『ナチュール』 川井郁子
2010年 10月 21日
”自然”とか“優しさ”を感じさせるようなメロディー揃いで、もう1枚が「動」ならばこちらは「静」編といったところでしょうか。
選曲は彼女自身で、「水百景」、「ヴォイス・オブ・ザ・ウエイブス」、「ミスティ・フォレスト」、「花音(piano ver.)」、「オーロラ」、「浜辺の歌」、「夕顔~源氏物語より~」、「宵待草」、「ゴールデン・ドーン(piano ver.)」、「アエル」、「モーニング・トゥ・ザ・フューチャー(piano ver.)」、「マホラ」、「コバルト・ムーン」、「柿の木の歌(piano ver.)」、「風が運ぶララバイ(new piano ver.)」の全15曲収録。
4曲が新録音、しかも内1曲は書き下ろしの新曲なので、アルバム全部持ってるからいいや、というわけにはいかないでしょう。
公式(?)にはこのアルバム、通算10枚目ということになるみたいですが、その中で所有しているのは約半分の6枚。ということで、当然この中には聴いたことがない曲もあったりするので、自分的にはこのアルバムはお得でした。
「浜辺の歌」とか「宵待草」などはありますが、基本的には彼女自身が作曲したオリジナルばかり。彼女に興味を持ち始め、ちょっと聴いてみようかな、という人にも良いんじゃないかと思います。