【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『スペースボール』(1987)

e0033570_22373817.jpgスペースボール星は愚かにも空気を使い果たしてしまった。スクループ大統領は近隣の惑星ドルイデアから空気を強奪しようと画策、部下のダーク・ヘルメット卿はベスパ姫を誘拐し、父親であるローランド王を脅迫しようとしていた。
ローランド王から娘の救出を依頼された一匹狼の流れ者ローン・スターは、ピザ・ザ・ハットへの借金を返済するためにそれを引き受けることにするのだが・・・。

メル・ブルックスが『スター・ウォーズ』を徹底的にパロって作ったSF映画で、SFXは本家同様ILMが担当。
ダース・ヴェイダーではなくダーク・ヘルメット、ジャバ・ザ・ハットじゃないピザ・ザ・ハット、ヨーダじゃなくてヨーグルト、他にもC-3POモドキやら、ジャワ族モドキなどなどくだらないキャラが続出。
お話そのものは正面から『スター・ウォーズ』をトレースしてはいないものの、随所に「らしい」映像が散りばめられている。”フォース”ならぬ”シュワルツ”というのは、一体どんな力なんじゃらほい。

スクループ大統領と賢者ヨーグルトの二役を演じたのはメル・ブルックス自身で、ダーク・ヘルメット卿はリック・モラリス、ローン・スターにはビル・プルマン、ローン・スターの相棒で人と犬のハーフのバーフ役はジョン・キャンディ、そしてベスパ姫を演じたのはダフネ・ズーカ。
既にDVDを持っていたのだけれども、Blu-rayには日本語吹替が搭載されているのを知って購入、今回は吹替版をチョイス。
そのキャストはそれぞれ羽佐間道夫、富山敬、大塚芳忠、安西正弘、井上喜久子。
若干やり過ぎかなあと思えるくらいの過剰な演技がないでもないが、そこはやはり皆ベテランらしい持ち味を持っていて安心して見ていられる。

e0033570_2238107.jpg『スター・ウォーズ』以外では、『スター・トレック』の転送機を使ったネタが序盤に、そして終盤に『エイリアン』と『猿の惑星』ネタが出てくる。なかでもジョン・ハート自身が演じる『エイリアン』のパロディは、よくやるよ、といった感じ。

正直言うと、「こんなにつまんない映画だったっけ」と今回見直して思ったのだけれども、初めてこの映画を見た20年前の鑑賞メモに「題材が題材だけに、あと10年もすれば古臭くなってしまうのではないか、という不安が残る」と自分で書いてた。やっぱりそういうことなのかなあ。パロディのネタは新鮮じゃないとねえ。
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by odin2099 | 2012-02-16 22:40 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
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