【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

e0033570_21250451.jpg2014年に上演された日本テレビ開局60年特別舞台「真田十勇士」が、今度は映画に。
ということで、
舞台中継でおさらいをしてから映画館へ行ってきました。
結論から言ってしまうと、舞台>映画。
真田丸の攻防戦など映画らしいスペクタクルな見せ場もありますが、お話は舞台版の凡そ半分(後半部分)だし、舞台上で繰り広げられる生身のアクションを見てしまうと、スクリーン上でのアクションはねぇ。

メインキャストは舞台からスライドの人あり、入れ替わりの人あり。
猿飛佐助に中村勘九郎、霧隠才蔵に松坂桃李、この主演二人はそのまんま。
真田幸村の加藤雅也、三好清海の駿河太郎、由利鎌之助の加藤和樹、筧十蔵の高橋光臣、海野六郎の村井良大、望月六郎の青木健、仙九郎の石垣佑磨も変わらず。
火垂は比嘉愛未から大島優子に交代し、根津甚八(豊臣秀頼と二役)の福士誠治は永山絢斗に、三好伊三は鈴木伸之から荒井敦史に、真田大助は中村蒼から望月歩へ、久々津壮介も音尾琢真から伊武雅刀、淀殿は真矢みきではなく大竹しのぶ、そして徳川家康は平幹二朗から松平健へとそれぞれ変更。
それでも各キャラクターのイメージは概ねそのままでした。

e0033570_21251853.jpgお話も舞台版とほぼ同じ。
ただ前に書いたように舞台版は九度山から始まり大坂入城、大坂冬の陣と夏の陣と進んでいきますが、映画版は大坂の陣に絞って展開します。
そのために見せ場が減ってしまうキャラクターも多く、佐助や才蔵と仙九郎の因縁話とか、才蔵と火垂の関係なども少々わかりにくくなっていますね。
それに才蔵は舞台版のおちゃらけた感じがなくなり、クール一辺倒(といいつつ、実は結構”熱い”男ではあるのですが)で少々つまらない感じに。というか、全体的にコメディ色は弱められています。
舞台版では流行語をバンバン取り入れたり、諺というか言い回しを微妙にずらしたりというギャグが再三織り込まれていましたが、さすがに映画版では全部カット。まあそれはいいんですけどね。
その反対に、真田父子が討ち死にするシーンでは思わず涙が…。
これは映画版ならではの盛り上げでしょうか。

斯様に多少なりとも不満のある映画版ではありますが、舞台版を知らない人ならば真田幸村のキャラクター造形のユニークさや、幸村・大助、淀殿・秀頼という二組の親子関係の描き方、クライマックスでこれでもかと出てくるどんでん返しの連発は十分に楽しめるでしょうし、娯楽時代劇としてはもちろん合格点。
でもやっぱり初見の舞台版でのインパクトが勝ってしまった、というのが個人としての感想です。
逆に、再演版の舞台がどうなっているのか、愉しみが増えました。

【ひとりごと】
冒頭、なんでアニメシーンを入れてキャラクター紹介をしたのかは意味不明。
エンドロールの紙芝居、これまた意味不明な箇所もあるけれど、もし続編の構想があるのなら、それは見てみたい。
どうせ「何がホントで何がウソかさっぱりわからねえ」ホラ話なんだから、やってくれりゃとことん付き合いまっせ。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-29 21:30 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20444175.jpg2014年に日本テレビ開局60周年特別舞台として上演された『真田十勇士』が、再演そして劇場映画化!
再演はともかく、映画化とは珍しいですね。
その前に前回の上演版を振り返りたいと思います。
最近になってようやくこの舞台版のDVD&Blu-rayが発売になりましたが、中身は以前WOWOWで放送していたのと同じでした。

舞台で一度観ているものを、映像でもう一度見直すというのはちょっと不思議な感じ。
劇場では後ろの方で見ていたのでよく分からなかった役者さんたちの表情を、アップで追体験するというのも面白いものです。なんせ微妙な表情などというものはわかりようがないもので。
その一方で舞台狭しと暴れまくる殺陣の迫力は、なまじ個々人のパフォーマンスのみアップにされるとダイナミズムに欠けるきらいがあるのは痛し痒しですねえ。
マルチアングル機能を搭載したDVD&Blu-rayソフトもありますが、その機能がもっと進化してもっと多くのカメラの映像から自分の見たいアングルのみを簡単に選んで再生できるようになると、一つのソフトを何度でも見たくなるはずなんですが。

それはさておき、何が嘘で何が真やら観客も煙に巻くこの「真田十勇士」、改めて見直しても面白かったです。
初見がこのライブ中継版だったら微妙だったかもしれませんが、生の舞台を体験しているだけに、映像を見ていると劇場での興奮が甦ってきます。
当時ちょっと影が薄いなあと思っていた十勇士メンバーもいましたが、こうしてみると適材適所かと。
再演版も劇場版も色々と手を変えてくるでしょうから、色々と見比べる楽しみがありますね。

そういえばこの舞台版で語りを務めたのは十代目坂東三津五郎。その前年に病に倒れ、この公演に際して主演の中村勘九郎から「舞台復帰、おめでとうございます」と声を掛けられていましたが、結局その一年後にお亡くなりに…。
再演版ではそのあたりもどうなっているのかが気になります。

【ひとこと】
舞台中継の収録は2014/1/23。
ということは自分はその翌日の公演を見に行っていたんですねえ。惜しい!(なにが?)
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-28 20:47 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_21372318.jpg初作「ゴジラ」から最新作「シン・ゴジラ」まで、シリーズ作品に関わった作曲家を紹介し、作品の音楽を一作ずつ語るという、これまでありそうでなかった「ゴジラ」本。

もちろん音楽解説だけでなく、ストーリー紹介にとどまらず各作品評も読むことが出来る。
従来の「ゴジラ」研究本とは一味違った着眼点、切り口が楽しめるという点でも、ファンなら一読の価値あり、だろう。

紙幅の都合上だろうが、例えば伊福部昭が手掛けた「ゴジラ」以外の作品など、シリーズを語る上では切り離せない関係にある諸作品には殆ど触れられていないのが残念で、いずれ「東宝特撮映画音楽ヒストリア」のような増補改訂版の刊行を望みたいところだが、取り上げる作品数が増えてしまうと全体像がぼやけてしまうという弊害をもたらす可能性もあるのかも知れない。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-27 21:38 | | Trackback | Comments(0)
これもお城の本です。
1年位前に買ってパラパラと読んでいたんですが、そのままになって忘れていたのを発掘(^^;

e0033570_22343241.jpg題名に偽りありで、微妙に「見えそうで見えない」お城も含め、紹介されているのは以下の通り。

江戸城、小田原城、駿府城、掛川城、浜松城、岡崎城、名古屋城、清州城、岐阜城、彦根城、大坂城、明石城、姫路城、岡山城、福山城、三原城、広島城、岩国城、小倉城、吉田城、大垣城、墨俣城、長浜城、佐和山城、安土城…

姫路より西へは行ったことがありませんが、この中で見つけやすいのは掛川城と清州城かな。
浜松城や岡崎城なんて見えるんだろうか???

などといいつつ、こういう切り口からお城ファンが増えるのもいいですね。
車窓から「ん?あれは何だろう?」という興味からお城好きになる、なんていう人もいるのかも知れません。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-26 22:35 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_19483709.jpgNY国連本部でのタルボット准将の演説中に、突如シールドを名乗る武装集団が襲撃、多くの犠牲者が出る。
タルボットはその正体に疑念を抱くが、クリスチャン・ウォード上院議員はシールドを排除する法案を可決させようとする。
上院議員はグラント・ウォードの兄だった。
コールソンはグラント引き渡しを交換条件に、法案を取り下げさせることに成功する。
だがシールド基地から護送の途中にグラントは脱走し、シールドの追跡をかわしヒドラと接触を果たす。

DISC2には第6話「スプリンター爆弾」から、「最後のピース」、「兄弟の再会」、「地下に眠る都市」、「オベリスクの力」の5エピソードを収録。

コールソンが描き続ける謎の図式は他のタヒチ患者たちも描き続けており、これがとある街へと誘う地図であることが判り、軍の衛星ネットワークを使いその場所を突き止めることに成功する。
e0033570_19484666.jpg同じくその秘密を追っていたダニエル・ホワイトホールの正体が、レッド・スカルの弟子ベルナー・ラインハルトの後身であることも判明。またオベリスクがその都市への鍵であり、それに触れることが出来るのがスカイとレイナのみであり、彼女たちを巡ってヒドラとシールドの間で駆け引きが行われる。
そして遂に訪れるスカイと父との再会、そしてスカイの母の死の真相。

