【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『FURUSATO/宇宙からみた世界遺産』(2010)

初日の初回に鑑賞。入り口でメガネを渡され、ああ、3D映画だったっけ、と思いだす。
製作はJST(科学技術振興機構)と日本科学未来館、それにTBSビジョン。監督は日下宏美、れっきとした邦画作品。

e0033570_192218.jpgニュージーランド、エジプト、そして日本・広島を舞台に、子どもたちの出てくるヘンなストーリーが展開される。
なんだ、これは?と思って後で調べたら、これは小山薫堂のオリジナル・ストーリーなんだと。
そんなもの、無くて良いのに。ひたすら世界遺産を、最低限のナレーションだけで見せてくれればそれで良し。
縦しんば世界遺産と暮らす子どもたちを表現したいのならば、フィクションじゃ意味ないんじゃ?

副題にある「宇宙からみた」映像は、地球観測衛星「だいち」からのもの。
ただ副題に謳うほど多用はされていないから、やや看板に偽りありって気もしないでもない。

それでも3Dの画面には惹き込まれる。
かつて、IMAXの大画面でネイチャー・ドキュメンタリー映画を何本か観た人間から言わせてもらえば、迫力という点ではかなり劣るものの、その場にいるかのような臨場感はやはり3Dならでは。これは一見の価値ありだ。
ただどういうわけか、ピラミッドの内部にしろ厳島神社の境内にしろ、妙にちっちゃく映っている。何だかミニチュアを”寄り”で見ているような感覚だったのだけれども、これはカメラのせいか?
あと下條アトムのナレーションが、歯切れが悪くて単語(名称)が聞き取り難いのが気になった。

上映時間は40分程度であっという間。
もっと長く観ていたかったし、逆に上映時間を考えれば料金をもう少し低く設定しても良いんじゃないかとは思うけど、製作費などもかなり掛っているんだろうから、次回作に期待しとこう。
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by odin2099 | 2010-06-19 19:22 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from INTRO at 2010-06-20 19:47
タイトル : 日下宏美監督インタビュー:映画『FURUSATO~宇宙か..
小惑星探査機「はやぶさ」を地球に帰還させるという、宇宙開発史に残る偉業を成し遂げたことも記憶に新しいJAXA。現在も様々な挑戦に取り組んでいるJAXAの事業の一つに地球観測衛星「だいち」の運用がある。6月19日より全国の劇場で公開される「FURUSATO~宇宙からみた世界遺産」は、この「だいち」が撮影した映像と超高精細デジタルカメラを用いた3D映像を織り交ぜながら世界遺産を巡っていく映像作品だ。撮影時の話や作品に対する思いなど、日下宏美監督にお話をうかがった。... more

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