊行為はザンギャックの捏造だと証明してくれたではありませんか」と言ってるのが芸コマ)。宇宙警察総裁ウィーバル(演じるのは佐野史郎ですが、出番は少なく殆ど声優さん状態。この人は東映ヒーローよりはやっぱり東宝・円谷特撮のイメージだねえ)に5人を引き渡そうとするのですが、実はこれはギャバンの策略。このウィーバルはザンギャックのアシュラーダの化けた姿で、宇宙警察乗っ取りを企んでいたのです。
ギャバンはゴーカイジャーたちを逃がし、5人は別行動を取っていた鎧によって救われるのですが、その前に現れたのがザンギャックが作り上げたコピーロボット・ギャバンブートレグ。ギャバンは魔空空間にある魔空監獄へと囚われてしまうのです。

ここで大葉さんの素面のアクションが炸裂!
健二さんは撮影当時56歳だったワケですが、これが動く動く。30年前のヒーローだったギャバンの現役っぷりは凄いものがあります。ウルトラマンや仮面ライダーではもう無理でしょう。
アシュラーダはギャバンが倒した宇宙犯罪組織マクーのボス、ドンホラーの血縁者を名乗りますが、どういう関係なのかは語られません。サンドルバ以外にも息子がいたのかな。

ギャバンの発した「よろしく勇気」の一言は、マーベラスの過去の記憶を呼び覚まします。幼い頃のマーベラス(濱田龍臣クン、可愛い。『ゴーカイジャー』はずっと見ていてファンなんだって)は、実がギャバンに助けられていた? 
それを確かめるべく単身魔空監獄に乗り込もうとするマーベラスでしたが、彼の周りには志を同じくする仲間たちがいたのでした。

ここに偶然(?)、元バトルケニアの曙四郎と元デンジブルーの青梅大五郎が通りかかります。健二さんが二役で肩を組んだりしてますが、最近の合成技術は凄いですね。
「ホントにバトルケニアさんとデンジブルーさんなんですか?ギャバンさんとそっくりじゃないですか」とお約束のネタを盛り込みますが、スーパー戦隊オタクの鎧だけは二人の見分けは瞬時に付くようで。青梅大五郎が曙四郎を「先輩」と呼ぶのはなんか面白いですね。

どういうわけか、バトルケニアとデンジブルーのレンジャーキーで魔空空間への扉が開き、6人は魔空監獄へ。
そこにはヤツデンワニ、妖幻密使バンキュリア、風のシズカ(山崎真美)、幻のゲッコウ、バエ、ケガレシア(及川奈央)、キタネイダス、ヨゴシュタイン、ジェラシットら歴代スーパー戦隊と戦った連中も収監されておりました。このあたりはスタッフもキャストも悪ノリしてますね。それにしても濃いメンツだ・・・。

で、その後は魔空都市(懐かしい設定ですな)での大乱戦や何やかやで、ギャバンを救出してのクライマックスバトルへとなだれ込むのですが、「蒸着!」シーンには「チェイス!ギャバン」が流れ(「では蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」もあり)、レーザーブレードのシーンには当然アノ曲、最後のロボ戦では電子星獣ドルの上にカンゼンゴーカイオーが乗るのですが、この場面では「戦う電子星獣ドル」が流れるという具合に宙明節炸裂!
ゴーカイジャーのアクション(『ギャバン』の主題歌をバックに)も凄いのですが、ギャバンもスパイラルキック、レーザーZビーム、ディメンションボンバーらを駆使して大活躍。正直言うとギャバンが活躍するのは最初と最後だけなんですが、それを感じさせないアクションてんこ盛りになっています。

『宇宙刑事ギャバン』の縦軸は、行方不明の父ボイサー捜しにありましたが、この作品ではギャバンとマーベラスが疑似父子関係になっていて、そのあたりも良く出来てます。マベちゃん役の小澤亮太クンも良い顔になりましたね。
ラストは「天の声」(!)に導かれ、バトルケニア、デンジブルー、ギャバンのトリプル変身も。これ、『シャイダー』最終回後の『3人の宇宙刑事スペシャル』のパロディです。何人がわかるんだ・・・(苦笑)。

ところでスーパー戦隊に詳しい鎧も、ギャバンのことは知らなかったみたいですね。世界観はどうなっているんでしょう? 
曙四郎と青梅大五郎は互いに似てると言われたり、ギャバンに間違えられたことがあると言ってたし、ラストの3人揃い踏みシーンでは明らかに面識があるようでしたが、ゴーグルVと一緒に地球を護っていたんでしょうか。

