【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ガス人間第1号』

往年の東宝特撮映画の名作を、後藤ひろひとが脚色・演出して舞台化したもの。
出演は高橋一生、中村中、中山エミリ、三谷昇、山里亮太、後藤ひろひと、渡邉紘平、水野徹、悠木千帆、水野久美、伊原剛志。
日比谷のシアタークリエにて上演。初日の初回に観劇。
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かなりコメディ色の強い作品になると聞いて心配していたのだが、大筋は映画版をなぞり、見事に現代版リメイク作品となっていた。
e0033570_1045564.jpgヒロインはかつてインディーズバンドで活躍していた歌姫という設定も、今時日本舞踊の家元でもないだろうから、これも納得。映画版のキーワード(?)”情鬼”も盛り込まれている。

場内は再三爆笑の渦に巻き込まれたが、どういう訳か自分は一度も笑えず、特に最初の方はギャグが本筋を殺してしまっているようにも感じてしまったのだが、それはこの演出家と自分の感性が合わないせいだろう。
それを除けば役者陣も好演だし、大いに作品を楽しんだ。今回、敢えて原典である映画版を観直したりはしなかったのだが、それも良かったのかも知れない。

殊にエンディング。
映画版に更に一捻りを加えているため、観終わった印象は180度とは言わないまでもかなり違うはず。
それが決して蛇足にはなっておらず、より悲劇性やホラー度合いが強まり、素直に「こういう結末もありだったかな」と思わせるだけのものになっているのはお見事。
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by odin2099 | 2009-10-04 10:05 | 演劇 | Trackback | Comments(1)
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Commented by よろづ屋TOM at 2009-10-05 11:04 x
てっきりディアゴスティーニかなんかでDVD付き雑誌が出るからオリジナルの記事かと思ってたら、舞台だったんですか!!
しかし皆目想像つきません、どうやってガス化するとことか、捻ってたにせよあのラストを舞台で演出したのか…

そういえば昨日、なぜかBS・TBSで『ガメラ対ジグラ』やっててびっくりしました。邪魔されたのでチラッとしか観られなかったんですが…

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