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『8人ライダーVS銀河王』

『8人ライダーVS銀河王』_e0033570_22504748.jpg当初は<まんがまつり>枠ではなく一般興行枠で検討されていたからか、矢島信男&佐川和夫両名が特撮監督としてクレジットされていたり、総監督が石ノ森章太郎(特別出演も)だったり、画面は非常に華やか。
予算も通常よりかなり多めなんだろうと思う。


ところが肝心のお話がサッパリだし、演出も普段やらないことをやろうとしてるのか、いつもの知ってる『仮面ライダー』とは別物みたいに見えてしまう。
音楽も菊池俊輔だけでなく武市昌久との連名で、BGMも新曲がバンバン流れるのは贅沢な筈なんだけど、馴染みがない分かえって損した気分。
ゲストライダーも変身後のみ、しかも全員声優では有難味も薄れるというもの。


見どころはゲストヒロインの舟倉たまき(現・舟倉由佑子)。
流石に下着を見せたりヌードを披露なんてことはないものの、アリコマンドに襲われた際には服をビリビリに引きちぎられるし、銀河王に捕まった時には体を撫で回されるし、と子供番組とは思えないセクハラを受けまくる。
何の必然性があったのやら。


彼女はこの春興行の<ライダー>に続き、夏興行では<戦隊>の長尺版『電子戦隊デンジマン』でもゲストヒロインのデンジ姫に抜擢。
前後してTVシリーズ『燃えろアタック』や『生徒諸君!』にも出ているので、比較的子供番組で活躍したイメージが。


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by odin2099 | 2015-03-24 20:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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