ラインハルトを巡る回想シーンではペギー・カーターが再登場。
レギュラーメンバーにも異動があり、本当の名前がデイジーだと明らかになったスカイの”変身”と、目まぐるしい展開からは目が離せない。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-25 19:50 | テレビ | Trackback | Comments(0)
またか、とお思いでしょうが、お城の写真集です。
カメラマンは山下茂樹、巻末には「お城を上手に撮るコツ」などというコーナーもあります。

e0033570_19373416.jpg掲載されているお城は以下の通り。

弘前城、会津若松城、江戸城、小田原城、松代城、小諸城、上田城、松本城、高島城、金沢城、富山城、丸岡城、岐阜城、墨俣城、郡上八幡城、大垣城、駿府城、犬山城、清州城、名古屋城、岡崎城、伊賀上野城、長浜城、彦根城、二条城、伏見城、大坂城、岸和田城、赤穂城、竹田城、姫路城、和歌山城、松江城、備中松山城、岡山城、丸亀城、今治城、宇和島城、松山城、高知城、小倉城、熊本城。

こういった写真集ではあまり取り上げられないお城も幾つかありますね。
それもチェックポイントでした。

「これからお城に訪れたいと思われる皆様に。お城巡りがより楽しくなるお役になりましたら幸いです。」
とのコメントも良いと思います。
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-23 05:55 | | Trackback | Comments(0)
『世界に発信・劇場版アニソンワールド 永井豪×オーケストラ ダイナミックコンサート/映像とオーケストラで蘇る永井豪の世界』

e0033570_21120960.jpg会場となる東京芸術劇場の前を通った時にポスターを見かけ、なんじゃこりゃー?!と思ったものの、生憎その日は仕事。
で、悶々としていたワケですが、どうやら仕事帰りに間に合いそうだと判断して密かに計画。予定よりは遅くなったものの、ええいままよ!と当日券狙いで突撃しました。

15時と19時の2回公演でしたが、参加したのは19時の回。しかも当日券でも前から3列目の真ん中、なんていう席が取れたりでラッキー。
ただ15時の回には永井豪先生をはじめ、渡辺宙明先生などもいらしたようですが、19時の回ではお見かけしなかったような…。

さてこのコンサート、永井豪所縁の作品の主題歌を演奏する、という趣旨のものなのですが、パンフレットがない…!
何を演奏するか事前の情報がないので、次に何が来るのかドキドキ。
(終演後にロビーに貼りだされてましたけどね)

オープニングは贅沢にパイプオルガンのソロ曲でしたが、これは何の曲だったのでしょう?
続いてオーケストラに混声合唱団が入ってきて、こちらが序曲ってことになるんでしょうか。「マジンガーZ」にあれは「鋼鉄ジーグ」?それに「ドロロンえん魔くん」「デビルマン」「ゲッターロボ」「キューティーハニー」の主題歌をアレンジしたメドレー曲。
ここに今回の目玉、ダンスパフォーマンスが加わります。セクシーなハニーに、原作準拠のワイルドなデビルマン…うーん、微妙。

MCが小林千鶴と本多真梨子(「ロボットガールズ」Zちゃん役の方ですね)、指揮が和田一樹(なんとデビルマンを意識した特注のスーツを着用!)、演奏が東京ニューシティ管弦楽団、と紹介されたところで本格的にコンサートは始まります。

e0033570_21124642.jpg最初のブロックはマジンガーZで、「マジンガーZ」「空飛ぶマジンガーZ」「Zのテーマ」をメドレーで。
次は「ドロロンえん魔くん」「妖怪にご用心」ときて、「魔女っ子チックル」と「チックルチーコのチャチャチャ」。チックルはちょいと意表を突かれました。
しかし全体的にアレンジがねぇ。凝りたいのはわかりますが、ファンが望んでるのは原曲に忠実なオーケストレーション作品ではないか、と。

次がキューティーハニーのブロックで、「キューティーハニー」「夜霧のハニー」、そして聴き覚えのない曲…と思っていたら「きっとVICTORY!」という「キューティーハニーF」の楽曲と後で判明。「F」って1~2話しか見てないもので…。
ここで再びダンスパフォーマンス。
ハニー以外にもセクシーなお姉さんたちが色っぽく踊ってくれるのでドキドキ。指揮者の和田さんの寸劇?も入ったりで面白いことは面白いけれど、演奏し難そうでしたね、オーケストラの皆さん。
特にコンサートマスターをはじめとする第1ヴァイオリンの方々と接触するんじゃないかとヒヤヒヤしてました。あまりスペースなさそうだったし。
その後は公開が近付いてきた「CUTIE HONEY/TEARS」の予告編を上映。

次は「UFOロボ グレンダイザー」から「とべ!グレンダイザー」、「燃える愛の星」、「GOGO!甲児」の3曲。
しかしスクリーンに映し出された映像は、何故か「グレンダイザーギガ」のもの。てっきり「アニメ化決定!」とかいうサプライズがあるのかと期待してしまいましたが、そんなことはありませんでした。

続いてはゲッターロボのブロック。オーケストラが奏でる「ゲッターロボ!」は格好良い!
宙明先生のコンサートは昨年から今年にかけて実現しましたが、今度は是非とも菊池俊輔先生のコンサートも開催して欲しいものですねえ。
「ゲッターロボ號」、「真ゲッターロボ/世界最後の日」の「HEATS」、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」から「STORM」とバラエティに富んだ選曲です。

次のコーナーは「永井豪画業の歩み」。
「ハレンチ学園」、「あばしり一家」、「イヤハヤ南友」、「凄ノ王」、「バイオレンス・ジャック」、「ゴッドマジンガー」、「獣神ライダー」、「マジンサーガ」、「激マン」等々、代表作を「その年にどんなことがあったか」を交えながら発表年順に紹介。知らない作品や、え?これを選ぶの?というのもあったりして…。
BGMとしてデビルマン、マジンガーZ、えん魔くん、ハニーの主題歌のパイプオルガン演奏付き。

この辺りから後半戦に突入。といっても休憩なし、ノンストップのコンサートです。オーケストラの皆さんも大変ですねえ。
「デビルマンのうた」と「今日もどこかでデビルマン」、これまたアクションパフォーマンス、アンド和田さんの寸劇付き。その流れで和田さんが「デビルマンのうた」を解説するコーナーもありました。
こっちでは殺陣を披露しているので、ハニーの時以上にハラハラして見てましたが、純粋に音楽を聴きたいという思いが強いので、こういうのって如何なものかと思いますが。

この後は怒涛のマジンガー祭り!
「わが友マジンガーZ」、「マジンガー応援歌」、「戦う兜甲児」、「さやかのテーマ」、「マジンガーわがマシン」、「空飛ぶマジンガーZ」とメドレーで演奏されましたが、これって挿入歌集のLPとかCDとか買った人じゃないと知らない曲もありますよねえ。
更に「おれはグレートマジンガー」、「鉄也のテーマ」、「ビューナスAの歌」、「グレートマジンガーのバラード」、「勝てグレートマジンガー」と続くのですからマニア向け。
こちらは嬉しいですけど、聴いてる人はきょとん、だったのではないかと思われます…。

ここでゲストの水木一郎登場!
会場は一気にヒートアップします。
「Zのテーマ」、「わが友マジンガーZ」、「マジンガーZ」を一気に熱唱。さすが水木アニキです。特に「わが友マジンガーZ」なんかなかなか歌う機会がないんじゃないかと思いますので、これは貴重?
そして「おれはグレートマジンガー」、「鋼鉄ジーグのうた」と続きますが、エンターテナーに徹するのはいいのですが、もっとオリジナル歌唱を尊重した歌い方もして欲しいな、というのが常々思っていること。ちょっと違う方向性を向いているようなのが寂しいやら悲しいやら。
コーナーの最後は「真ゲッターロボ/地球最後の日」から「今がその時だ」。

ノンストップ2時間のコンサートもいよいよ終わり。
フィナーレは皆で「マジンガーZ」を大合唱!

色々と不満点を上げてきましたが、コンサートを実現してくれたことにはただただ感謝です。
その上で、次があるならこうして欲しいなあと思ったことを幾つか。
ダンスなどのパフォーマンスは必要最小限に。ちょっと奏者が気の毒になってしまいました。
というか、個人的にはいらないと思っていますが。
そして演奏する曲が今回は主題歌と挿入歌のアレンジに限定されていましたが、出来ればBGMも聴きたかったなあと感じたのですが、これは贅沢すぎるでしょうか。
また「グロイザーX」、「サイコアーマー ゴーバリアン」、「ゴッドマジンガー」、「獣神ライガー」、「マジンカイザー」、「真マジンガー衝撃Z編」等々、今回見送られた作品がまだまだありますので、次があるならフォローして欲しいところですね。
え、「アステカイザー」?!

