【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『銀河鉄道物語/忘れられた時の惑星』(2007)

銀河鉄道管理局に、銀河超特急999号が事故に巻き込まれたとの救難信号が入る。救援のためにSDFシリウス小隊に出動命令が下りビッグワンが現地へと急行するが、かつて銀河鉄道の停車駅があったその惑星は立ち入り禁止となっており、その理由も管理局の最高機密扱いとされていた……。


e0033570_19431887.jpgTVシリーズ『銀河鉄道物語』の続編として企画されたOVAを劇場用に再編集したもので、『銀河鉄道物語』の劇場版としても2本目。但しTVシリーズの総集編である劇場版1作目は、上映予定だった劇場の閉鎖に伴いDVDリリースのみ。またこのOVAも企画は先行したものの、発表そのものはTV第2シリーズ『銀河鉄道物語/永遠への分岐点』の後になっている。
時系列的にはTV第1シリーズと第2シリーズの間の物語で、『銀河鉄道999』とのコラボ作品である。


前述の第1シリーズ総集編しか観ていない『銀河鉄道物語』だが、設定その他は何となくわかるし付いて行ける。しかしこのお話そのものは何が何だかよくわからない~。


時間を操られ最愛の女を喪った男が、本来あるべきだった未来を取り戻すために、特異点である999号(というより当事者のメーテルと車掌)と一人の子どもを捕えようとするお話?
その子供がSDF小隊の新メンバーのキリアン・ブラックで、彼は幼いころ999号の車内で車掌さんに育てられていた?
時間を改変してしまった張本人はキリアンの実の両親で、垣間見た未来で息子を待ち構えている悲劇を回避するために行ったこと?
傍観者に過ぎないと嘆き悲しむ銀河鉄道管理局総司令官レイラ・ディスティニー・シュラが、最後は開き直ったんだかブチ切れたんだかで、時間を解放したんだか何だかわからないが、摩訶不思議な超絶的な力を持って全てをウヤムヤにしてメデタシメデタシ…?


特別出演という名目だがオリジナルキャストが演じる星野鉄郎、メーテル、車掌の3人は、一方の主役ともいうべき扱いで、ともすればSDF小隊のメンバーやレイラを喰ってしまいかねない存在感。これはキャラクターの持つ歴史の重みだろう。
ただし3人の比重が重すぎるので、言ってみれば二大ヒーローの共演作品的なワクワク感は影を潜め、どちらかというと『999』の1エピソードに見えてしまうのと、ベテラン健在をアピールしているものの、やはり当時を知る者からすると歳月の流れを感じさせられてしまうのが残念。
そして何よりも、肝心のお話が面白くないというのが大問題かな。


上映時間は90分。OVAは全4巻で21+25+28+24=98分なので若干尺が長いのかな、それともOPやEDを除いた実質タイムは同じなのかな。いずれ見比べてみよう。


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by odin2099 | 2014-06-05 19:46 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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