ただ、本来のギャバンは銀河連邦警察の所属。この作品では宇宙警察の所属。銀河連邦警察が再編成されて宇宙警察になったという解釈も出来ますけど、宇宙警察というのはデカレンジャーが所属している組織ですし、マクー壊滅後に銀河パトロール隊の隊長に昇進、その後はコム長官の娘婿になったと思しいギャバンが、未だ現役の一刑事というのもどうなのかなあという気もするのでパラレルな設定なのかも知れませんね。

劇場で初めてギャバンの勇姿を眼にしたであろうチビッコたちも、その活躍には大興奮、大歓声。
「宇宙刑事」、まだ行けるんじゃない?
そうそう、新番組『特命戦隊ゴーバスターズ』の3人もゲスト参戦し、バスコとサリーを翻弄しますが、うーん、印象が薄いです。やっぱり”健二さん祭り”には敵いませんねー。2ヶ月後にはBlu-rayとDVDが出ちゃいますけど、もう一回は映画館に見に行くかも。
# by odin2099 | 2012-01-22 07:41 |  映画感想<カ行> | Trackback(11) | Comments(6)
この作品において山本五十六は、開戦の火蓋を切ってしまったものの、元々は誰よりも強く戦争に反対し、そして如何にしてそれを終結させるかに腐心した人物として描かれています。これまでは漠然と「第二次大戦中の英雄」といった程度のイメージしか持っていませんでしたが、それとはかなり趣の異なる人物像です。
役所広司が演じた山本五十六も、包容力があって、堂々たる存在感を持っていました。

物語は玉木宏演じるところの新聞記者の視点で語られるのですが、この人は主人公はおろか狂言回しとしても機能しておらず、体の良いナレーション屋に終始します。
本来ならばこの人の目を通して、第三者視点で山本五十六という人物を描けば良かったのでしょうが、そうはならず、ごくごく普通に山本五十六が主人公になってしまっていますので、「功」の部分のみ描き、「罪」の部分には触れていないこの作品は、自己弁護をしているというか、何やら自画自賛めいて見えてしまいます。

穏健派、良識派といえば聞こえは良いですが、結局この人は真珠湾の時もミッドウェーの時も、前線には出ていないんですね。その最後はブーゲンビル島での戦死なので軍人らしいイメージは残りますが、そのあたりに何とはなしに違和感を覚えました。戦局を聞く際に将棋に興じているのは余裕でしょうか、現実逃避なのでしょうか。
これがより真実の姿に近いのかどうかはわかりませんが、斬新と言えば言えるのではないかと思います。

違和感と言えば、例えば南雲長官の描写にもありました。
実際にはどのような人物であるのか知りませんけれど、やはりこの人にも「戦争の英雄」というイメージを抱いていましたが、この作品では聯合艦隊内部での立場と軍令部からの命令との板挟みに苦しむ哀れな中間管理職、もしくは部下の言動に左右されて自分では何一つ判断出来ない無能な指揮官にしか見えません。

全体としてはとても丁寧に作られてはおり、特撮映画として見てもかなりのクオリティを誇っていると思います(リアリティは置くとして)。ミニチュアやCGだとはわかっていても、戦艦も戦闘機もごく自然に画面に映る他のものとマッチしています。それだからこそ、何か凡庸な、響いてくるもののあまりない作品になってしまったことが残念です。
ただこれを切っ掛けに、昭和史や太平洋戦争に興味を持ち、自分で調べてみよう、考えてみようという気にはなるかも知れませんね。
# by odin2099 | 2012-01-21 19:14 |  映画感想<ラ行> | Trackback(13) | Comments(2)
肩書って大事なんだなあと思いました。
ただの美人タレントさんの水着写真集ならば珍しくないですが、これが「料理研究家」の「水着写真集」となると途端に希少価値が生まれます。
アンバランスであればあるほど、ギャップがあればあるほど、そこにエロスが生まれてくるような。
実際この写真集も、かなりエロい仕上がりになっていると思います。

しかし一方で最近は「美人すぎる○○」というカテゴリーが多いですね。
政治家、警官、書道家、ボクサー、海女、ヴァイオリニスト・・・まるで美人がいないみたいな表現は失礼なんじゃなかろうか、と思わないでもないですが、残念ながらキャッチーであることも否定出来ません。
となると「美人すぎる料理研究家」ということになるんでしょうが、芸能事務所にも所属してタレント活動をしている彼女の場合、はたして「タレント並みのルックスを持つ料理人」なのか、それとも「プロ級の料理の腕前を持つタレント」なのか、さて、どちらなんでしょう?

