【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ウルトラ怪獣DVDコレクション1 バルタン星人』

e0033570_20291337.jpg2011年7月に講談社から刊行されていたDVDマガジンを今ごろになって引っ張り出してきた。
当初は全10巻ということでスタートし、途中で20巻まで延長された…んだったと思う。
栄えある第1巻は「バルタン星人」、バルタン登場のエピソードを2編収録。

まずは『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」、制作第一回作品ということはこれが「ウルトラマン」の原点。

人間とは明らかに異質なバルタン星人の描写は今見ても素晴らしい。
特に「生命」という概念を持たないバルタン星人と、「生命」のやり取りを容易に行うウルトラマンとは本質的に相容れないという対比は面白い。
科学センター内で姿を見せただけのバルタン星人をいきなり撃ったり、落下したベータカプセルを拾うためとはいえビルの屋上から飛び降りるハヤタ(「ハヤタさんがウルトラマンかと思いましたよ」というイデの発言は至極当然)とか、街中で平然と核ミサイルをぶっ放す防衛軍といった描写に突っ込みたくなるところではあるが、SFマインドに溢れた作品であることは間違いない。

e0033570_20292887.jpgただイデの回想として語られる構成はどうにも浮いているようで以前から気にはなっていたのだが、もしかすると子供に対し恐怖心を和らげる効果を狙ってのものだったのかな、と最近思うようになってきた。
まともに撮ればかなりミステリアスでショッキングなストーリー、これをコメディというオブラートに包む必要があったのかも。

もう一本は同じく『ウルトラマン』第16話「科特隊宇宙へ」

今度はバルタン星人の逆襲篇。
第2話に登場したバルタン星人とはデザインの上ではかなり相違が見られるのだが、何故か同一種族として素直に受け止められるのが不思議ではある。
ただ、前回は地球人とはかけ離れた存在として描写されたバルタン星人だったが、今回は流暢に日本語を操り自らの目的を滔々と語る姿に若干の違和感を覚える。
そういえばバルタン星人に乗り移られた毛利博士、最後はどうなったのだろう?

【ひとりごと】
第二期ウルトラシリーズの頃に児童誌などで紹介された設定によれば、バルタン星人の移り住んだR惑星M78星雲内にあるとされていたが、金星探検ロケットの救助に向かった宇宙装備のビートル機が辿り着けるくらいだから、太陽系内か少なくてもその近郊にありそう。
いくらウルトラマンでもM78星雲から地球へはテレポーテーション出来まい。


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by odin2099 | 2016-02-14 11:35 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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