【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『宇宙刑事シャイダーメモリアル』

TVシリーズ『宇宙刑事シャイダー』48話を再構成した総集編で、新規録音ナレーションはアニーこと森永奈緒美。
オーディオコメンタリーは森永と、二代目シャイダー烏丸舟役の岩永洋昭とタミー役の川本まゆ。「3人の宇宙刑事」勢揃いの特番もダイジェストで収録!


e0033570_21005833.jpgこれで「宇宙刑事」三部作の総集編は完結。この勢いで続く『巨獣特捜ジャスピン』と『時空戦士スピルバン』も出るか?――と思いきや、既に番組終了直後に総集編ビデオ、出てましたね。『ジャスピオン』の方はTV版DVDの最終巻に特典映像として収録されているけれど、『スピルバン』は未DVD化。何かの機会に復刻されるかもしれません。その後の『超人機メタルダー』ぐらいまでは作って欲しいものです。


『シャイダー』は大帝王クビライと不思議界フーマ、幻の大陸ムー、そして伝説の戦士シャイダーと、宇宙刑事シャイダーこと沢村大の出自の謎、といった縦軸は用意されているものの、『ギャバン』における父親捜しや『シャリバン』のイガ星再興といった大河ドラマのような連続性には乏しく、むしろ一話一話の独立したバラエティー性を愉しむものという認識があるせいか、こういった総集編にはちょっと向かない感じがあります。
殆どリアルタイムで観ていなかった『ギャバン』や『シャリバン』に比べ、結構一生懸命見ていた筈の『シャイダー』でしたが、あまり見覚えのない場面が多かったのもそのせいかも知れません。


アニーのナレーションも個々のエピソードに即したものではなく、かといってシリーズ全体を俯瞰しているとも言い切れないので、全体的に歯切れが悪い感じ。
ただ同じ原稿でも、沢村大役だった円谷浩のナレーションだったら説得力が違ったのかも知れないと考えると、その不在が一層堪えます。


しかしこうやって改めて観ると「宇宙刑事」の世界観は良いですね。古臭さを感じさせません。
他のリブートヒーローに比べると、殆どリニューアルせずに「宇宙刑事」たちが復活してきたのも頷ける話です。


また円谷浩の嫌みのないスマートさ、今で言う萌え系の魅力を持った森永奈緒美の存在感と、2人のコンビネーションも抜群。当時は「アクションシーンは吹替ばっか」「焼結しないと勝てない」「アニーの方が強そう」と小ばかにしていたものですが、まとめて観ていると段々と本人のアクションシーンが増え、かつ「見られる」ものになって行くのが一目瞭然です。
オーディオコメンタリーでも円谷浩の思い出話が聞かれますが、改めて早すぎる死が惜しまれてなりません。


[PR]
by odin2099 | 2014-10-12 21:01 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://odin2099.exblog.jp/tb/22467374
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

by Excalibur
ブログトップ