やはり肩書って大事なんですねえ。

ちなみにこの本、普通にページを繰っていけば「最初で最後」という触れ込みの水着(中心の)写真集、裏返して反対側から読むと「簡単!お手軽!」なレシピ本となっています。
色々考えるものですね。
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# by odin2099 | 2012-01-20 21:05 | | Trackback | Comments(0)

なんだそうで。
あれ?そうだったかなあ。
ともあれ寒いっす。
# by odin2099 | 2012-01-20 07:33 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
ここでいう「聖地鉄道」とは、参詣のために使われる鉄道のこと。
その中には当初から観光目的というか、参拝客を当て込んで敷設されたものもあれば、結果的にそうなったものもあるのでしょうが、どちらにせよ鉄道会社にとっては魅力的な存在だったのでしょう。
残念ながら今は廃れてしまった路線も少なくないのですが。

富士山、恐山、高尾山、比叡山、成田山新勝寺などの「山の聖地」、伊勢神宮、出雲大社、松島、江の島などの「海の聖地」、北野天満宮、伏見稲荷大社、住吉神社、金刀比羅宮、首里城、柴又帝釈天などの「都市の聖地」に分類し、それぞれを結ぶ路線の沿革、特色などを紹介している本です。

鉄道での旅への興味は広がりますが、ただこの本片手にぶらっと、というほどガイドブックとして充実している訳ではありませんので、あくまでも取っ掛かり、切っ掛けに利用するものですね。
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# by odin2099 | 2012-01-19 21:33 | | Trackback | Comments(0)
お城の入門書というほど基礎知識をかみ砕いて説明しているわけではなく、さりとて専門書というほど突っ込んだ、濃い内容でもありません。
それは作者がお城の研究家、専門家、学者ではなく、一ファンという立場で書いているからでしょう。

だからといって中途半端で薄い本かというと、そんなことはありません。
城郭研究家の中井均・滋賀県立大学准教授との対談に多くのページが割かれているので、事実上の共著といっても良いのかも知れませんが、随所にプロではない、ファン代表としての視点が見受けられますので、そういう点では斬新なのではないでしょうか。
歌舞伎役者・坂東三津五郎のファンでない人も楽しめると思います。

巻末にはロンドンブーツ1号2号の田村淳との対談も収録。
知らなかったんですが、この人も芸能界きっての城マニアなんだとか。
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# by odin2099 | 2012-01-18 22:40 | | Trackback | Comments(0)
前に一度観てガッカリしてるんだけど、魔が差したか、もう一回観ちゃいました。
で、そん時の感想は――
3本のOV、2本のOVAが作られた『けっこう仮面』が遂に映画化!
今度は全寮制のアナウンサー養成学校を舞台にした、けっこう仮面の新たなる戦いが始まる!!

・・・と書くと凄そうだけれども、映画といいつつフィルム撮りじゃなくてビデオ撮りだし、内容もチープでOV版とまるで変わらん。
そもそも今度のターゲットはなんで女子アナの卵?学生じゃヤバイわけ?
それに新設定のリメイクなのかと思っていたら、このマングリフォン・アナウンサー学院なる養成学校はその前身がスパルタ学園で、以前けっこう仮面の活躍によって壊滅したんだと。
つまり続編ってこと? うーん、訳わからんぞ。
続編も同時撮影されてるようだが(こちらはストレートにビデオ・リリースのみらしい)、それで謎解きをしてくれるとも思えんのだが。

出てくる女の子が揃って可愛くないし、主演の齊藤志乃ってこんなにスタイル悪かったっけ。
石丸謙二郎の怪演のみが見所といえるのか。
あ、それと短い出番ながら美味しいところをさらって行く久保恵子が、結局は一番チャーミング。・・・って、いいのか、そんなことで。

コミックやアニメーションの名作を競って実写映画化していく今年のブームの、先陣を切って(ひっそりと)公開されたが、これではなぁ・・・。もっと原作コミックを研究すべし!

