【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟』

一年の締めくくり、大晦日の晩に3回目の乗艦を果たしてきました。
3回目ともなるともう飽きるかなあと懸念していたのですが、最後まで弛れずに見終えてしまいました。なんだかんだでやっぱり好きなんですなあ、この映画。


e0033570_19541487.jpgシリーズ版『宇宙戦艦ヤマト2199』も、『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクといいつつ冥王星の海に沈むヤマトを『完結編』と重ね合わせたり、『さらば』『ヤマト2』の土方、『新たなる旅立ち』の徳川太助、北野、、『永遠に』の山南『ヤマトIII』の平田やフラーケンといった後の作品に登場するキャラクターを前倒しで登場させたり、デスラーとの最終決戦での『さらば』や『永遠に』を連想させる演出を施したり、音楽面では『さらば』や『新たなる旅立ち』の音楽を流用したり、と「ヤマト」全体を意識した作りがなされていましたが、この『星巡る方舟』でも様々な目配せがなされています。


ガトランティスが出てくるのでサーベラーは許容範囲ですが、ここで齊藤始を出してくるとは。
また主にシャンブロウ絡みの描写にそれは顕著で、男性コーラスを使った音楽演出は『永遠に』の暗黒銀河→二重銀河を連想させるし、惑星としての姿が崩壊して真の姿を見せる場面は同じく『永遠に』のデザリウム星を思い出させます。ご丁寧にそこで流れる音楽は「新銀河誕生」です。それにレーレライのテーマとしてあの曲を使うということは、テレサのイメージも重ね合わせているのでしょうか。星としての描写は『ヤマトIII』の惑星ファンタムですし、元々”古代アケーリアス文明”の設定や、そこから蒔かれた生命の種子が広まっていくイメージは『完結編』のアクエリアスのものなんですが。


新しいファンにはどうでも良いことでしょうが、古くからのファンにとっては複雑な心境ですね。これには同じようなシチュエーション、キャラクターその他諸々が違った意味付けをされかねないことへの違和感もありますが、もう一つは来るべき続編を想定してのこと。『2199』の続編が『さらば』や『ヤマト2』の単純なリメイクになることはまずないと思いますし、その後に『新たなる旅立ち』や『永遠に』のようなストーリー展開になることもないでしょうが(勿論キャラクターやシチュエーションを借りて作ることはあるでしょうが)、それでも「その時」の為にとっておいて欲しい、というのが本音です。
まあ『2199』のストーリーに上手く馴染み、結果的に作品が面白くなれば良いという考え方もありますがね。


【ひとりごと】
サーベラーの登場シーンに流れるメロディー、当然「白色彗星」のテーマのアレンジなんですが、おや?「デスラーのテーマ」が聴こえる気が…?!


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by odin2099 | 2015-01-03 19:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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