【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『デビルマン対ゲッターロボ』 永井豪&ダイナミックプロ

「デビルマン」は「マジンガーZ」と共演しているし、「ゲッターロボ」は「グレートマジンガー」と共演しています。
勿論、「グレート」は「Z」の続編。
未完に終わっちゃったプレステソフト『ダイナミックロボット大戦』や、web連載は完結したのに一向に単行本の最終巻が出ない『ダイナミックヒーローズ』では、「マジンガー」、「デビルマン」、「ゲッター」の揃い踏み(他に「グレンダイザー」や「キューティーハニー」も)も実現していますが、うーん、「デビルマン」と「ゲッター」の直接の共演という発想はなかったなあ。

お話は、地上征服の障害となるゲッターロボを倒すため、太古の昔に覇権を争った恐竜帝国とデーモン族が手を結ぶものの、デビルマンの助力により遂に撃退される、という<東映まんがまつり>世代感泣の王道路線。
でも、燃えないんだよね、何故か。

e0033570_9132792.jpg早乙女ミチルと牧村美樹が幼馴染という設定で、ゲッターの危機に二人は試作型のゲッタークイーンに乗り込んで出撃したり、クライマックスはメカザウルスにデーモンが合体したメカザウルスデーモンと、デビルマンとゲッターロボが一体化したデビルゲッターの大決戦だとか、色々と見せ場は用意されてはいるものの、なんか違和感が先に立っちゃって。

というのも、ゲッターチームのリョウもハヤトもムサシも、そしてデビルマンこと不動明も、原作漫画でもない、アニメ版とも違う、似て非なる別人というか偽物っぽく見えちゃうのが最大の原因。特にゲッターチームの3人は、誰一人似ても似つかぬキャラで、リョウは神谷明の声でも石川英郎の声でも喋りそうもなく、ハヤトもキートン山田や内田直哉のイメージではない。辛うじて不動明は速水奨、というよりやっぱり田中亮一の声を想い浮かべながらフキダシのセリフを読むことが出来るかな、てなもん。

まあ「ゲッターロボ」は石川賢との合作、というかほぼ石川賢の作品だし、一方の「デビルマン」も、やれ『バイオレンス・ジャック』だ、『新デビルマン』だ、『デビルマンレディー』だ、と収拾付かなくなってる状態だから、多くを期待しちゃいけないんだろうけどね。

ラストで明と美樹が、「次に行きたい世界」として「鋼鉄ジーグ」や「アイアンマッスル」、「バトルホーク」、「アステカイザー」の名前を挙げるものの、最後は「けっこう仮面」に落ち着く、という終わり方をするが、このコラボはまだ続くのかねえ。
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by odin2099 | 2010-10-23 09:12 | | Trackback | Comments(0)
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