クボケーのファンだったんだよなあ・・・。

そうそう、この頃って『デビルマン』とか『キャシャーン』とか『鉄人28号』とか『忍者ハットリくん』とか、やたらと実写化されてたんだよね。
いずれもトンデモ作品ばっかだったけど、その傾向は最近も続いてますなー。
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# by odin2099 | 2012-01-17 22:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
天正伊賀の乱に材を取った忍者、忍法小説で、作者は『のぼうの城』でブレイクした和田竜。

これも元は映画用の脚本だったという話で、オープニングからして非常に映画的。朝霧の中から四騎の騎馬武者が現れるシーンから始まるなんて、想像するだけでワクワクしてくる。といってもこれをそのまんま映画に置き換えると詰まらないんだろうな、と思う。もし映像化されるならば、更に捻って欲しいもの。一応映画化の企画は動いてはいるようだが。

で、この冒頭から出てくる四人が主人公なのだろうなと思って読み進めていくと、第二章になってまた何人か癖のある人物が現れ、結局は群像劇になっていく。ちょっとメイン格のキャラクターが多すぎる気もしないでもないが、その描写にぶれがないので、あの人物、この人物と色々と感情移入しながら読み進めることも可能だ。

子どもの頃から「忍者図鑑」とかその手の本に馴染んでいる身としては、木猿とか小猿とか名乗る忍者が出てきたり、「七宝出」なんて単語が出てくるだけで嬉しくなってくるし、若き日の石川五右衛門とか、食えない百地三太夫などの有名人が出てくるのも良い。

個人的には信長の次男・北畠信雄の描き方が新鮮だった。
将たる器ではない、凡庸というよりも暗愚な人物というイメージで語られることの多いキャラだが、偉大すぎる人物を父に持った哀れな若者という面を強調することで、信雄を取り巻く人物たちを際立たせることにも成功しているようだ。

『のぼうの城』に比べると万人向けとは言い難いし、あまり女性向きでもないと思うが、謀略をめぐらした忍術合戦に興味がお有りの方ならばどうぞ。
# by odin2099 | 2012-01-16 20:40 | | Trackback(8) | Comments(2)
こういうキャラクターはあまり好きではないが、まあ面白いのではないか。
テンポなんかは確かに古いが、ディズニーが何度もリバイバルしていることを考えれば、東映動画作品ももっとやればいいのだ。今の時代でもきちんと評価されるはずだ。

それはさておき、この頃の東映動画作品は確か皆フルアニメーション。その割には細かい処がちょっと、という気がしないでもないが、全体的にはよく動いている。

そして音楽。
正直この映画は伊福部先生が音楽を担当しているから、という理由で見たのだが、凄い。
雰囲気的に似た曲、というのもあるのだけれど、そのものズバリ、という感じで「地球防衛軍マーチ」や「自衛隊マーチ」が流れてのけぞったりする。

八岐大蛇が暴れまわるシーンなんかは伊福部メロディがピタリくるし、日本神話という題材にもはまっていると思うのだが、いかんせん画面が負けている。
というかディズニー以来の軽さ、といったものに雄厳な伊福部メロディは浮いてしまうのだ。なんでこんな大げさなメロディがとか、逆になんでこの映画は実写ではなくアニメなんだ等と思ってしまった。
伊福部昭はアニメーション向きの作曲家ではないようだ。他に担当している作品もないようだし。

えーと、これは四半世紀近く前にこの映画を見た時の感想。
他人に読ませることを前提にした文章ではないのでアレだが、今回久々に見直しての感想も概ね同じ。
このキャラクターデザインは好きになれないし、伊福部メロディは素晴らしいものの、画面に合っているとはちょっと・・・。

ちなみにタイトルの「大蛇」は、「だいじゃ」ではなく「おろち」と読む。
東映動画の長編作品としては6作目になるようで、脚本は池田一朗(後の隆慶一郎)と飯島敬、演出(監督)は芹川有吾でこれが監督デビュー作。
森康二が初の原画監督(作画監督)を務め、演出助手に高畑勲、矢吹公郎の名前が見える。
スサノオの声を演じた住田知仁は、子役時代の風間杜夫のこと。

海外ではギリシャ神話や聖書に材を採った映画は沢山あるけれども、我が国で神話・伝説をストレートに映像化したものってあまりないはずなので、その点でもこの作品は貴重。
東宝の特撮映画で『日本誕生』(これも音楽が伊福部先生)と『ヤマトタケル』ぐらいかなあ、思いつくの。

