人気ブログランキング | 話題のタグを見る

野球のことなど。。。

日本ハムと巨人の対戦となった日本シリーズは、4勝2敗で巨人が日本一に輝きました。
実に7年ぶり。
リーグ優勝としてはV3ですが、一昨年はクライマックス・シリーズ敗退で出場出来ず、去年は苦汁を飲んだ訳ですから、G党の喜びも一入でしょう。

それ以前に、日本シリーズが順当に1位チーム同士の組み合わせになったことに一安心。
ソフトバンクとヤクルトなどという3位同士の組み合わせになった日には、それ自体はドラマティックではあっても、リーグ優勝の重みを著しく損なう結果になります。
首位に6.5ゲーム差、勝率.532のソフトバンクも問題ですが、ヤクルトに至っては首位に22ゲームも引き離され、勝率は.497と5割を切る有様。早急にクライマックス・シリーズの見直し、出来れば廃止をお願いしたいものです。

ところで巨人と日本ハムの日本シリーズといえば、前回1981年の後楽園決戦。
共に後楽園球場を本拠地とする球団同士の対決ということで、史上初、同一球場で全試合が行われたというものでありました。
この年は原監督が入団した年でもありましたねぇ。
しかしどういうわけかこの時の記憶が曖昧で、全試合が後楽園ではなく、半分が神宮球場で行われたと覚えていたのです。なんでだろー?

しかし今年のシリーズは、勝った気がしませんね。
当方、一応ジャイアンツ・ファンではあるのですが、打てず繋がらない打線(特に主軸)、守れない投手陣(特に抑え)、相手が自滅してくれて勝ちを拾ったという印象です。
日本ハム側も(ファンを含めて)「巨人にやられた」という意識はあまりないんじゃないでしょうか。
奇跡的な逆転劇を演じた第5戦も、殆ど負けたと思ってましたからね。

一方、海の向こうのメジャーリーグでは、ワールドシリーズで松井選手がMVPの快挙。これは驚きでした。
ただこれも、巨人時代の松井を知る者としては複雑な気持ち。
怪我があったとはいえ、日本に、巨人に残っていたら、今とは違った評価を得られていたんじゃないでしょうか。
正直、今の松井選手は”超一流”とは呼べない存在。でも日本に残っていたなら、そうなっていたかも知れません。また、メジャーでもトップクラスとは言えません。
イチロー選手は間違いなくメジャーの歴史に残る存在だと思いますが、松井選手は20年後、30年後には一部の熱狂的なファンの記憶にのみ、残っているかどうか・・・。

ともあれ、これでWBCに始まった今年の野球シーズンもほぼ終わり。
まだ日韓戦が残っていますが、ストーブリーグに突入。
入団、退団(引退)、移籍・・・・・・と色々と騒がれるでしょうが、やがて始まる来シーズンにはどんな試合を見せてくるのでしょうか。
Tracked from まっきいのつれづれあれこれ at 2009-11-09 07:18
タイトル : 優勝!
やった!我らがG軍がついに優勝! 長かったp(´⌒`q)... more
Tracked from 虎哲徒然日記 at 2009-11-11 20:56
タイトル : 日本シリーズ、読売が4勝2敗で制す
今年の日本シリーズも終わった。 終わってみれば、読売が力で上回った感のあるシリーズだった。 戦力的には日本ハムが劣っていた。それを、つながりとチーム力、それに札幌の声援で補う戦いを仕掛けた。 それが、第4戦までは成功し、第5戦も五分の勝負だった。そして....... more
Commented by Brian at 2009-11-09 05:56 x
おはようございます。
確かに、強い巨人という感じがしない日本シリーズでした。
力を見せ付けたのは、日本ハムのほうでしたね。
ダルビッシュが初戦と5戦目か6戦目に投げてたら、違う展開になったかも?

後楽園決戦は移動日無しでやるのかと思ってたけど、そういうことは無く、月曜日と金曜日は休みでしたね。(笑)
Commented by f20!! at 2009-11-09 07:21 x
確かに、勝った感じのしない日本シリーズでした。
ダルビッシュの怪我もさることながら、
稲葉が波に乗り切れない、そんな印象がありました。

野球は筋書きのないドラマと言いますが…
Commented by odin2099 at 2009-11-09 23:56
ダルビッシュが本調子で第1戦に登板していたら、4タテで巨人は負けていたかも知れませんね。
それぐらい攻守に精彩を欠いていました。
先発陣はピリっとせず、中継ぎ陣はやはり登板過多なのか疲れが見えてる感じでしたし、抑えは相変わらず安定感ゼロ。打者も、要となる選手は悉く抑えられていた印象です。
総合力は日ハムの方が明らかに上だったなぁ・・・。
by odin2099 | 2009-11-08 22:36 | 野球 | Trackback(2) | Comments(3)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur