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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に』(2014)

e0033570_19475367.jpg急いでep1からep6まで観て、公開初日に劇場へ行ってきました。『ガンダムUC』を劇場で観るのは最初で最後。OVAが出てすぐにチェックしていたんですが、リリースが長丁場になりそうだったので、まとめて見たいと完結まで封印していましたが、それが功を奏した感じ。物語に一気に引き込まれました。


上映に先立ってepisode EX「百年の孤独」を上映。
宇宙世紀の歴史を『UC』の映像を中心に『ガンダム』『Z』『ZZ』『逆襲のシャア』の映像を織り交ぜ、カーディアス・ビストのモノローグで綴るというもの。
当初はサイアム・ビストのモノローグの予定だったが、永井一郎の急逝により構成を変更せざるを得なくなったという曰くつきですが、これがepisode7の序章として上手く機能しています。


e0033570_19480577.jpgそして本編の上映。
過去の6話は上映時間が1時間弱でしたが、この最終話は1時間半。独立した一本の長編映画としての堂々たる風格を漂わせる作品になっていました。
今回もブライト・ノア、カイ・シデン(映像のみでベルトーチカ・イルマも)ら旧作のキャラクターが出てきますが、いずれも顔見世ではなく重要な存在となっています。
言ってみれば借り物のキャラクターたちですが、遠慮することなくメインストーリーに組み込むことで、しっかりとシリーズの一作品としての立場を確保、主張しているとも言えます。


収録は昨年10月に行われたそうですが、発表の順番としてはこれがおそらく永井一郎の遺作。それに古谷徹、潘恵子といった出演陣、流れてくる「ビギニング」のメロディ……。ストーリーとしては『逆襲のシャア』の、映像や物語の構造上は劇場版『ガンダムIII』の、それぞれ続編と言った趣が強いですが、宇宙世紀を総括する「続編」でもありました。
トミノ抜きでありながら、トミノガンダム足り得ていると言っても過言ではないと思います。
ep1から6まで観て『ガンダムUC』に納得できなかった人でも、この作品を観ることで得心する方がおそらく何人もいるのではないかと思います。


本編終了後に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I/青い瞳のキャスバル』の特報が流れましたが、今度は宇宙世紀ガンダム始まりの物語として期待させてくれそうで、来年春の始動が今から待ち遠しく感じられます。


 × × × ×


劇場限定のBDやプラモを買うための整理券の配布が7時から。
ということで朝の6時半くらいに劇場へ着いたのですが、既に長蛇の列。建物を一周していました。『宇宙戦艦ヤマト2199』でも半周ぐらいだったから、改めて「ガンダム」人気の凄さというか裾野の広さを実感。客の年齢層も「ヤマト」よりは幅広かったですしね。
途中で列は折り返して建物を一周半しており、自分の観賞回が8時過ぎだったので間に合うかとハラハラドキドキもんでしたが、何とか上映開始の20分くらい前に整理券をゲット。
更に鑑賞後に20分ぐらい並んで、BDも無事に購入できました。
朝の行列だけで1000人以上はいたと思いますし、座席数と上映回数で単純計算すると今日だけでこの劇場で、のべ3800人近くの人が観たのですから大したものです。


【ひとこと】
この物語は一応のハッピーエンドを迎えますが、時系列的には『機動戦士ガンダムF91』へと続くわけで、結局人は変わらないままなのだ、と思うと空しいですね。
バナージは、ミネバは、この後どのような生を生きたのでしょうか。


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by odin2099 | 2014-05-18 00:12 |  映画感想<カ行> | Trackback(9) | Comments(0)
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