【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

日本テレビ開局60周年特別舞台『真田十勇士』

e0033570_19483661.jpg陽気でほら吹きの猿飛佐助は、ひょんなことから九度山に隠棲中の真田幸村と出会う。世間の評判とは裏腹に実物の幸村は戦を好まぬ風流人だったが、佐助は「どうせ吐くならでっかい嘘を」と幸村を天下の名将に仕立て上げようとする。
佐助はライバルの霧隠才蔵やその子分の三好清海・伊三兄弟、諸国を遍歴していた由利鎌之助や筧十蔵らを仲間に加え、幸村の下には一騎当千の強者たち「真田十勇士」がいるという噂を広めてゆく。
そんな十勇士の動きを苦々しく思っていたのは、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介。娘の火垂や屈強の手練れ仙九郎らを伴い、抜け忍となった佐助と才蔵を付け狙っている。また火垂と才蔵はかつて恋仲であり、二人の間には複雑な感情が揺れ動いていた。
いよいよ豊臣と徳川は一触即発、事態は風雲急を告げるが、幸村は世間の期待の大きさに臆していた。が、そんな幸村の下を訪れたのはなんと淀殿。若かりし頃の二人の間には何やら因縁があり、幸村は大坂入場を決断する。
佐助と才蔵の入れ知恵で軍議の場を乗り切った幸村は真田丸を築き、遂に大坂の陣の幕は切って落とされた…!


去年の秋にも『真田十勇士』の舞台を見ましたが、これは再演ではなく全く別のストーリー、スタッフ、キャストによるもの。
脚本:マキノノゾミ、演出:堤幸彦で、キャストは中村勘九郎(猿飛佐助)、松坂桃李(霧隠才蔵)、比嘉愛未(火垂)、福士誠治(根津甚八/豊臣秀頼)、中村蒼(真田大助)、高橋光臣(筧十蔵)、村井良大(海野六郎)、鈴木伸之(三好伊三)、青木健(望月六郎)、駿河太郎(三好清海)、石垣佑磨(仙九郎)、加藤和樹(由利鎌之助)、音尾琢真(久々津壮介)、加藤雅也(真田幸村)、真矢みき(淀殿)。
他に野添義弘(柳生宗矩)、奥田達士(大野治長)、渡辺慎一郎(大野治房)、田島ゆみか(みつ)、横山一敏(後藤又兵衛)らも出演。映像出演で平幹二朗(徳川家康)、語りが坂東三津五郎。


こっちにもヒーロー経験者、沢山いますねえ。というか、今はヒーロー番組が本当に若手俳優の登竜門として機能してきているようです。
そのせいか、青山劇場の女性率が異常に高くって。
さすがにキャーキャー騒ぐようなお客さんはいませんでしたが、トイレの前には長蛇の列。発売開始早々に取ったはずのチケットは、最後列の端っこ……。
おのれぇ、ディケイド~!


今までにない新解釈の「真田十勇士」とのことでしたが、ここでの幸村は「見てくれ」が良いので周りから持ち上げられてしまうものの、本人は至って普通の人間だった、というのがポイント。ただ佐助や才蔵に担ぎ上げられているうちに、やがては「本物」になっていくという成長物語にもなっています。


淀殿が薙刀の名手で、若かりし頃幸村にゾッコンでモーションをかけるも、幸村に袖にされたという過去を持っていたり、十勇士の中に敵と内通している裏切り者がいたりと、まあ色々仕掛けてきてます。
かなりコミカルな要素が多くて、これは基本ギャグだと捉えた方が良いのかもしれません。
真田父子に関してはかなり「どシリアス」な展開になりますが、最後の最後に泣かせのシーンが…と思うと見事に肩透かし。まあ、そうくるだろうなとは思いましたが。
人死には結構ありますが、一応はハッピーエンドだし、動ける役者は揃ってるし、比嘉愛未は可愛らしいし、休憩時間入れて3時間半近い長丁場ですが、飽きずに楽しめました。

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【ひとりごと】
台本に書いてあるのかアドリブなのか、流行語を取り入れて笑いを取るのは好きじゃないなあ。
「おもてなし」「倍返し」「今でしょ」「じぇじぇじぇ」……。


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by odin2099 | 2014-01-12 19:52 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
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