【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『宇宙刑事ギャバン/黒き英雄』 脚本:小林雄次/構成・演出:藤沢とおる/作画:太田正樹

Webでスタートし、いつの間にか「月刊少年チャンピオン」に移って続いていたコミックが単行本化。劇場版公開、TV『特命戦隊ゴーバスターズ』へのゲスト出演、前章を描いた小説版とのメディアミックスでしたが、その内容は如何に――?

かつて宇宙犯罪組織マクーを壊滅させた英雄ギャバン、しかし彼は今や仲間の宇宙刑事を次々と殺害した容疑で全宇宙に指名手配されていた。そのギャバンの消息を追って、銀河連邦警察からミネルバ捜査官が地球へと派遣される。彼女はかつてギャバンと組んでマクーの残党と戦っていたのだ。憧れの英雄ギャバンが仲間を裏切ったとは信じられないと調査を進める彼女だったが、その前に現れたのは紛れもなく銀色のコンバットスーツを身に纏ったギャバンだった…!

e0033570_10544153.jpg時系列順に並べるとTVシリーズ『宇宙刑事ギャバン』→本作→『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』小説版『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』→『ゴーバスターズ』ということになるらしい。当然ギャバンは偽物で本物は別にいるという展開なのだが、黒幕はマクーの残党かと思わせて実は…という一捻りが加えられてはいる。それを更に捻って『ゴーカイジャーVSギャバン』のギャバン・ブートレグ登場への伏線にしているのだけれども、劇場版といい、小説版といい、このコミック版といい、「こんなギャバンが見たかったワケじゃねーよ!」という気持ちが強く出てしまうのは何でだろう?「宇宙刑事愛」の欠如?

あ、『ゴーカイジャーVSギャバン』は良く出来てますよ、シリーズの続編として。ただギャバンの所属が銀河連邦警察じゃなくて宇宙警察になってるという矛盾点はあるけれど。

コミック版ではコム元長官(ギャバンを庇って退任させられている)やミミー教官、そしてシャリバンやシャイダー(もちろん伊賀電と沢村大)も出てくるものの、3人以外のコンバットスーツが存在していなかったり、銀河連邦警察という組織が非常に小さく見えてしまったり(これはTVシリーズもそうなのだけれど、予算等々の制約上致し方ない部分もあった)と残念すぎる結果に。

強化服を着用し、レーザー剣を振りまわせば「宇宙刑事」になると思ったらオオマチガイなのだ。
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by odin2099 | 2013-09-07 10:57 | | Trackback | Comments(0)
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