暴れん坊だけど愛嬌があって憎めない、そんなスサノオを「わんぱく王子」と割り切ったアレンジの仕方にも感心。自分にはない感性だし。
もちろん子どもむけアニメ映画を作るという前提があってのことだろうけれど、両親であるイザナギ・イザナミ、姉アマテラス、兄ツクヨミとの関係も工夫されて、それに夜のオス国、火の国、高天原、出雲の国を経て、天岩戸や八岐ヤマタノオロチのエピソードなども盛り込むなど、構成もまずまず。
但しこの映画を鵜呑みにして(?)「古事記」や「日本書紀」に当たろうとすると結構戸惑うかもしれないし、イザナミの”死”というものを曖昧にした強引なハッピーエンドは、いくら子どもむけとはいえ甘すぎやしないかという気もするのだが。

ところでヤマタノオロチの「オロチ」という言葉に、本来は「大蛇」の意味はないらしい。
河川の氾濫を現しているのだとか、地方の敵対勢力の暗喩だとか、はたまた「チ」はやはり「蛇」の意味があるのだとか、学者や専門家の間でも諸説あるらしいのだけれども、この作品で描かれているような巨大怪獣の方が夢があって良いなあ。
# by odin2099 | 2012-01-15 18:29 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(2)
特別上映会にて鑑賞しました。
ディレクターズカットは完成しないだろう、上映会もやらないだろうと内心思っていましたが、どちらも実現しました。ただ都内近郊在住の人以外には、やはり不親切なものになってしまったのは残念ですが。
また西崎監督亡き今、誰にとっての「ディレクターズカット」なのかというのも疑問ではあったのですが、見終わっての率直な感想は、「劇場公開版よりも楽しめました」。

以降、ネタバレ含みますのでご注意を。

基本的な流れは、当然ながら公開版と同じです。
30分程度の新規シーンを追加とありますが、何故か上映時間は10分以上短くなっているのですが、その秘密はラストシーンにあります。
公開版では採用されなかったアナザーエンディング、つまり地球がブラックホールに飲み込まれて終わるからで、6連波動砲を撃つシークエンスが丸々カットされているからです。
今回も「第一部完」のテロップはそのままですが、物語が途中で終わってしまうため、更にそれが強調された感じです。真帆ちゃんも死にません

他にも細かく削られたシーン、セリフもあります。
一例をあげると大村副艦長の、「一人身の俺に怖いものなんかねーんだ」というつぶやきなど。
もちろん「地球を舐めるなよ、宇宙戦艦ヤマトを舐めるなよ」のセリフは残ってますが。
また冒頭で第一次移民船団が襲われるシーンですが、雪のヌードはなくなりました。

追加されたシーンは、治療中の上条を小林がからかい、それを美晴が咎めるシーンとか、古代が小林に加藤のユニフォームを託すシーン(設定上は加藤”三郎”のものだそうですが、なんで古代はこれを持っていたんでしょうか。形見なら弟の”四郎”に渡すべきでは?)、上条、小林、真帆、桜井、美晴らメインクルーに対し古代がお礼を言い、その直後に艦長室から出た一同が娘の美雪を話題にするシーン等々。全体的にキャラクターを膨らませる改変なので、これはありだと思いました。
またラスト近くで、残存人員などの救助や移動にあたる艦として、ブルーノア級のブルーアース、アンドロメダ級のアンドロメダA12、アリゾナ級のペンシルバニア、更には浮動実験艦ムサシなども登場します。

ただ、大村が以前古代に救われていた回想シーンなど、当初発表されながらも結局日の目を見なかったシーンも依然残っています。これらを含め、2時間45分程度で<ディレクターズカット>を製作するとの話でしたが、どうせなら<エクステンデット・エディション>も見てみたいものです。

そして今回の売りの一つが効果音の変更で、基本的に旧作のものが使われています。
『宇宙戦艦ヤマト』とタイトルが出る際の効果音が、オリジナルのものに直ったのは嬉しいですね。公開時にこれが一番違和感があった部分なので、これでやっとシリーズの一本になったんだなと実感しました。

主砲の発射音などは逆にあまり気にならなかったのですが、ファンからはかなり不満の声が大きかったのでしょう。パワーアップして、というより事実上修復ではなく再建された新生ヤマトなのですから、音が変わっていても当然だと自分は思っていたのですが、オリジナルの音に戻れば戻ったで、やはり懐かしくはなります。
それでもブルーノアの主砲の音まで旧作ヤマトと同じになっちゃったり、大ウルップ星間国家連合の艦隊の音まで旧作準拠だと、ちょっとやり過ぎの感があります。まるでファンが作ったMAD作品のような気さえしてきます。

