【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『X-MEN/フューチャー&パスト』

e0033570_21035661.jpgいきなり戦争状態、X-MENたちが次々と斃れていくという衝撃のオープニング。
しかもX-MENとマグニートーが共闘していることで、弥が上にもミュータントたちにとって最大の危機が迫っていることを伝えてくれるという、正に掴みはOK。

時系列的には色々とややこしいことになっていて、冒頭部分は「ウルヴァリン/SAMURAI」から続いているのだろうけれど、5~10年くらいは経ているのだろう。
ウルヴァリン(の精神)がタイムトリップする先(過去)は「ファースト・ジェネレーション」の約10年後。
「ファースト~」ではキューバ危機を描き今度はベトナム戦争の時代が舞台なので、ここで出てくる大統領というのはニクソンのこと。JFK暗殺犯としてエリックが逮捕(曲る銃弾!)されているというのはいいとして、JFKがミュータントだったというのは何か意味があるのだろうか。
そして事件が解決後のウルヴァリンが戻って行くのはいつなのだろう?歴史が改変された後の同じ年なのか。

タイムパラドックスを如何に感じさせないかが勝負でもあるのだが、戻った過去と残った現在が同時進行という設定はちょっと面白い。
戻った時点で並行して同じだけ時間が過ぎている。あちらで過ごした1時間はこちらでも1時間。向こうで何日過ごそうが、旅立った直後の時間に戻ってくれば良いじゃないか、という疑問への答えとなる。だからクライマックスは過去と現在に同時に危難が襲い掛かり、同時にそれを回避するというケリの付け方だ。
深く考えればそれでも矛盾は生じるものの、映画を見ている間だけ勢いで疑念を抱かせなければそれで良いのだ。

ただこの手の作品だとギリギリで間に合ってメデタシメデタシが相場だが、この作品はほぼ全滅に近いバッドエンドなのが珍しい。
もっとも歴史が変わったことで分岐点が生まれ、別ルートを辿った世界(ウルヴァリンが最終的に戻って行った世界)では全員生還のみならずこれまでの作品で死んだメンバーも復活、おまけにこれまでの作品を全てリセットさせたのでまた自由なストーリー作りが出来るようになるという荒業を披露しているのでアッパレなのだが。

ラストには次回作への前フリが用意されているが、これは過去篇の続きとなるらしい。
X-MENユニバースもまだまだ続きそうだが、キャストは何人か入れ替えが予定されているのでどうなることやら。
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【ひとこと】
長髪でやさぐれてるマカヴォイがラッセル・クロウに見える…
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22070954/
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by odin2099 | 2016-02-01 21:10 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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