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中つ国への帰還-2 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』

中つ国への帰還-2 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』_e0033570_17511244.jpg第二部に入ると構成がガラっと変わります。
第一部は一直線のお話でしたが、今度はフロドとサム、アラゴルン、レゴラス、ギムリ、それにメリーとピピンという3組のパラレルになり、誰がどこで何をしているのか、そしてそれぞれが全体の中でどういう役割を占めているのかがわかり辛くなってきます。三部作が完結した後から見れば「上手く出来てるなあ」と思いますが、リアルタイムで見た時にはちょっと付いて行けない部分もあったりして。

また前作の主要キャラで退場したのはボロミアだけですが、逆に新登場のキャラがわんさか。
ローハン国ではセオデン王、エオメル、”ローハンの盾持つ乙女”エオウィン、ゴンドール国ではボロミアの弟ファラミア、他にも”蛇の舌”グリマやエントの木のひげ等々が物語に大きく絡んできますが、やはり最重要なのはゴラムでしょうか。
厳密には新登場ではなく前作にもチラっとは出てきているのですが、本格デビューはこの二部から。このキャラをどう捉えるかによって、作品の見方が大きく変わって来ると思います。

それにしてもピーター・ジャクソン監督は、女優を撮るのが上手くないようですねえ。
アルウェンもガラドリエルの奥方もちっとも美人に見えません。アルウェンのドUPの泣き顔なんて「勘弁してくれ~」と思いますし、ガラドリエルも儚げというよりは病的に映ってます。
唯一魅力を感じるのはエオウィンですが、それも可愛く見える時と不細工に見える時のギャップが激しすぎると思うのですが、単に自分の好みの問題なのかしらん。

【ひとりごと】
ところで皆さんは「二つの塔」が何のこと(どこのこと)か、見ていてきちんとわかったのかなあ?

過去記事はこちら

by odin2099 | 2012-12-09 17:55 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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