【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『キカイダーメモリアル/25年目の再会』

このビデオはTVシリーズ『人造人間キカイダー』全43話(&劇場版)と『キカイダー01』全46話を、ジロー役の伴大介とイチロー役池田駿介(合掌)のナレーションを新規録音で付け加え、1時間半でまとめました!という総集編ビデオ。
発売されたのは1997年12月で、キカイダー生誕25周年の記念作品。
なのでサブタイトルにある「25年目」とは、番組終了からではなく、番組スタートからのカウントということになります。
ぢゃ、01最初っから出てるワケじゃないから「25年目」じゃないじゃん!
・・・というツッコミはとりあえず置いておきましょう。

e0033570_2126019.jpg内容の方は『キカイダー』1話から始まって『01』の最終回までを順を追って再構成。
でも基本設定やストーリーの大まかな流れなど、せっかくの追加ナレーションでもあんまり補足されていないので、初見の人は勿論のこと、「懐かしい~!」「一生懸命観てた~!」「でも細かいとこ忘れちゃった・・・」というファンにも些か不親切な作り。
でも収録時間に制限があるんだから、文句は言えませんね。

本放送は多分途中から、再放送は1話から熱心に観ていましたが、それももう30年以上前の話。
その後はビデオなどで数話観ている程度なんですが、それでも大半のシーンにしっかと見覚えがあって、我ながらよく覚えているもんだと感心してしまったのですが、それだけインパクトがあったんでしょうね。
かなり影響も受けまして、一時は憧れのファッションがジローのスタイルだったりもしました・・・。

それにしてもダムの上にすっくと立ったり、走行するトラックの荷台の屋根の上で戦ったり、結構無茶してます。
これ、今じゃ安全性の問題で許可されないだろうし、CG使えば何とでも出来ちゃうけど、この頃は本当に凄かったんですな。
今のヒーロー役者やスタントマンの方々も大変だとは思いますが、この頃はその大変さがあまり理解されないまま、とりあえずやっちゃえ!みたいな気分があったんだと思います。
よく大きな怪我や事故がなかったもんです。

それと土曜の夜8時から、という放送時間のせいもあるのか、子ども番組とは思えないアダルト描写。
胸の激痛回路で苦しめられ、ブラウスのボタンを外して!と懇願するビジンダー=マリ(当時高校生だった志穂美悦子ですな)は有名ですが、当時の流行とは言え、終始ミニスカート姿で逃げ回るミツコさん(水の江じゅん、綺麗!)とか、ミニスカ・ボディコン姿で腰をグラインドさせながら変身するモモイロアルマジロとか、意味もなく露出の高い衣装を身に纏った人魚姫とかよくやるよ、てな感じ。リエコを演じた隅田和世も、アダルティな雰囲気の女優さんでしたっけ。
当時のお父さんたちは密かにニンマリしながら観ていたのでしょうか、それとも奥さんや子どもの前で気まずい思いをしながら観ていたんでしょうか。

それだけでなく、ゴールドウルフやバイオレットサザエのエピソードや、ハカイダー誕生譚、ビジンダーとワルダーのドラマ、そして何といってもジローとミツコの悲恋などなど、ストーリー自体もかなり大人向けというか、子どもにゃわからん世界になっているのが好きです。
いや、わからなければわからないなりに、子どもは自分の中に吸収するものなんです。

巻末には池田駿介、伴大介、それにハカイダーの声を担当した飯塚昭三の座談会も収録。
全然会話が噛み合ってないのが残念でしたが、池田・伴両氏はそれぞれイチローとジローのコスチュームを着用。その違和感のなさにビックリです(特にイチロー)。
池田氏が元気なうちに何らかの形で「キカイダー」復活して欲しかったものですが・・・。
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by odin2099 | 2010-10-22 21:27 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
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