【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『怪物くん/怪物ランドへの招待』(1981)

怪物大王が病気になったとの知らせが届いた。
父親のお見舞いのために怪物くんたちは久々に故郷へ帰ることになり、春休みにどこへも行く予定のないヒロシを同行させる。ところが怪物ランドには人間を入れてはいけないという掟があった。
正体がばれたヒロシは大王によって石に変えられ、そのことで怪物くんと大王は大げんか。
ヒロシを元に戻すには「命の水」が必要と知り、怪物くんたちは好戦的な戦怪族が住む闇の谷の奥地へ。

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1981年の春休みに公開されたカラー版(リメイク版)『怪物くん』劇場版の一作目で、併映の『ドラえもん/のび太の宇宙開拓史』より上映時間は短めだが、添え物ではなく対等な扱いといって良いだろう。
前作『ドラえもん/のび太の恐竜』の併映はリバイバルの『モスラ対ゴジラ』だったので、実質的には<東宝チャンピオンまつり>の延長線上にあったが、今回から名実ともに「藤子不二雄劇場」の開幕。
今の『ドラえもん』は単独公開だが、しばらく「原作:藤子不二雄」を冠した二本立て、三本立ての体制は続いた。


e0033570_18581473.jpg今回、劇場へ行って以来の再観賞か(テレビ放映の時に観てたかな)?
『ドラえもん』に比べて熱心に観ていなかったせいか、それとも自分の好みに合わなかったからか、イマイチ『怪物くん』は好きになれない作品。
当時も『ドラえもん』目当てに映画館へ行って、ついでにこっちも観たという感じで「面白かった」という印象はなかったんだけど、今観ると「あ、案外上手くまとまってるじゃん」。
友情とか親子の愛情とかが嫌味にならない程度に盛り込まれ、程好い冒険物(RPG的、と言い換えても良いか)テイストで仕上げられた一品。
それにベテラン陣が顔を揃えたキャストは、やはり安心感があるなあ。


【ひとこと】
ドラキュラがゴーレムに襲われ、せっかく手に入れた「命の水」の入った瓶を落として割る、というシチュエーションがあるんだけど、おかしいな、その前のシーンで瓶は怪物くんに手渡されたんじゃなかったっけ?


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by odin2099 | 2015-04-13 19:02 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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