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『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』(1999)

スーパー戦隊Vシネマの4作目は、ギンガマンとメガレンジャーの共演。
今度の『海賊戦隊ゴーカイジャー』には黒騎士ヒュウガと元ギンガレッドのリョウマ兄弟が出てきますが、『ギンガマン』って1話くらいだったかな。
殆ど見たことないので予習の為に見ました。

宇宙海賊バルバンが滅んで平和が甦った地球に、魔獣ゲルマディクスを連れた宇宙海賊グレゴリが襲来。
遥か昔に星獣たちによって封印されたグレゴリは、星獣とその仲間であるギンガマンへの復讐の為にやってきたのです。
そしてネジレジアの生き残りヒズミナも、ネジレジア復活の為にグレゴリに協力してます。
ギンガマンはグレゴリの前に大苦戦。
星獣たちも、張り巡らされたシールドを突破出来ず地球へと辿り着けません。
と、そこへ現れたのはメガレッド=伊達健太。
ギンガブレスのパワーを研究することでシールドを排除出来るかも知れないと、健太は皆を千里のいる研究室へ連れて行きますが、そこに現れたヒズミナにリョウマのブレスを奪われ、リョウマも重傷を負ってしまいます。
責任を感じる健太と千里、途方に暮れるギンガマンたち。
そこへ耕一郎、瞬、みく、メガレンジャーの仲間たちが帰ってきます。
ブレスを取り戻し、グレゴリを倒すことを誓い合う2大戦隊の戦士たち。
一方グレゴリは、ブレスの力でゼイハブ船長を始めとするバルバンの幹部を復活させてしまいます…。

見てなかったくせに放送当時から主題歌のCD持っているんですが、『ギンガマン』の主題歌は格好良いですなあ。
歌っているのは希砂未竜という覆面歌手で、この人が誰なのかは聴けばすぐにわかりますが(苦笑)、それは言ってはいけないお約束。

『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』(1999)_e0033570_21355496.jpgさて、お話は『電磁戦隊メガレンジャー』の後日談なのは勿論のことですが、『ギンガマン』も最終回以後の話となっているようで、これは珍しいパターンです。
今のところ最初で最後かな。
また両戦隊も最初から友好的でぶつかり合いもなし。
科学と魔法、お互いの利点を素直に認めあう理想的なコンビネーションを見せてくれます。
その反面、大人し過ぎるせいか、両戦隊のメンバーが没個性に見えてしまうのは難点かも。

それにメガレンジャー側は健太だけが最初から出てきていて、途中から千里が合流するものの残るメンバーが揃うのは終盤だけだし(久保田博士は名前しか出てこないし、メガシルバーは影も形もありません)、ギンガマン側はヒュウガも含めて6人出てきますがリョウマが中心。
そしてお話そのものもリョウマと健太の友情を描いていますので、見易い反面物足りなく思うファンも少なくないんじゃないかという気もします。
全体的な盛り上がりも今一つかなあ。とはいうものの、どっちの作品も良く知らないから、というだけの理由かも知れませんが。

ところでバルバンには水谷ケイが演じる操舵士シェリンダというキャラがおり、ネジレジアの生き残りヒズミナはシボレナと同型のアンドロイドということでシボレナ役だった佳山由実(城麻美)が演じてますが、この二人の顔合わせは多分狙ってやってますね。
この共演、『ギルガメッシュないと』以来でしょうか?
by odin2099 | 2011-07-08 21:38 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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