また今回入れ替えになったのは効果音だけかと思いきや、かなりの量のBGMが差し替えに。
前半部分はそれほどでもないのですが、後半になるとほぼ別物で、クラシック音楽が激減します。印象的だったグリーグのピアノ・コンチェルトもなし。その代わりに山下康介の書いた『復活篇』用の未使用曲や、『さらば』、『永遠に』、『完結編』などからの流用曲や出典不明曲(いずれかの作品の未使用BGMか?)が使われ、「ヤマト」ムードは強調されました。

ヤマト発進シーンに流れる「宇宙戦艦ヤマト2009」も、THE ALFEEの歌ではなく、インストルメンタル・ヴァージョンに。これも個人的には嬉しい改変でしたね。逆にエンディングには「この愛を捧げて」がナレーション被らずにフルコーラス流れます。

公開版では最後に様々な人への献辞が出て終わりますが、今回はただ一文、
「故 西﨑義展に捧ぐ」――と。
リメイク版の『宇宙戦艦ヤマト2199』も良いですが、やはり三部作構想だというこの『復活篇』を、故人の意思を継いで何としても完結にまで導いて行って欲しいものです。
# by odin2099 | 2012-01-14 19:12 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
織田裕二が裏の顔を持つ外交官・黒田康作を演じた『アマルフィ/女神の報酬』の続編。
今回は主にスペインが舞台だが、前作ほど観光映画化してはいない。黒田のキャラクターは相変わらず微妙・・・。

正直言うと、お話の方はなんだかチンプンカンプン。
日本人投資家の死体が発見され、強盗殺人事件だと判断されるのだけれども、遺体の第一発見者である銀行の日本人女性行員も、捜査に乗り出したインターポールの日本人捜査官も、それぞれ何やら秘密を抱えている様子。そこへ黒田が首を突っ込み、二転三転の大騒動が繰り広げられる、というモノなのだけれども、誰が何をどうしたいのかが最後の方まで良くわからない(実は見終わった後でも何となく釈然としなかったり・・・)。

ところがそれでも映画としては前作よりも面白いんだから不思議なもの。わからなければわからないなりに展開がスムーズだったり、演出が上手かったりするんだろうなあ。
前作と本作の間にはTVシリーズの『外交官・黒田康作』という作品があって、あんまり評判が良くないみたいだけど、スルーしてないで一応は見ておこうかな、という気になっちゃった。

またヒロインを演じた黒木メイサが良い。
今まで黒木メイサって、決して好きな女優さんではなかったのだけれど(嫌いじゃないけど)、最近の活躍ぶりはちょっとファンになってしまいそうだ。

戸田恵梨香は前作に引き続いての登場だけど、殆どカメオ出演みたいな扱い。元々カメオの福山雅治はちょこっとだけ出てくる美味しい役回りで、鹿賀丈史や谷原章介、夏八木勲は、ま、こんなもんかな。
もう一人の主人公とも言うべき伊藤英明は・・・・・・髪形がヘンなんですけどぉ。
# by odin2099 | 2012-01-13 06:32 |  映画感想<ア行> | Trackback(19) | Comments(4)
『仮面ライダーW』のスピンオフVシネマの第1弾で、主人公は仮面ライダーアクセルこと照井竜。
最終回の後日談で、照井と亜樹子は新婚ラブラブ。ただ相変わらず「所長」としか呼ばない照井に、亜樹子は不満タラタラ。そんな時、照井が刃野刑事を銃で撃ち、女スリと一緒に逃亡中とのニュースが・・・・!

出てすぐに購入していたんですが、やっと鑑賞。
坂本浩一監督なだけに、アクションてんこ盛り。
照井役の木ノ本嶺浩は当然のことながら、刃野刑事役のなだぎ武も結構なアクションを披露。
そしてお色気担当が長澤奈央で、TV版と同じくリリィ白銀役で登場してます。監督のお気に入りの一人だったっけ。
またJAEの下園愛弓が、スリの元締めの女用心棒役でチャイナドレスで照井と格闘するなど、持ち味は十分に発揮してくれています。ビバ!

