【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『パイレーツ・オブ・トレジャーアイランド』(2006)

パッケージを見れば一目瞭然、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のモドキ作品。
原題も同じ”Pirates of Treasure Island”だから端から狙ってるとしか思えないのだけれど、実はこれがアッと驚くスティーブンソン『宝島』の映画化作品だったりするのだから油断できない。コレは気付かないよな、普通。

e0033570_18362191.jpg主人公のジム・ホーキンスが少年から青年に変えられちゃったりしてるので、気分はまんま『パイレーツ・オブ・カリビアン』。まぁ『宝島』は元ネタとも言える作品だから、似てくるのは当然と言えば当然。
そして、ジムの導師的存在となるジョン・シルバーを、ランス・ヘンリクセンが楽しそうに演じとります。
しっかし『宝島』ってこんなお話だったっけ?

島にはおっきな昆虫モンスターがウヨウヨしてる、というあたりでヤバそうな感じしたんだけど、トレジャーハンター物としては結構マトモ。
死んだ、と思ったキャラがさりげなく生きていたり、重要だと思われたキャラが割とあっさり死んじゃったり、という辺りで多少混乱を招くものの、まままあ王道の筋運び。

”絵”も決して悪くはないんだけど、どうしても淡々として盛り上がらないのが勿体ないね。
せめて音楽だけでもジャンジャカ鳴らせば、もうちょっとマシにはなったんじゃないかな。いっそ本家にならってハンス・ジマー節でもぶち込めば、再生できそうな気がする。

お姫様的なキャラクターはいないけど女性陣が活躍するのが今風で、女海賊や東洋人の女剣士が出てきたり、貴族の娘なんだか娼婦なんだかよくわからない、”お偉いさん”の愛人とやらも、クライマックスではアクション・シーンに参加。
中盤までの展開からは想像もつかないけど、結果的には女性キャラ大活躍の映画になっていて、これはこれで楽しい。
一軍からはなかなかお呼びがかからないけれど、二軍戦ではクリーンナップあたりを任せてもらえそうな選手、てなところか(意味不明)。
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by odin2099 | 2010-07-25 18:37 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from La.La.La at 2010-07-28 21:52
タイトル : 『パイレーツ・オブ・トレジャーアイランド』
 制作年:2006年  制作国:アメリカ  上映メディア:劇場未公開  上映時間:90分  配給:タキ・コーポレーション  監督:レイ・スローナー  主演:ランス・ヘンリクセ      トム・ナゲル      レベッカ・コーチャン      レット・ガイルズ 退屈な日々を送る宿屋の主人・ジムは、ある日、宝の地図を入手したことから運 命が一転。荒くれ者の海賊ロング・ジョン・シルバーと共に“伝説の呪われた島” へ宝探しに出発する。 ... more

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