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『新版ホビット/ゆきてかえりし物語』(下) J・R・R・トールキン

改訳版の後編、読み終わりました。
以前のものに比べると読みやすくなったかなという気はしますが、所詮自分には合わないような。というより、う~ん、結局は『ホビット』も『指輪物語』も好きじゃないのかなー、自分。映画にはハマったんですがねえ・・・(^^ゞ

ということで映画には期待してます。
三部作の映画、それぞれがどのあたりで区切られるのかも気になりますね。
1作目は第5章か6章くらいで、2作目は12章か13章、そして3作目が残り全部(第19章まで)くらいかな、なんて勝手に予想してますけど、途中でオリジナルエピソードというか、この作品以外で描かれている物語も挟み込むらしいので、その分量次第ってこともあります。

『新版ホビット/ゆきてかえりし物語』(下) J・R・R・トールキン_e0033570_2146578.jpg例えば一行から離れている間、実はガンダルフはサウロンと戦っていた、ということも映画では盛り込まれるようで、それはそれで結構なボリュームになりそうですし、このあたりはピーター・ジャクソン監督のお手並み拝見といったところでしょうか。

そういえばもう一つ気になるのが映画全体の構成。
この『ホビット』三部作を見た後で、そのまんま『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に繋がるという、時系列順の構成になっているのでしょうか。
それとも『ロード・オブ・ザ・リング』の後(あるいは序盤、中盤・・・)で過去を振り返る形での構成になっているのでしょうか。出演者の中にフロドと老ビルボがいるところを見ると、後者なのかなあ、という気もしますが・・・。

つまり、時系列順に見る方が良い作品になっているのか、それとも製作順に見た方が良い作品になっているのか、という問題なのですが、それによって作品の受け止め方も違ってくると思うのです。
ちなみに今のところ『スター・ウォーズ』は前者――つまり製作順ではなく時系列順で作られていますが、それでありながら見る際には製作順に見た方が面白い、というちょっとややこしいことになってますけれど(苦笑)、さあどちらでしょう?
by odin2099 | 2012-11-28 21:46 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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