ゲストヒロインの女スリ葛木葵を演じているのは滝裕可里。
彼女もチラっと色っぽいところを見せてくれたりしますが・・・あれ?照井役の木ノ本クンよりも年上だったのか・・・。

ゲストといえば『ウルトラマンメビウス』の田中実に、『ウルトラマンネクサス』、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の俊藤光利といったライバル作品(?)のメイン・キャストの方々が登場。ネタバレになるので詳しくは語れませんが、イメージを逆手に取ったキャスティングと言えるかな。
ただ本作のDVDリリースの直後に田中実の訃報が飛び込んできただけに、冷静に見られるようになるのには、まだまだ時間が必要です・・・。

ともあれ、手錠に繋がれての脱走というシチュエーションはハードボイルドっぽいし、「離婚の危機だ!」と飛び出す亜樹子と、「竜、結婚してたの?」という葵、それに葵は名前で呼ぶくせに亜樹子のことは「所長」としか呼ばない照井との三角関係のドタバタとのギャップは面白く、照井のキャラクターもしっかり描かれた傑作。
翔太郎とフィリップは完全に脇に廻っているのでファンには物足りないかも知れないですが、重いテーマをさらっと流すのも『W』っぽいかなあと思ったりして。
# by odin2099 | 2012-01-12 18:50 | ビデオ | Trackback(7) | Comments(0)
この作品を”和製『ダ・ヴィンチ・コード』”などと紹介していたのはどこの誰だ?
ちょっと期待しちゃったじゃないか・・・。

東京から大阪へ3人の会計検査院調査官がやってきた。彼らは実地調査を進めるうちに、財団法人「OJO(大阪城趾整備機構)」に不審な点を発見する。のらりくらりと追及をかわす姿に、大阪中が口裏を合わせているのでは?との疑問が生じてくる。
そんな彼らの前に姿を見せた一人の男は、自らを「大阪国総理大臣」だと名乗る。「OJO」は長い間、あるものを護り続けてきたのだと――。

この大阪人が守り続けてきたのが、死んだと思われた豊臣秀頼の遺児・国松とその子孫で、それが「OJO」=「王女」。このキーパーソンを沢木ルカが演じてますが、彼女の表情は凛としていて良いですねえ。
その一方で、男勝りの少女やそのものズバリの少年役が多いので、タイプキャストに陥らなければいいな、と心配にもなるのですが。

で、この「豊臣の末裔」を中心に描くのであれば、まあ『ダ・ヴィンチ・コード』とは言わないまでも歴史ミステリーに分類出来たかも知れませんが、現在まで血筋が残った謎解きだとか、プリンセスが一体誰なのかとかそういうことは二の次で、映画の主題は父から息子へ受け継がれて行く絆の大切さ。
なんだそりゃ?という感じで、完全に肩透かしを食らいました。

癖のあるキャラクターやそれを演じる俳優さんが揃っているので、最後まで飽きずに見ることは出来ますが、ただそれだけ。堤真一や中井貴一が熱演し、佐橋俊彦の音楽がどれだけ盛り上げようと、何も響いてくるものはありませんでした。
「その日大阪が全停止した」とか「いま明らかになる歴史を覆す真実」だとか、宣伝文句に騙された気分。万城目学の小説の映画化ですが、原作はもっと面白いのかなあ。
また今は現実の大阪の方が、府知事から市長へ転身した人が「大阪都構想」をぶち上げたりして面白くなっているような・・・?

最後に一言、調査官の一人を演じた綾瀬はるかは可愛らしくて良かったです。
しかし彼女が大阪市内を走り回るシーンで、ゆさゆさ揺れる豊かな胸は・・・狙いだろうな、きっと。
# by odin2099 | 2012-01-11 23:50 | Trackback(31) | Comments(11)
<ライダー>にしろ<戦隊>にしろ、アクションてんこ盛りのエピソードで愉しんだ記憶はないんだけど、この作品は違う。アクションだけでこれだけ”魅せる”<ライダー>映画が作れるなんて、今まで考えもしなかった。
うーん、坂本監督、すげえ。

渡部秀も三浦涼介も福士蒼汰も動く動く。
旋風脚とか見せてくれるんだから、香港映画もビックリだ。
女性陣のアクションシーンは、財団Xの幹部ソラリス役を顔出しで演じ、仮面ライダーなでしこのスーツアクトレスを務めたJAEの人見早苗が吹き替え。
人見早苗祭りになっていたりもするけど、それでも高田里穂も有末麻祐子も頑張っている。

それに『フォーゼ』編の、撫子がカンナギによって人間体を失うところ、不覚にもあのシークエンスで涙が・・・。
隼が、JKが、ユウキが、美羽が、友子が傷ついて行く。
「思いっきり泣け!君が泣く時間くらい、俺たちが作る!」という賢吾の台詞、ベタなんだけど、その分ストレートに来た。

『オーズ』編は思い入れのない分ややテンション下がり気味だったけれども、伊達&後藤のバース組、クール・ビューティー里中などのキャラ立ちが見事なので、ゲストキャラも良く見えてくる。
そして映画全体がえっちぃのもマルである(笑)。