【ひとりごと】
和田さんがフィギュアのやたらと宣伝してましたけど、高すぎるよ~。
置いておく場所もないよ~。
e0033570_21122102.jpg

e0033570_21130075.jpg

[PR]
# by odin2099 | 2016-09-19 21:18 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
『スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」/岡田斗司夫の空想政治教室』 岡田斗司夫

e0033570_18012456.jpg「中学2年にもわかる政治学」を目的に書かれた本だそうです。
現実の政治についてあーだこーだ解説しているワケではなく、それをフィクション世界に置き換えるとどういうことなんだろうか?という感じです。
例えばイギリスのEU離脱は、ジオン公国の独立戦争に準えてます。
それによって「つまりこういうことなんでしょ?」とわかりやすく伝えることが目的ということなのでしょう。

タイトルと違って実際のところは「スター・ウォーズ」よりも「バットマン」や「スーパーマン」等のアメコミや「機動戦士ガンダム」からの引用が多いですが、色々な視点から物事を捉えることが出来るという点で面白い一冊だと思います。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-17 18:02 | | Trackback | Comments(0)
杉本有美写真集「it's me」
e0033570_20375894.jpg
これが最後の水着写真集という触れ込みです。
下着や水着姿は多いですし、一部で胸元が透けて見えるショットもありますが、全体的に冒険が足りない、中途半端なものになってしまっています。見せるなら見せる、見せないなら見せない、どこかでしっかりと境界線を引いた方がいっそ潔いかも。
本人の頑張りが足りないのか、それとも周囲のスタッフが歯止めをかけたのかはわかりませんが、「これで最後」とはファンは納得しないのでは?
今後は露出を封印して演技派の女優を目指すか、あるいは正反対に思い切って映画や写真集でヌードを披露するか、そろそろ選択肢は狭められてきたように思いますが…。

福原遥写真集「はるかかなた」
e0033570_20380721.jpg
ハワイロケも敢行した2冊目の写真集で、彼女もいつの間にか18歳(撮影当時は17歳)。ファースト写真集に比べるとグッと大人っぽくなった感があります。
というよりは年齢相応の等身大の彼女がそこにある、といったところでしょうか。前作はどうしても「ジュニアアイドル」としての彼女を投影して見てしまった部分が少なからずありましたけれど。
ある程度の年齢に達するとガラッと容姿が変わってしまう人も少なくないですが、彼女は上手くその「壁」を潜り抜けた感があり、これからの活躍にも期待がもてますね。

片山萌美写真集「人魚」
e0033570_20382419.jpg
表紙や先行して公開されたフォトから期待されたほどの露出はなし。水着と手ぶらショット、それとセミヌード止りですが、グラビアアイドルではなく女優として売って行こうという彼女の戦略なのでしょう。
ただこれだけのスタイルの持ち主だから、思い切ってグラドル寄りの展開もありなんじゃないのかなあとは思ってしまいます。
それと「女優」としてはやや表情が生硬というか、バリエーションに乏しいのがちょっと気になりますね。もっと色々な「顔」を見せて欲しいというのは、最初の写真集としては要求が高いでしょうか。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-15 20:39 | | Trackback | Comments(0)
「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」に続く<DCフィルムズ>の3作目。
e0033570_21134304.png
スーパーマン亡き今、未曾有の脅威に立ち向かうのは誰か?
米国政府高官アマンダ・ウォラーはタスク・フォースXの結成を決定する。
死刑や終身刑を言い渡されている極悪人たちを、減刑を条件に危険な任務に送りだそうというのだ。もちろん裏切ることを想定して体内に超小型の爆弾を埋め込み、もしもの時には瞬時に抹殺出来るような仕掛けを施して。
選ばれたのは凄腕のスナイパー、デッドショット、ジョーカーの恋人のメンヘラ美女、ハーレイ・クイン、発火能力者のディアブロ、ワニのような肌を持つ怪力のキラー・クロック、身勝手で残忍なブーメラン、世界最高のロープの使い手スリップノットら。そしてこれらアウトロー集団を率いるのは戦闘のプロ、リック・フラッグ。そして彼のボディガードを務める女暗殺者カタナもメンバーに同行する。
最初のミッションは、武装したテロ集団が立て籠もるビルからの要人救出。しかし彼らの前に現れたのは人外の怪物たちだった。
実はリックの恋人に憑依していた古代の魔女エンチャントレスが、自らの野望を叶えるために暴走を始めたのだ。
更にハーレイ・クイン奪還を狙い、ジョーカーも暗躍を始める!

e0033570_21143200.jpgこれで3本目になるけれど、今のところ<DCフィルムズ>で満足出来た作品が1本もないぞ。<マーベル・シネマティック・ユニバース>は殆どの作品に満足しているのに、この差はなんだ?
まあ端から期待はしてなかったとはいえ、自分には<DC>世界は合わないんだろうか???

悪を持って悪を征する、というアイディアなんだけど、実のところスーサイド・スクワッドの面々がそれほどの悪人には見えない。
デッドショットは口は悪いけどなかなかの男っぷりだし、ディアブロが見せる侠気にはグっとくるものがあるし、キラー・クロックも見た目はアレだけどやる時はやるというプロっぽさを垣間見せてくれるし、日和見だったブーメランもなんだかんだで最後は仲間と行動を共にするし、エロ可愛いハーレイ・クインは稚気のかたまり。

結局一番悪いのは、正義の味方の親玉然としていたアマンダじゃん。彼女がヘンな考え起こして、しかも諸刃の剣を振り回すから事態がややこしくなり、さらにリーダー面して偉ぶってたリックがそれに輪をかける大失態で、魔女を解き放って火に油を注ぐ始末。いわばその自業自得の尻拭いをさせられる面々が少々お気の毒だ。
強大な外敵を倒すためにはヴィランの力を借りざるを得ない、ヴィランと言えども自分たちの住む世界を守るためには立ち上がらざるを得ない、というならカタルシスも得られようが、火遊びの度が過ぎて気付いたら大火事になってしまい、慌てて消火活動するんじゃしょぼすぎる。しかもこれだけの大惨事に至りながら、アマンダに反省の色なしと救いようがない結末。なんなんだろう、この居心地の悪さ。

決してつまんなくはないからこそ色々と言いたいこともあるワケで、バットマンやフラッシュがチラチラっと顔見せ出演したり、ブルース・ウェインが仲間集めに奔走してるシーンを見ると今後の<DCフィルムズ>作品群への期待が高まるし、なんだかんだでクライマックス・バトルはそれなりに燃える展開なので見どころは一杯とは言える。

もっともそのクライマックスも、例えば先に「スーパーマン」なり「バットマン」なりの単独作を作ってその中でヴィランたちを紹介しておけば、この映画に出て来た時に「おお、こいつかあ」という気分に浸れるんだけど、みんな新顔ばかりなので(一応キャラクター紹介シーンはあるけど)強者集結ムードが皆無なのが勿体ない。
これで「バットマンVSスーパーマン」に出てきたレックス・ルーサーJr.がメンバーにいたら、ちょっとは違ったかもしれないけどね、この作品に合う合わないは別にして。
e0033570_21142259.jpg
さて、<DCフィルムズ>の次回作は「ワンダーウーマン」。
早くもエンドロール後に予告編を付ける力の入れようだけど、今度は期待していいよね?
来夏が愉しみだ。
e0033570_21140480.jpg
【ひとりごと】
それにしてもジョーカー、ウザかった。これで相当削ったってことは、最初はどんだけ出番が多かったんだ?


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-13 21:19 |  映画感想<サ行> | Trackback(15) | Comments(4)
e0033570_20064270.jpg「行きは参勤、帰りは交代」ということで帰らなきゃ参勤交代は終わらない、と『超高速!参勤交代』に続編の登場だ。

前作で湯長谷藩の連中に苦渋を飲まされた松平信祝は、恩赦によって蟄居を解かれ老中に復帰。
復讐に燃える信祝は尾張柳生の面々を使い、一揆を装って湯長谷に騒動を起こし、間髪を入れずに目付を派遣。
このままでは失政を理由に内藤家はお取り潰しの危機!

