【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『どうぶつ宝島』(1971)

e0033570_22445967.jpgその昔、学生時代の友人が大絶賛してましたっけ。東映創立20周年記念作品で、ロバート・L・スティーブンソンの「宝島」を、登場人物の殆どを動物に置き換えた東映動画の長編作品です。通称は「どたから」。脚本は飯島敬と池田宏の共同で、演出は池田宏。音楽は山本直純、作画監督は森康二。1971年春の<東映まんがまつり>で上映されました。

実は「宝島」ってちゃんと読んだことがないので、この映画版のお話もどの程度原作をなぞっているのかがわからなかったりして。ジムとシルバーの関係が全然違うことや、フリント船長の孫娘で勝気な美少女が出てくるあたりが完全なオリジナルだってことぐらいは察しがつきますがね。

また、「アイディア構成」として宮崎駿の名前がクレジットされてますが、なんでしょうね、この肩書は。おそらく「演出」方面にかなり口を挟んでいるのだろうことは、多分ディープなマニアならずともわかると思います。ヒロインの造形にも一役(いやそれ以上)買っているのでしょう。そういう意味で『太陽の王子ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』と同じように「宮崎アニメの原点」という呼び方をされたりもしますが、個人的にはちょっと引っ掛かりを覚えますがね。

今回四半世紀ぶりぐらいに見直してみましたが、現在でもお子さまにお勧め出来る「無印良品」といったところでしょうか。「金曜ロードショー」でのジブリ作品の放送は定着してますが、こっちは夏休みなどにバンバン放送すれば結構うけると思います。
まあ正直言うと、以前見た時はもっと楽しめた記憶があったのですが、そこはきっと自分の感性が鈍化したんでしょうねえ。
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by odin2099 | 2012-06-21 22:50 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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