坂本監督は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』も70年代テイストを活かし、マニア心もくすぐる傑作に仕上げていただけに、今度は<戦隊>も撮ってくれないもんかなあ。
# by odin2099 | 2012-01-10 22:39 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
NHKの大河ドラマが『平清盛』なので、昨年の秋ごろから関連本が続々出てきています。
清盛の人となりや事績は他の本にあたるとして、そもそもなんで平氏と源氏は対立しているのか、というあたりをひも解いてくれるのがこの本です。

よく「源平交代説」とかいうのが唱えられることが多いですね。栄華を極めた平氏が没落した後、源氏が幕府を開くものの、やがてその実権は平氏である北条氏が握り、鎌倉幕府が倒された後では源氏の足利氏が幕府を開く。その室町幕府を倒したのが平氏を自称する織田信長。やがて豊臣秀吉を経て最終的に権力を担ったのが、源氏の流れを汲む(と称する)徳川家康、という具合。
この本では、その流れは偶然、それに作為的なものであると明言していますし、元々平氏と源氏は対立しあうライバルではなく、同じような天皇の子孫であり、宮廷を護る双璧だった、としています。

また取り上げる期間も、保元・平治の乱から壇ノ浦での平家滅亡、鎌倉幕府の成立まで、ではなく、平将門から始まるのも新鮮です。
最後は源実朝暗殺から承久の乱までなので、せっかくだから室町幕府の終焉あたり(更に欲を言えば江戸幕府の成立)まで行って欲しかったのですが、大きな流れを簡便に俯瞰出来るのは有難いものです。
# by odin2099 | 2012-01-10 06:49 | | Trackback | Comments(0)
トム・クルーズ主演の<ミッション:インポッシブル>シリーズの第3作目。
今は4作目を劇場公開してますが、実は3作目はまだ見てませんでした。

一線を退き、今は教官をしているイーサン・ハントの元に、教え子リンジー(ケリー・ラッセル)が任務中に捕えられたとの知らせが入る。彼女は武器ブローカーのディヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)を調査中だったのだ。正体を隠し、ジュリア(ミシェル・モナハン)との新しい生活を始めようとしてたイーサンは迷うが、結局救出作戦に参加。しかし彼女は殺されてしまう。
生前の彼女が密かにイーサン宛に残したメッセージにより、IMFのブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン)がディヴィアンと結託して裏切り行為を働いていることを知ったイーサンたちは、単独でディヴィアンの身柄を確保するものの、武装集団の襲撃によって奪い返され、イーサンもまた拘束されてしまう。その間にディヴィアンはイーサンの妻となったジュリアを誘拐、イーサンに協力を強要する。
直属の上司マスグレイブ(ビリー・クラダップ)の手引きで脱出に成功したイーサンは、ジュリアを救い出すべく行動を開始するが、それは更なる大きな罠だったのだ・・・。

今回イーサンとチームを組むのはお馴染みルーサー(ヴィング・レイムス)に、デクラン(ジョナサン・リース=マイヤーズ)、ゼーン(マギー・Q)というメンバー。皆勤賞なのはルーサーだけですね。

開巻すぐにイーサンとジュリアが絶体絶命。はたしてどうなるか?というところから時間を戻し、イーサンの幸福そうな日常生活を紹介し、そして再び危険な任務へと駆り出されて行く様を描いて行くという構成はなかなか秀逸ではありますが、スパイが国家の任務とかをそっちのけで、奥さん助けるためだけに奮闘するというお話なのはどうなのかなあという気もします。
それに組織内(身内)に裏切り者パターンも流石に飽きてきますね。

どの程度スタントマンを起用しているのかわかりませんが、相変わらずトム・クルーズはかなりの量のアクションを自分でこなしているようで、これがCG合成などの誤魔化しでないならば大したもんです(というか、よくエージェントが許可してるなあと思いますけど、自身でプロデューサーを兼任しているからなのかしらん)。

1作目のエマニュエル・ベアールを別格にすると、なんとなく微妙な女優さんばかりという印象が残るこのシリーズですが、そんな中でもセクシーなアクションをチラっと見せてくれるマギー・Qはなかなかポイント高いと思います。もうちょっと出番が多いと良かったんですが。

さて、4作目はどうしようかなあ?
# by odin2099 | 2012-01-09 20:41 |  映画感想<ア行> | Trackback(24) | Comments(4)
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