ということで藩主・内藤政醇以下、行きの半分以下の日程で急ぎ戻らなきゃならない羽目に。
しかも金も尽き、道中には信祝の罠が仕掛けられ、そして尾張柳生の一味が一行を亡き者しようと狙っているのだ!

e0033570_20065044.jpg前作のメンバーが全員続投し、物語は一カ月後からスタート。
松平信祝の野望は更にエスカレートし、バックに尾張藩主・徳川宗春を付け将軍吉宗の暗殺さえも企んでいる。
その不穏な動きを察知したのが南町奉行・大岡忠相で、密かに信祝を内偵し…と波乱含みの展開。

その一方で殿さま以下、湯長谷の愉快な皆さんは今回も色々と笑わせてくれる。
前作踏まえた小ネタも多いし、晴れて側室となったお咲ちゃん(=深きょん)も可愛い可愛い。人質になったりで、いじらしい。
もちろん笑いだけじゃなくチャンバラもしっかりと見せてくれるし、これは時代劇として久々のヒットシリーズの誕生か。

しかし前作ほどのインパクトはないし、何より信祝の私怨が発端だけに無理矢理感が漂う。
やっぱり前作は奇跡の一本だったのかな。
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-12 20:08 |  映画感想<タ行> | Trackback(12) | Comments(2)
<ジェダイ入門者編><ジェダイ・ナイト編>に続いて<ジェダイ・マスター編>も登場。
e0033570_20465973.jpg
255ページ→327ページときて、今度は703ページ!
単語数も1000語→1000語だったのが、なんと3100語!
ボリュームアップもいいところ。
e0033570_20464311.jpg
レベルも中学レベル→高校レベルで、今回は何も書いてない。
それにEP4~6、EP1~3と縛りがあった前2冊に対し、これはEP1~7までからチョイスということで、英和辞典というより、もう立派な「スター・ウォーズ」の関連本。
e0033570_20462831.png
さて、次はどうなる?
禁断の<シス編>の刊行、あるのか?!
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-11 20:48 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_19134756.jpg「シン・ゴジラ」絡みでこの作品の名前がちょくちょく取り沙汰されるようになり、気になったので再読。
もっとも「シン・ゴジラ」との類似性が指摘されてるのは未見のTVドラマ版の方だが。
あちらには高橋一生や松尾諭が出てるし、総監督が樋口真嗣だし、確かに無関係ってワケでもないだろう。

さて小説版。
書き下ろし含めて5編の短編で構成されているが、怪獣出現の理屈立てそのものはチンプンカンプンなものの、一つ一つのお話はやっぱり面白い。
「シン・ゴジラ」というより「機動警察パトレイバー」のノリに近いと思うけれど。
今回色々と名前が出てきて、チラとでも気になった人は一読してみることをオススメする。

過去記事はこちら


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-07 19:15 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_20144793.jpgせっかくのシーズン2だけれども、なんか中途半端に見ちゃったせいかそのまんまになっていたけれども、WOWOWでシーズン3の放送が始まってるし、シーズン1のおさらい(と「エージェント・カーター」シーズン1)が終わったので、シーズン2をきちんと見るぞ!
今回もDISC1枚ずつのレビュー。

シールドの再建を託されたコールソン新長官。人材も物資も不足し、前途多難。
メイの指導のお蔭でスカイはエージェントとしての腕前を上げてきたが、フィッツは脳に障害が残り、シモンズはヒドラへの潜入任務に就き、ウォードはヒドラの情報源として監禁中。
トリップは前シーズンのラストからそのままレギュラーとして残り、新たなメンバーも加えて新生チームが結成されたかと思いきや、いきなり問題発生…と前途多難なスタート。

ヒドラには新幹部ダニエル・ホワイトホール博士が加わり、レイナはスカイの父を頼り、昇進したタルボット准将は依然シールドを、というよりコールソンを目の敵にしているという状況。
そんな中でもシールドとヒドラは優秀な人材やら未知の危険な物体やら能力者やらを奪い合い。
誰が敵で誰が味方か、前シーズン以上に混沌としていてやはり目の離せないシリーズ。

e0033570_20150268.jpgDISC1には「新生S.H.I.E.L.D.始動」、「新たなる一歩」、「氷の男」、「仮面の敵」、「闇に潜む医者」の5話分を収録。
第1話冒頭は1945年が舞台で、いきなりペギー・カーター率いるハウリング・コマンドーズ(ダム・ダム・デューガンジム・モリタまで!)が登場し何事かと思いきや、この時発見された”最初の”「084」が物語に関わってくるという贅沢なプロローグ編。
そういやトリップの祖父はハウリング・コマンドーズのメンバーだったという設定があったっけ。

他にも新レギュラーかと思われたキャラクターがあっさりと命を落とし、次々と新キャラクターが登場し、各キャラクターが大きく揺れ、と先読みの許されない展開。
フィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグの、無表情というのとは少し違う表情の読めなさ具合が、シリーズの大きなアクセントになっている。喜怒哀楽を表に出すスカイとの対比で、それがより生きてくる感じ。
製作側はそこまで考えて「アイアンマン」の時に彼をキャスティングしたワケではないだろうけど。
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-06 20:21 | テレビ | Trackback | Comments(0)
DISC2では第6話「取り返せない過ち」から、第7話「催眠博士」、そして最終話「ミッドナイト・オイル」の3エピソードを収録。

e0033570_21511892.jpgハウリング・コマンドーズとの共同作戦で活躍し、ロジャー・ドゥーリー支局長や前線での作戦指揮を執ったジャック・トンプソンにもようやくその実力を認められるようになったペギー。だが同僚のダニエル・スーザは一連の事件の陰で暗躍していた謎の女性がペギーであることに気付き、彼女はSSRに逮捕されてしまう。
またベラルーシの秘密基地からペギーたちの活躍によって救い出された精神科医のイフチェンコことヨハン・フェンホフ博士は実はリヴァイアサンの一味であり、その催眠術をもってドゥーリー支局長をはじめSSRのメンバーを自在に操りはじめる。
彼の目的はハワード・スタークへの復讐にあったのだ。

全8話を通して描かれたのはペギーの、そしてハワードの、キャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースへの惜別
常に2人の心の裡にはスティーブが居て、それが2人を結びつけてもいたのだが、最後に彼らはその”呪縛”から解き放たれ、新たな人生を歩むであろうことが暗示される。
テーマがぶれずに完走できたのは、ミニシリーズならではの構成の妙だろう。

e0033570_21513234.jpgソ連の暗殺者ドロシー・”ドッティ”・アンダーウッドの出自が、どうやらブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフと同じものらしいこと、そして最終話のラストシーンにアーニム・ゾラが登場することなど、「エージェント・オブ・シールド」ほど露骨ではないものの他の<MCU>作品群へのリンクが今回も貼られている。
このTVドラマ自体もシーズン2へと繋がっていったので早く続きが見たいが、残念ながらシーズン3はキャンセルされ幾つかの謎は謎のままに終わってしまっているらしいのが残念。何らかの形で完結させて欲しいものだが。
また後のペギーの夫となるキャラクターの登場も、予定されながら果たされなかったということだが、ペギーに想いを寄せているスーザではないのか?
それに出来れば姪のシャロン・カーター誕生まで繋げられれば、更に<MCU>の広がりが感じられるのだが。


[PR]
# by odin2099 | 2016-09-05 22:06 | テレビ | Trackback | Comments(0)
e0033570_21492826.jpg時は1946年にニューヨーク、恋人のキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースを喪ったペギー・カーターは、SSR(戦略科学予備軍)のエージェントとして働いているが、女性ゆえに一人前扱いされていない。
そんな時、旧友のハワード・スタークから援けを求められる。スタークは敵国へ武器を売った容疑で反逆罪に問われ、今や逃亡者となっているのだ。
スタークの執事エドウィン・ジャーヴィスの協力を得、カーターはスタークの汚名を晴らすべく二重スパイと化していく…。

「エージェント・オブ・シールド」に続く<マーベル・シネマティック・ユニバース>のTVドラマシリーズで、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の続編。
タイトルロールのペギー・カーターを演じているのはもちろんヘイリー・アトウェル。映画からのフッテージも流用され、在りし日のスティーブの姿が何度かインサートされている。

e0033570_21510762.jpgドミニク・クーパーは映画に引き続きハワード・スターク役で出演。息子トニー・スタークの家庭教師となり、トニーが生み出した人工知能J.A.R.V.I.S.に影響を与える執事のジャーヴィス、後にスタークと共同でアークリアクターを開発することになるアントン・ヴァンコといった他作品に連なるキャラクターも登場する。
また第5話にはハウリング・コマンドーの仲間ダム・ダム・デューガンがゲスト出演。

