『ウルトラマンギンガS/決戦!ウルトラ10勇士!!』2回目行ってきた~!
2015年 03月 22日
これも<坂本浩一監督まつり>の一環、ってことではないけど、気に入ったので早速2回目を観に行ってきた(前回の感想はこちら)。
先週より小さいスクリーンに回されちゃったのは悲しいけど、迫力は堪能してきたぜ~。
基本は一人芝居だけど、「受け」の演技が続く小宮有紗は本当に上手くなった。メイクだけじゃない表情の切り替えだとか、これは将来愉しみ。
それに改めて観ると小宮有紗だけじゃなく、小池里奈もお芝居上手いなあと感心。
『美少女戦士セーラームーン』のセーラールナ時代から知ってるけど、まさかここまで成長するとは思わなかったな。
いや、他が主役の二人を含めUPGメンバー全員がイマイチなので、余計際立って見えるってこともあるんだろう、多分。せめて一人か二人、キチっと芝居の出来る人を置いた方が画面が引き締まるし、本来ならそれは隊長の役処なんだろうけど、これがあんまりピリっとしない。
まあキャラクター性だとか役者の持ち味だとか色々あるんだろうけどね。
エタルガーについてはもっと掘り下げて欲しかったし、細かい部分では思いっきり端折ってる大胆さも気になったけど(予算の関係か上映時間の都合か、そのどっちもか)、魅せ方は心得てる監督なだけに十分に楽しめる。
そして音楽の使い方。
主題歌をかけるのが大好きな監督なだけに、ここぞという時に流れるのは織り込み済みだったけど、歴代ウルトラマンのBGMをアレンジして使ってくれるとは思わなかった。
最初に「ウルトラマンゼロのテーマ」が流れただけでゾクゾクしてきて、終盤は「ティガ」や「ダイナ」「ガイア」「メビウス」…とつるべ打ちされると興奮もMAXに。
これが『仮面ライダー3号』に欠けてる要素だよなあ。
あの映画でも「レッツゴー!ライダーキック」は流したけど、あれだけメインフューチャーしてるんだから、BLACKやRXのアクションシーンには主題歌や挿入歌、オリジナルBGMを流すくらいしてくれないと。
今は流用BGM使うだけでも権利料が発生してその金額がバカにできないとかいう話だけど、やれば出来るんだから金をかけるべきところには使うべき。
さて坂本監督の次回作はシリーズ第2弾『白魔女学園/オワリトハジマリ』。
今回は出番控えめだった最上もがちゃんが思いっきり活躍してくれることを願うとともに、こっちにも出る小池里奈や、山谷花純、市道真央、戸松遥、西平風香らにも期待!