【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『アメイジング・スパイダーマン』

e0033570_20054909.jpgサム・ライミ監督&トビー・マグワイヤ主演の「スパイダーマン」より、やっぱりこっちの方が好きだなあ、というリブート版。
ウジウジしすぎて気持ち悪いトビー・マグワイヤよりは、オタクに見えないけれど爽やかイケメンのアンドリュー・ガーフィールドの方が好感持てます。
それに男性依存度が強い恋愛体質で結構自分勝手で我儘なキルスティン・ダンストのメリー・ジェーンよりも、勘が良くて積極的な行動派で、しかも包容力のあるエマ・ストーンのグエンの方が良いに決まってます(叩かれまくってましたがキルスティン・ダンスト自身は好きなんですが)。

全て(ピーターがスパイダーマンになったことなど)が偶然として進行する旧作に対し、この新作では全てが必然として描かれるのには賛否両論あるでしょうが、リブートする以上差別化は必要。
失踪?死亡?したピーターの両親はまるでシールドのエージェントみたいな扱いになってましたが、このアップトゥデイトも決して悪いとは思いません。
そう、どことなく作品のテイストが<マーベル・シネマティック・ユニバース>に近いように感じられるんですよね。

これは世界観を共有するというよりはお遊びに近いものだったと思うのですが、「アベンジャーズ」に登場するニューヨークの風景の中に、本作に登場するオズコープ社のビルを合成するというコラボの話が一時は進んでいたそうですが、結局は製作スケジュールの都合でボツに。
ただそういった先入観のせいか、どこか「アベンジャーズ」で描かれたニューヨークと、本作のニューヨークは同じ世界だなあという気がしてなりません。

今は更なるスパイダーマンのリブート企画が進行中で、その結果めでたく<MCU>にスパイダーマンの参戦が決まりましたが、もしこの時のコラボ企画が実現していたら、案外そのまんま素直に二つの作品世界が融合していたのかも?と想像してみるのは愉しいこと。
新しいスパイダーマンを見てみないことには何とも言えませんが、個人的にはこのまま合流して欲しかったなあと現段階では思います。
まさかこのリブート版が、多くの伏線残したまま2作で打ち切りになるとは思いませんでした。

ラストの思わせぶりなシーンからすると、続編でコナーズ博士がピーターの両親について何らかのサジェスチョンを行ったり、密かにピーターを手助けするというような展開も期待したのですが、再登場はならず。
そういやベンおじさんを殺した犯人も、結局は捕まらず仕舞いに終わっちゃいましたねぇ。
サム・ライミ版は閉鎖された世界(ピーター、MJ、ハリーの3人だけ)で物語が完結していたのに対し、こちらは外との繋がり(アベンジャーズとの合流も)を感じさせてくれていたのに、色々な意味で勿体ない作品でした。
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<過去記事>
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by odin2099 | 2016-01-20 20:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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