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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦2010』 DVD

「12・12」「ひとり<まんがまつり>」状態で勝手に盛り上がっていたので、実はあんまり作品とじっくり向き合っていなかったりして・・・(苦笑)。
で、DVDも発売されたことだし、ここいらで観直してみることに。

『ディケイド』編、士は結局何をしたんだろう?
歴代ライダーと戦って、抹殺して、でもそのことによって忘れられかけていた其々のライダーの物語(=”番組”)が再び取り上げられ、語られ、活性化されたので、キャラクターとしての命脈を保った、復活した、ということなんだろか。
創造は破壊からしか生まれない――オリジナル作品を一度ぶち壊し、キャラクターや世界観を再設定・再構築することによって、其々の作品、キャラクターが息を吹き返したという、メタ・フィクション、だったのかなぁ。

だとすると、世界を救ったのは実は士じゃなく夏海だし、ユウスケや海東だってことになりそう。彼らが士を想い続けなければ、士自身も甦ることが出来なかったんだから。
なんかヘンなの。

e0033570_2255980.jpg士や鳴滝の正体や、スーパショッカーの実体、それにミュージアム(=園崎家)との関係なんかもまるで解決しないまんま、力づくで丸めこまれたようななのは釈然としないけど、『ディケイド』の最終回としての妙な説得力はあったね。
しかしこの世界観なら「昭和ライダー」はオミットして、「平成ライダー」オンリーで構成して欲しかった。
スカイライダーとスーパー1じゃなくても良いし、Jは怪人扱いだし、タックルも・・・浮いている。

『W』編、これは良くも悪くも鳴海壮吉に尽きる。
正直言うと吉川晃司の芝居は好きじゃないんだけど(それに自分と同世代の彼が、20歳の子持ちという設定にも涙・・・)、この映画では存在感タップリ。
ただ「翔太郎」「翔太郎」ばっかりで、一度も「亜樹子」に向き合わないのは不自然。ダミーだからか?

ともあれ、別々の映画が途中で見事にドッキング、というユニークな試みは先ずは成功。
必然性があるのかとか、消化不良とか、言いたいことは色々あるけれど、イベントとしては良かったんじゃないかと思う。これに味をしめて、第2弾、第3弾・・・と安易に続けなければ、だけれども。
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by odin2099 | 2010-06-02 22:06 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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