全8話からなるミニシリーズでDISC1には「キャプテン・アメリカの恋人」、「ミルク・トラックを追え」、「執事の過去」、「ハワードの帰還」、「ベラルーシ行き」の5話分を収録。
スタークの元から武器を盗み出した連中の背後にはリヴァイアサンと呼ばれる組織があり、何らかの目的でスタークを陥れようとしていること、スタークとジャーヴィスにはカーターに語った以上の目的があること、それにリヴァイアサンがカーターの存在に気付き抹殺しようとしており、またSSRもカーターの隠密行動に気付きつつあること等々、レトロな連続スパイ活劇として先が楽しみだ。
[PR]
# by odin2099 | 2016-09-04 22:00 | テレビ | Trackback | Comments(0)
シリーズ6冊目。
今回収録されているのは表題作「ベルサイユの秘密」以下、「あかねさす男と女」「金と共に去りぬ」「エリザベートの恨み」の四編。ということはこのシリーズも残り3冊か?

e0033570_19524406.jpg今回のネタ元は宝塚での上演作品
それに準えた殺人事件が起こるというのがいつものパターンなので、ジャンルとしては「見立て殺人」モノに入るのかもしれないけれど、別に犯人側に何らかの意図があるわけではなく、名探偵の東子お嬢様が勝手に準えてるだけなのでかなり変則的。
ただそれも時には少々、というよりもかなーり苦しいケースもあるので、色々と大変なんだろうなあとは思う。

また今回は各編ともちょっと読みづらい。
毎回毎回本筋と関係あるんだかないんだかの蘊蓄話の応酬があるのはお約束だけれども、今までは前座的な扱いだった。
ところが今回は推理の途中に挟まれてるもんだから、話があっちこっち飛んじゃう羽目に。まさかそれでミスリードを誘ってるつもりでもないだろうに。

それにマスターがかなりウザイ、鬱陶しいヤツになってきてるのでちょっと軌道修正して欲しいところ。
いるかちゃんがレギュラーになってから、キャラが変わってきてるような。

軌道修正と言えば、今度は植田という刑事と、その部下の渡辺みさとという女性刑事が登場してきたけれど、新たなレギュラーキャラになるのかな。
[PR]
# by odin2099 | 2016-08-28 19:54 | | Trackback | Comments(0)
題名通りの本です。

e0033570_21215058.jpg各地に残る「真田幸村は生きていた」という伝承を集めて紹介してます。その中には直接本人が出てくるものもあれば、その家臣が中心になるものなどバリエーションは幾つか。
もちろん幸村だけでなく、嫡子・大助の伝承もありますし、主君・豊臣秀頼のものもあります。
また盟友である後藤基次や木村重成らのものも少々。
結構あちらこちらに残ってるものなんですね。

ただ残念ながらあんまり読みやすい本ではありません。

記述そのものもわかりやすいとは言えないのですが、構成が上手くなくあっちに行ったりこっちに行ったり。
「後述する」「前述したとおり」「これは先に記しておけば良かったかもしれないが」的な文章が頻繁に出てくるので、もう少し何とかならなかったものかいな、と余計なことを考えてしまい、余計に読了まで時間を要してしまいました。


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-26 21:23 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_20370497.jpg英国貴族ジョン・クレイトン卿の元へ、ベルギー国王レオポルド二世から、彼が統治するコンゴへの招待状が届いた。ジョンの別名はターザン、幼少の頃からジャングルの中で動物と共に育った彼にとって、コンゴは故郷だった。
一度はその申し出を断るジョンだったが、レオポルド二世が原住民を奴隷化している疑いを持っている米英両政府からの要請を受け、故郷へと戻る決心をする。
だがそれはジョンを誘き寄せるための罠だった。
国王の腹心レオン・ロムは破綻した国の財政を立て直すべくダイヤを手に入れ、その見返りにジョンの仇敵の族長ムボンガと手を組んでいたのである。
多くの仲間を殺害され、妻ジェーンを浚われたジョンの怒りが爆発する。

エドガー・ライス・バロウズの生み出した古典的ヒーローの、もう何度目になるかわからない映画化作品だけれど、歴史上の出来事を絡めているのは珍しい、というか初めて?
アレクサンダー・スカルスガルドが扮するターザンことグレイストーク卿はワイルドかつセクシーだし、その妻ジェーンを演じるマーゴット・ロビーも気品がありながら行動的でチャーミング、と美男美女の理想的なカップル。
サミュエル・L・ジャクソンが胡散臭くも偉そうでもないターザンの相棒を熱演すれば、クリストフ・ヴァルツが憎々しげに悪役を好演、と役者陣も揃ってる。
ジャングルの動物たちは皆CGの産物のようだが、これまた助演賞モノの怪演。ターザンと動物たちが会話するような陳腐なシーンがないのも良し。

しかし時折挟まれる回想シーンが物語の進行上は邪魔だったり、ターザンとジェーンが暮らす部族がどうやって二人を受け入れてくれたのかがわかりづらかったり、ターザンを目の敵にする族長とは割とスンナリ和解しちゃったり、クライマックス・シーンが意外に盛り上がらなかったり…とちょっぴり残念な出来栄え。
音楽も良かったし、デイビッド・イェーツ監督も手堅くまとめたなとは思うものの、もうちょい何とかならなかったものかなあ。
それに邦題もイマイチ。
”THE LEGEND OF TARZAN”の方がカッコいいじゃん。それに劇中の台詞ともリンクするし。

ちなみにこの作品で、人生初貸し切りを体験した。
そんなにおっきなスクリーンじゃなかったけど、観客一人は流石に淋しい。

【ひとこと】
ターザン役の吹替に桐谷健太を起用したのはどこの誰だ?!


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-21 20:41 |  映画感想<タ行> | Trackback(9) | Comments(4)
e0033570_19075101.jpg今日は東京芸術劇場へ行ってきました。お久しぶり?の日フィルのサンデーコンサート、題して「お父さんたちの夏休み」!

指揮は寺岡清高、演奏は日本フィルハーモニー交響楽団、コンサートマスターは日本フィル・アシスタント・コンサートマスターとの肩書が付いている千葉清加、司会は田添菜穂子。
休憩15分を含めて2時間丁度のコンサートでした。

第1部はアルフレッド・ニューマンの「20世紀フォックス・ファンファーレ」で開幕。
それに続くのはジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」メイン・タイトル
そうだよねえ、やっぱりこの2曲は続けて演奏しなければ。

この1部はジョン・ウィリアムズの特集と化していて、前半が「スター・ウォーズ・セレクション」、後半が「インディ・ジョーンズ・セレクション」と銘打たれ、メイン・タイトルに続くのは「フォースの覚醒」から「レジスタンスマーチ」「レイのテーマ」「ジェダイへの階段」「Xウィングのスケルツォ」の4曲。
「20世紀フォックス・ファンファーレ」で幕を開けといて、それで演奏するのが「フォースの覚醒」の音楽というのはある意味で意地悪ですけどね(「メイン・タイトル」は「新たなる希望」ヴァージョンでした)。
近々「エピソード8」の作曲が始まるようですが、期待大です。

「インディ・ジョーンズ」からは、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」から「とらわれの子どもたち」、「レイダース/失われたアーク」から「マリオンのテーマ」、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」から「オートバイとオーケストラのスケルツォ」、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」から「クリスタルの誘い」「キャンパス・チェイス」そして「レイダース・マーチ」。
よくコンサートで取り上げられる楽曲ではありますが、「スター・ウォーズ」に比べると若干「これが代表曲?」という感じが漂いますが…。

第2部は「サンダーバード放送50年記念~オリジナル・スコアによる音楽集」
「オープニング・テーマ」に始まり、「SOS原子旅客機・組曲」から「フッドとファイヤーフラッシュ号」「ファイヤーフラッシュ号の着陸」「トレーシー・ラウンジ・ピアノ」、「ニューヨークの恐怖・組曲」から「独占スクープ失敗!」「エンパイア・ステート・ビルの移動」、劇場版から「サンダーバード6号~メインタイトル」「トレーシー島」「ゼロX号のテーマ」、それに「火星ロケット輸送車」、続いて「死の谷・組曲」から「東南アジア道路でのドラマ」、「イージーリスニング・ラジオ・ミュージック」「ジェット”モグラ”号の活躍・組曲」から「ゴングの命運」「危険な穴」「救助!」、それに「エンディング・テーマ」で幕となります。

オリジナル・スコアの演奏は嬉しいんですが、毎度思うのがテレビの劇伴を演奏するだけなのでブツ切れになってしまうのと、同じメロディが何度か出てくるので飽きが来ちゃうのが惜しいというところでしょうか。
コンサートとして組み立てるなら、もうちょっと工夫が必要なのかなあという気がしますね。まあ贅沢な注文ではありますが。

アンコールは予想通りの「サンダーバード・マーチ」、やっぱり生のオーケストラは迫力があって良いですね。
またこういったコンサートがあると嬉しいな。
[PR]
# by odin2099 | 2016-08-21 19:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_21294323.jpgこれはお城好きにとってはちょっと悲しい話題。

鉄筋コンクリートで再建されたお城は、既に耐用年数切れ。
しかし再建しようとしても、そこには様々な法律の壁があり、思うように行かないというのだ。
となるとそう遠くない将来、全国各地の天守は取り壊しの憂き目に。

では木造再建ならOKなのかといえば然にあらず。
こちらにもやはり費用や材料、技術の継承以前に法律が横たわる。
お城を見に行くなら今のうちなのかも知れない。

巻末には本書を執筆中に大地震によって倒壊した熊本城再建問題も取り上げており、そちらも興味深い。


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-18 21:30 | | Trackback | Comments(0)
『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生<アルティメット・エディション>』(2016)

e0033570_13090112.jpg何かと評判の良くない「バットマンVSスーパーマン」ですが、152分の劇場公開版に対し、この<アルティメット・エディション>は183分とボリュームアップ!
さて、その出来栄えは如何に?

まずは「マン・オブ・スティール」と劇場公開版の「バットマンVSスーパーマン」を再観賞。
これ、なかなかキツかったです。
この2本だけで5時間。
<MCU>のイッキミならやる気はあっても、<DCフィルムズ>はゴメンだな…。

ただ今回改めて見て思ったのは、「マン・オブ・スティール」を無理して予習せずに「バットマンVSスーパーマン」を単独で見ても、案外大丈夫なのかな?ということ。
バットマン=ブルース・ウェイン視点で「スーパーマンは何者だ?」は色々語られますからね。

そしていよいよ<アルティメット・エディション>ですが、結論から言ってしまうと
こっちの方が良い!

劇場公開版に不満のある人・わかりづらいと感じた人は是非ともこちらを観るべし!
もっともお話自体がダメだったという人には、いくら補足があるとはいえ同じものですからねえ。

まず発端部分でジミー・オルセンの出番が増えてます。
公開版だとロイスとずっと行動を共にしていたような印象を受けましたが、ロイスとは現地で初対面なんですね。おそらく本来同行するはずだったカメラマンの代わりに、CIAが送り込んだ人材かと。
そして正体の知られたジミーが殺されると、民間人の救出を進言する現場と、構わず攻撃命令を下す軍の上層部との対立があり、発射されたミサイルの撃墜がスーパーマンの初登場シーンとなります。
いきなりロイスを助けに来たスーパーマンも如何にもヒーローっぽくて格好良いですが、これによって何者かによって罠にはめられたことが既に明確になりますのでその後のストーリー展開はスムーズになります。

クラークがゴッサムを訪れ、市民はバットマンをどう考えているかを取材するシーンが追加されたことで、彼が何故バットマンを危険視し、執拗に記事にしようとしていたのかの理由がわかりますし、砂漠の一件で非難を浴びて揺れる心情を養母マーサに電話して吐露する場面も加わり、クラークの人間臭さが強調されてもいます。

レックス・ルーサーの周到ぶりも協調されています。
砂漠の一件はルーサーの罠ですが、冒頭で証言する女性も実はルーサーに脅迫されて偽証していたことが判明。公聴会の前にフィンチ議員にそのことを話しますが(つまり公聴会開催の時点で、フィンチはルーサーの陰謀に気付いていたということ)、そのために彼女は始末されてしまいます。
またバットマンの仕業に見せかけて犯罪者を処刑するなど、スーパーマン、バットマン双方の不信感を募らせていくのです。
またルーサー邸でのパーティーの取材にデイリー・プラネット社からはクラークを指名したのも彼自身で、何故二人の正体を掴んでいたのかはともかく、ここで両雄を引き合わせることも目的だったようです。

砂漠でロイスたちを襲った銃弾の調査には謎の美女?の協力があったり(銃弾とウォレスが乗っていた車椅子には同じ金属が使われていたことや、スーパーマンの透視を防ぐために鉛が使われていたことも彼女の調べでわかります)、追加シーンの重要性を上げて行ったらキリがありません。
個人的にはラストの葬儀のシーンで、ペリー編集長やクラークの元クラスメイトの姿が見られたこと。編集長ってばこのシリーズではガミガミ怒鳴ってるだけの分からず屋に見えてしまうこともしばしばなので、こういうシーンは貴重。

――とまあ「良い良い」言ってきましたが、やはりネックは上映時間。
3時間は長すぎます・だれます・疲れます。
なのでシーンを追加した分、他を削って頂きたいですね。

例えば、バットマンがレックス・コーポレーションの連中からクリプトナイトを奪おうと追跡するシーン。あれ、しつこすぎません?
それにバットマンとスーパーマンの対決シーンももっと短くても良いと思うし、バットマンがマーサを救出する件やクライマックスのドゥームズデイとの戦いも。
バットマンの役立たずっぷりとワンダーウーマンのチートぶりはある意味快感ではありますが、この3人のパワーバランスが上手く描けていないので何がどうなってるのかサッパリなんですよね。ここらへん、本当に「アベンジャーズ」をもっと研究しろよ!と言いたいところです。

そして、細かくつまんで行けば、元の上映時間に少しは近づけるんじゃないですか。
といっても2時間半でもまだ長いと思いますけど。

さて、<DCフィルムズ>の次回作「スーサイド・スクワッド」の日本上陸まであと一カ月弱。
こちらも賛否両論というか否の方が多い印象ですけど、大丈夫なんでしょうか。
第四弾「ワンダーウーマン」は撮影終了で、第五弾「ジャスティス・リーグPART1」は現在撮影中だからここまではやるでしょうが、その後が続くのかどうか少々心配になってきましたぞ。

一方で「フラッシュ」、「アクアマン」、「シャザム」、「ジャスティス・リーグPART2」、「サイボーグ」、「グリーン・ランタン・コアズ」と当初発表されていた作品群の他に、バットマンの単独作、「マン・オブ・スティール2」、それに「スーサイド・スクワッド2」等々を追加という景気の良い話も聞こえてきて…?


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-14 13:15 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_18041576.jpg「仮面ライダードライブ」に続いて「仮面ライダーゴースト」も1本も見ないままここまで来ました。
残り放送期間は1か月半ほど。続く「仮面ライダーエグゼイド」も今のところ見たい気にさせてはくれませんね。

早くも年末にはその「エグゼイド」と共演する「MOVIE大戦」の製作が決まってますが、「ゴースト」単独の映画としてはこれが最初で最後。
ということで、シリーズの総決算のような内容になっているようです。

テレビは一本も見ずとも劇場版は皆勤。これはもう信仰というか義務というか。
ただその信念にも年々揺らぎが生じてきていますので、いつまで続けることやら…。

さて、その劇場版。
今回の売りは、テレビには出てこない新しい仮面ライダーの登場に、大物ゲストを絡めた主要キャラクターの掘り下げ、それに偉人がいっぱい出てくるところ?
といってもこれらは今回の映画特有のものではなく、毎年の夏映画恒例のイベントではありますがね。
また主人公の危機(もしくは死)からの奇跡の復活というのも昨今のトレンドのようで、単独作品ならいいですが毎回毎回だと飽きが来ます。シナリオのテンプレートが出来てるんでしょうか。

e0033570_08383676.jpg若いキャストが多いので、劇場版ならではのしっかりとした演技の出来る大物が出てくると画面が締まるんですが、その一方で賑やかしで芸人さんが出てくると途端に画面がうすら寒くなってくるのは「ライダー」「戦隊」に共通する傾向。シリーズ所縁のゲスト出演もファンサービス以上の意義が見出せないので些か寂しいところですが、その若いキャストが身体を張って頑張っている姿を見るのも「ライダー」「戦隊」の醍醐味。1話の頃に比べると、皆さんの成長ぶりは如何でしょうか。
そういや今年は「スーパーヒーローイヤー」とかって大風呂敷広げてましたけど、半年以上経過しても目新しい点は特になし。
誇大広告なのか、それともまだまだ隠し玉があるのか。「仮面ライダーアマゾンズ」や「ギャバンVSデカレンジャー(ホント?)」程度でお茶を濁す気なら言語道断ですな。


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-14 08:39 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
上田の街で思いがけずに時間を食ってしまったのは、コイツラのせい!
e0033570_11055979.jpg
駅前にこんな看板があったんで
「へー、面白そう」
「スタンプ集める気はしないけど、どこにあるか探してみようかな」
なーんて軽い気持ちでブラブラし始めたのだけれども…
見つからない!
すぐわかる場所にいるヤツもいるんだけど、ヘンな場所に隠れてるヤツもおって、多分普通に歩けば20~30分圏内なんだろうけど、結局1時間半ぐらい彷徨う羽目に。


猿飛佐助
e0033570_11064725.jpg
霧隠才蔵
e0033570_11063093.jpg
三好清海入道
e0033570_11071943.jpg
由利鎌之助
e0033570_11073081.jpg
海野六郎
e0033570_11075183.jpg
根津甚八
e0033570_11080255.jpg
望月六郎
e0033570_11081486.jpg
三好伊三入道
e0033570_11082875.jpg
穴山小助
e0033570_11084327.jpg
筧十蔵
e0033570_11085412.jpg
もうちょっと親切な案内板とか作ろうよ~!

