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『チェブラーシカ』(2010)

名前とデザインだけは知っていましたが、それ以外は正体不明の映画を観てきました。
実際、作品中でも正体不明のようですけど(笑)。

ということで色々と調べてみると、ロシアの国民的人気キャラクターだそうですね。
元々は絵本のキャラクターで、その後で人形アニメが作られたということのようです。
40年以上もの歴史があるようですが、日本で正式に紹介されたのは10年位前とのこと。確か数年前にジブリ美術館プレゼンツかなんかでも劇場公開されていたはずで、多分その時にキャラクターを知ったのだと思います。

『チェブラーシカ』(2010)_e0033570_19171664.jpg今回公開されたこの映画版は、実はロシア製ではなく日本製(というか主要スタッフが日本人)。
実現するまでは紆余曲折あったようですが、最後には現地の旧作縁のスタッフにも認められたようで、正式なシリーズの仲間入りを果たしているようです。
旧作のリメイク一本と新作二本、計3つの短編で構成されている、とのことだったのですが、観ているとちょっとヘンな感じ。
でプログラムを読むと「日本語版63分」「ロシア語版80分」との不思議な表記が・・・?

今回観たのは<吹替版>だったのですが(それしかやってなかったから)、つまり原語版を再編集した短縮版ってことらしいのです。
第1エピソードを短縮して冒頭部分(とエンドクレジットのバック)で流し、後は第2と第3のエピソードを一続きのお話のように繋いでいるものなんだとか。
どうして完全版を観せてくれないんでしょうか?

チェブラーシカ役の大橋のぞみちゃんの声は可愛いし(ちなみにチェブラーシカは男の子)、キャラクターの動きも自然。意地悪ばあさんはいるものの、悪人が出てこない世界。といっても道徳的な押し付けがましいお話ではないし、とにかくとっても愛らしい作品なだけに、きちんとした形で観たかったのですがねえ。
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2011-01-16 19:58
タイトル : チェブラーシカ・くまのがっこう ジャッキーとケイティ
 『この冬、2つの”抱きしめたくなる物語”をお届します。』  コチラの「チェブラーシカ・くまのがっこう ジャッキーとケイティ」は、12/18に公開された可愛らしいキャラクター ...... more
Tracked from カノンな日々 at 2011-01-16 21:52
タイトル : チェブラーシカ(2010)/くまのがっこう 〜ジャッキー..
ロシアで国民から愛され続ける人形アニメーション『チェブラーシカ』。昨年劇場で観たときにその脱力系の可愛さに心鷲掴みにされちゃいました。今作は日本主導によって27年ぶりに ...... more
Tracked from 映画鑑賞★日記・・・ at 2011-01-16 22:31
タイトル : チェブラーシカ
2010/12/18公開 日本 63分監督:中村誠声の出演:大橋のぞみ/チェブラーシカ、北乃きい/マーシャ、土田大/ゲーナ、チョー/シャパクリャク、藤村俊二/奇術師ロシアの人気キャラク ...... more
Tracked from ルナのシネマ缶 at 2011-01-17 00:22
タイトル : チェブラーシカ
今年最後の作品は、 大好きなチェブラーシカ。 しかも、新作と聞いて ちょっと期待していたんだけど・・・。 中村誠監督のチェブは ロシア色が払拭され 哀愁感を取り除いた なんだかNHKの子供向け 作品のようでした。 誰も出会ったことのない大きな耳の小さな生き物は、 熱帯のジャングルに住んでいたのですが、ある朝、 散歩に出かけ、農園の木箱に入ったオレンジを たくさん食べてそのまま箱の中で寝込んでしまいます。 気がつくと、そこはロシアで手足がしびれて ちゃんとすわることができ...... more
Tracked from マー坊君の映画ぶろぐ(新.. at 2011-01-17 17:32
タイトル : チェブラーシカ/くまのがっこう ジャッキーとケイティ
「チェブラーシカ」監督:中村誠声の出演:大橋のぞみ、北乃きい、土田大、チョー、藤村俊二配給:東宝概要:遠い南の国から運ばれてきたオレンジの木箱に入っていた不思議な生き ...... more
Tracked from レザボアCATs at 2011-01-22 10:49
タイトル : チェブラーシカ くまのがっこう #1
’10年、日本 監督:中村誠 製作:及川武 脚本:中村、M・Aldashin、金月龍之介、島田満、エデュアルド・ウスペンスキー、ロマンカチャーノフ 音楽:A・Gusev さーて、今年の一本目。世界で最も愛された、ロシアの誇るコマ撮りアニメーション、『チェブラーシカ』が日本で作られた。すごく楽しみだったのだけれど、予告を見たら日本語。モヤモヤと次第に押し寄せる不安・・・。「本当に大丈夫なんだろうか?日本で作っちゃって」、と危惧したのも束の間。開けてみたらこんなに素晴らしかったとは! さすが...... more
Commented by cinema-can at 2011-01-17 00:21
こんばんは!(*^^*)
ホントに!どうして完全版を見せてくれないんでしょうねぇー。
私もそっちが観たかったです。
たぶん、日本版は完全に子供向けってことで、
短縮されているのでしょう!!!
オリジナルファンとしては、ちょっと残念な作品でした。
Commented by odin2099 at 2011-01-17 21:29
字幕版も吹替版も両方とも短縮版だというのならまだ話はわかりますが、字幕版は全長版で吹替版が短縮版というのが納得いきません。
もう20分ばかし長くなっても、この内容なら子どもは騒ぎださないと思うんだけど・・・。

早くDVD出ないかなあ。。。
by odin2099 | 2011-01-16 19:18 |  映画感想<タ行> | Trackback(6) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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