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『SHERLOCK/シャーロック』シーズン2 VOL.2

幼い頃に父親が巨大な「ハウンド」に殺されたという依頼人のヘンリー。長い間ショックによる妄想や作り話だと思われていたのだが、昨夜その殺害現場で巨大な足跡を発見し、急ぎシャーロックの元へとやってきたのだ。
シャーロックとジョンは早速ヘンリーの住むダートムアへと赴く。そこには政府が遺伝子実験を行っているという噂のある謎めいた研究施設「バスカヴィル」があるのだ。

『SHERLOCK/シャーロック』シーズン2 VOL.2_e0033570_09412830.jpg原典の中でも人気の高い「バスカヴィル家の犬」をベースにしたシーズン2の第2話で、サブタイトルは「バスカヴィルの犬」
オカルトじみた巨大な怪物が本当にいるのか、それは謎の研究施設が生み出した実験生物なのか、それともやはりヘンリーが生み出した空想の産物なのか、と様々な興味で引っ張り、最後には現代版「シャーロック・ホームズ」らしく一応はサイエンス的なオチがつく。
ただ色々と捻った展開を期待してしまったので、些か拍子抜けしてしまった。

もっともシャーロックとジョンのやり取りは相変わらず愉しいし、再三シャーロックとの関係を同性愛だと疑われ、憤慨するジョンが可笑しい。
浮世離れしたシャーロックの性癖はいざ知らず、かなりの女好きであるジョンにしてみれば本当に迷惑なのだろう。今回もあらぬ噂を立てられ、口説いてる途中の美人セラピストに愛想を尽かされ落ち込むシーンがあるし。


by odin2099 | 2016-02-21 09:43 | テレビ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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