わかるかなあ…。
e0033570_21481524.jpg
伊三入道が一番見つけにくかった。
通りを三往復してしまった。
才蔵は道そのものがわからず、通り過ぎてかなーり先まで行って間違いに気付く始末…。

[PR]
# by odin2099 | 2016-08-13 21:49 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
e0033570_18432640.jpg時は1983年、人類最古のミュータントと言われるエン・サバ・ヌール(アポカリブス)が永い眠りから復活。エンジェル、サイロック、オロロ・モンロー(ストーム)、そしてエリック・レーンシャー(マグニートー)を従え、人類を浄化しようと企む。
その頃チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)はハンク・マッコイ(ビースト)と共に、ジーン・グレイやスコット・サマーズ(サイクロップス)、カート・ワグナー(ナイトクローラー)ら若きミュータントを導いていた。
だがジーンの予知能力はじめ不穏な動きをキャッチし、かつての恋人であるCIA捜査官モイラ・マクタガートに協力を求めようとした矢先に、アポカリブスによって囚われの身となってしまう。
残されたハンク、スコット、ジーン、カートそれに戻ってきたレイブン・ダークホルム(ミスティーク)やピーター・マキシモフ(クイックシルバー)はチャールズを救うべく行動を開始する。

キューバ危機を題材にした「X-MEN/ファースト・ジェネレーション」、JFK暗殺やらベトナム戦争終結を背景にした「X-MEN/フューチャー&パスト」に続き、今回の舞台は1983年。劇中でスコットやジーンたちが「ジェダイの復讐」を見に行って、「帝国の逆襲」に及ばないとボロクソに貶すシーンが存在する。

e0033570_18433625.jpgいつの間にか<新X-MEN三部作>の完結編という宣伝がされているけれど、お馴染みのメンバーが集ってX-MENが結成されるラストシーンは確かに一区切りではある。
ただこれで<旧X-MEN三部作>に繋がるかというとそうではなく、前作「フューチャー&パスト」で歴史改変を試みた結果、新たに誕生した時間軸上に存在するパラレルワールドなので、旧作の展開に囚われない新しい物語を紡ぎ出すことが可能になった。

そしてどんなに強大な敵が出現しようとも、舞台が過去(1983年)である以上X-MENたちの勝利は必然。
ということでアポカリブスには見掛け倒しの小物感が漂ってしまうのは仕方ないところだが、実際のところアポカリブスが何をしようと本筋には関係ない。
この物語の主軸になっているのは「ファースト・ジェネレーション」で出会って以降、くっ付いたり離れたりを繰り返しているチャールズとエリックの複雑に絡み合った愛憎の結末と、この二人の理想と現実の狭間で揺れ動くレイブンが最終的にどんな選択を下すのか、にあるのだ。

そしてその選択の結果、「フューチャー&パスト」でも描かれたウルヴァリンが戻って行った未来世界の描写を見るにつけ、おそらく<旧三部作>よりも明るい未来が待っているのだろう。
スピンオフの「デッドプール」もこの時間軸上の世界のはずだが、そちらを見てもミュータントと人類の対立やミュータント同士の抗争も表立っては描かれておらず、<旧三部作>のような緊迫感があり殺伐とした世界ではなさそうだ。
とはいうものの、エンドロール後に加えられたシーンからすればX-MENたちが単純に平穏無事静かな生活を送れるとは思えず、確実に「次」への伏線は張られているようだが。

今回の作品では、カメオ出演した”シリーズ皆勤賞男”を除けば既存のキャラクターの配役は入れ替え。原作ではX-MENのリーダーであるスコットも、ようやっと主人公っぽい活躍を少し見せてくれている。
次回作はウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ第3弾だが、こちらでウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンと壮年期のプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートが降板を表明していることを合わせれば、「次」のX-MEN映画が作られるとしたらキャスト一新の若い顔ぶれになる可能性が高い(二代目ミスティーク役のジェニファー・ローレンスも本作での降板を示唆している)。
となると「完結編」どころか、本作を新たな一作目としてシリーズがどんどん作れそうなものだがどうなのだろう?
e0033570_18473039.png
【ひとりごと】
製作中なのは「ウルヴァリン3」で、準備中なのが「デッドプール2」「ガンビット」
それに「Xフォース」「ザ・ミュータンツ」
他にもファンタスティック・フォーとの共演作や、遂に実現か?!というアベンジャーズとの合流の噂も。
でも純粋なX-MENの新作の話は聞こえてこないな。

【もうひとこと】
吹替版で観たが、アポカリブスには松平健の時代がかった大仰な台詞回しでもさほど違和感なし。
ただ中の人がポー・ダメロンだと考えるとねぇ…。

【もういっちょ】
エリック、あっちこっちに子ども作り過ぎ!


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-13 18:50 |  映画感想<ア行> | Trackback(21) | Comments(8)
ここは子供の頃からの憧れのお城でした。
e0033570_10480315.jpg
これまでにも何度か行こうかなと計画を立てていたんですけど、その都度色々ありまして…。
e0033570_10474776.jpg
ただ、今年だけは行くまいと思っていたんですけどねえ。
e0033570_10475538.jpg
何故かって?それは今年の大河ドラマが「真田丸」だから。
いつも以上に観光客が増え、混雑してるんだろうなあ、と。
でも「思い立ったらナントヤラ」でとうとう重い腰を上げました。
e0033570_10473764.jpg
e0033570_10472570.jpg
e0033570_10471596.jpg
e0033570_10470681.jpg
e0033570_10464825.jpg
それにここは昨夏公開の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」劇場版のロケ地。
劇中に出てくる「忍隠れ城」は、ここと彦根城、伊賀上野城、小田原城を組み合わせて撮影されているんですね。
で、昨夏は彦根城と伊賀上野城に行って、修復工事中だった小田原城には先週やっと行って来て、残るはこの上田城だけ!
――というのも動機の一つでした。
あ、ちなみにこの4城のうち、初めて行くのは上田城だけっていうのもあります。
e0033570_10464004.jpg
夏休みシーズンだからか、平日でも新幹線は指定席満席。
急に思い立って行くのはやっぱり無謀でしたかね。
でも東京から1時間半というのはアクセス面では便利。
e0033570_10492836.jpg
e0033570_10494189.jpg
そしてお城も混んでます。写真撮るのも一苦労。
人が少なくなるタイミングをさっと捉えて…失敗。
e0033570_10494957.jpg
e0033570_10502673.jpg
e0033570_10503658.jpg
建物は櫓と門だけ。
しかも「絵になる」ポイントというのは少ないです。
まー、正直言うと物足りなかったです。
もっとゆっくり回りたかったなあ。
e0033570_10500644.jpg
e0033570_10465791.jpg
実は今回見通しが甘くて…。
もっと簡単に回れると思ってたんですよね。
ところが城内が混雑していたり、街中を散策中に思いの外時間をとられたり。
e0033570_10495888.jpg
絶好の撮影スポット?も逃したし、こりゃリベンジ必至。
池波正太郎真田太平記館とか、映画「犬神家の一族」ロケ地とか色々行きたかったです。
e0033570_10501634.jpg
それにしても「真田」「真田」のオンパレード。
真田氏時代の遺構なんて殆ど残ってないだろうに。
歴代城主の仙石氏や松平氏がカワイソウ…。

↓この4城の組み合わせで「忍隠れ城」を表現。
e0033570_10461073.png
【ひとこと】
上田城とは全く関係ないですが、「ニンニンジャー」のテレビシリーズ見てなかったからよくわからないけれど、EDでは千葉城の前でメンバーが踊っているそうな。
確かに立派な天守(風建物)ではありますがねぇ。
e0033570_10461992.jpg
↑これが千葉城。
この地にこんなものが建っていた記録はない。
最近はコスプレイヤーの聖地と化し、地元住民から顰蹙を買っているとか?!

[PR]
# by odin2099 | 2016-08-13 10:57 | 史跡 | Trackback | Comments(0)
e0033570_18041576.jpg人間世界で暮しているジューマンたちが結成したサーカスがやってきた。
仲間たちの姿に喜ぶジュウオウジャーたちだったが、宇宙大サーカスの団長ドミトルによって客席ごと子どもたちが浚われ、更に大和以外の4人も囚われてしまう…。

<スーパー戦隊>40作記念作品「動物戦隊ジュウオウジャー」の劇場版。
「ジュウオウジャー」に関してはほぼ予備知識ナシだけれども、毎度のことながら<戦隊>は敷居が低い上にシリーズとしての「形」も決まっているので、まあ何とかついていける。上映時間も短いし。

e0033570_18043672.jpgお話も番外編みたいなもので、後々のテレビシリーズで設定拾っていくのかな?
見た目が派手な割に、ジュウオウジャーのメンバーはちょっと没個性な印象を受けたけど、一年経てば彼らも大きく成長するんでしょうね。
今のところテレビ版を見たいな、という気分にはなってませんが…。

【ひとりごと】
相変わらずのお笑い芸人さんのゲスト起用には賛成しかねるんだけどなあ。
話題作りと集客効果はどんなもんなんだろう???


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-12 18:05 |  映画感想<タ行> | Trackback(2) | Comments(0)
e0033570_10154637.jpg異常気象に地殻変動、そして遂に巨大怪獣が目覚めた。あらゆる電子機器を無力化するその能力に、人類は打つ手がない。
だがかつて万能細胞「セタップX」捏造疑惑で学会を追われた西郷博士とその娘・美和は、密かにそれを完成させていたのだ。
助手の新田に「セタップX」を注入して人体実験を行った結果、新田の細胞は急激に分裂と増殖を繰り返し、彼を強靭な肉体を持つ巨人へと変貌させた!

河崎実監督が「シン・ゴジラ」に便乗して作った巨大怪獣モノ。
ちなみに「モノ」は「物」かと思ったら、なんと怪獣の名前だった!
さすが人の発想の斜め上を行くセンスだ。
ただ「シン・ゴジラ」に便乗していても、その元になってるのはゴジラではなく「フランケンシュタイン対地底怪獣」。ある意味ウルトラマンのルーツとも言える「怪獣対巨人」の構図を現代に蘇らせた。

出演は飯伏幸太、斉藤秀翼、鈴木みのる、真夏竜、河西美希、赤井沙希、古谷敏、きくち英一、筒井巧、堀田眞三それに毒蝮三太夫(本人役)。
斉藤秀翼に万能細胞を注入すると飯伏幸太になり、最後にはパワーアップして鈴木みのるになる…と書くとなんのこっちゃ?と思うだろうけど、そういうキャスティングなのだから仕方ない。プロレスラーに怪獣と戦わせるというビジュアルイメージがそもそもの発端なのだろう。

万能細胞の効力は2分40秒という中途半端なものだが、これは博士役が真夏竜だからこそだろう。また滝を切るなんていう特訓シーンもあり、これに異常に拒否反応を示すというのもお遊びだ。
防衛長官と副長官が初代ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンのスーツアクターというのもお遊びで…って、基本この監督の作品はそういったノリで作られてるから、いちいち上げてるときりがない。
その割に「セタップX」に関してはSTAP細胞のパロディ以上の言及がないけれど…これって仮面ライダーXじゃないの?

前作「アウターマン」はかなり面白かったのだけれども、今回はいつもの監督の作風に逆戻り。マムシさんの扱いなんて正にそれ。「ギララの逆襲」の時のビートたけしみたいなもんかな。
それはそれで想定内だったけど、また新しい面が見られるかなとちょっぴり期待した自分がいけなかった。

【ひとりごと】
堀田眞三の存在感(と声のデカさ)は圧巻。もっともっと活躍して欲しいけれど、今のライダーや戦隊にはそぐわない演技なんだろうな。
萩原佐代子と牧野美千子はすっかり隠れレギュラー?
渡洋史も出てたし、真夏竜と筒井巧もお気に入りなのかな。


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-11 10:16 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_10131968.jpg歌舞伎とはなんぞや、というより、歌舞伎ってどこ行けば見られるの?歌舞伎座ってどんなところ?
チケットはどうやったら手に入れられるの?
…といったことをメインにした入門書。
この演目を見ろとか、この役者を見ろといったことは殆ど書いてないという点では、割と画期的な入門書かな。
予備知識を仕入れてからというより、「見たい」と思った時がデビュー時。
また「この演目が」と思っても、やってなければ仕方がない。
他のミュージカルやらオペラやらに比べて難しそうというイメージがあるけれど、そんなに特殊なものじゃない。
実際に見てみて自分に合わなければそれまで、というのも潔い。
こういう本を読むと、久しぶりに歌舞伎を見てみたくなってきちゃいます。
といっても、自分にはあんまり「合ってない」ジャンルではあるんですけどね(苦笑)。
[PR]
# by odin2099 | 2016-08-11 10:13 | | Trackback | Comments(0)
新作の公開に合わせて旧作をお浚いと思ったのですが、そうだ、前作の別ヴァージョン、まだ観てなかった!

e0033570_07104675.jpg「フューチャー&パスト」は既にDVDとBlu-rayがリリースされていますが、その後で別ヴァージョンの<ローグ・エディション>がBlu-rayだけでリリースされています。「ファンなら両方買え」という有難いサービスなのか、一粒で二度美味しいという商売っ気なのかは受け手次第でしょう。

上映時間は132分から149分へ延長されましたが、見る前は編集でカットされたローグの出番を単に増やしただけなのかと思っていました。ところがローグの出番を増やすと、物語の進行がかなり変わるんですね。
その登場は終盤だけですが、まずウルヴァリン=ローガンを過去へ送ることでキティの体力の消耗が激しいことをアイスマンことボビーが気にします。そこで他者の能力を吸収して活用することが出来るローグを助け出すことを提案。マグニートー=エリックと一緒にプロフェッサー=チャールズ邸に囚われてる彼女を助け出しますが、ここでボビーは命を落としてしまいます。以後ローガンの傍らに付き添うのはローグですが、<劇場公開版>では最後までキティを護ろうと戦ったボビーとは違う運命が…。

またローグ以上に出番が増えたのがレイブン=ミスティークとハンク=ビースト。逃亡中のレイブンがセレブロを破壊するためにチャールズ邸に戻ってくるシーンでは、ハンクとのちょっとしたラブシーンもあったりで見ていて気恥ずかしいというか何というか。
これによって彼女のキャラクターは補完され、チャールズに対する、そしてエリックに対する複雑な彼女の感情に深みが出たのも確かですが、全体的にはテンポが悪くなってしまった印象が残ります。
ハンクがローガンに、未来世界での自分の運命を尋ねるシーンも別のシチュエーションに変えられてますが、これも<公開版>の方が感情の流れがスムーズなような気が。

ということで、この作品に関しては<劇場公開版>のまとめ方の方が正解ではないでしょうか。
<ローグ・エディション>は、あくまでも撮影されたもののカットされてしまったシーンを追加した、パラレルなものとしてファンが楽しむものなのかなと思います。

ついでに書いておくと<ローグ・エディション>ではレイブンの吹替キャストが剛力彩芽から牛田裕子に変更になっていますが、それがこのヴァージョン存在の最大の意義かもしれません。
芝居場が増えたレイブンに素人を起用するのは無謀(もちろん実際にはスケジュールや予算等の問題で、剛力彩芽の追加収録が出来なかった、というような事情もあったのでしょうが)なので、これは英断かと。
e0033570_07112399.png
【ひとりごと】
追加収録ということではマグニートーの台詞の一部が長克己になってますが、これは<公開版>作成から追加録音までの間にオリジナルキャストの家弓家正が亡くなってしまったからです。
といっても声に張りがなく、聴いていて辛かった<公開版>を考えれば、全面的に差し替えというのも有りだったかも知れませんね。


[PR]
# by odin2099 | 2016-08-10 07:12 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