【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『DC VS マーベル』

奥付を見ると2003/12/6が初版発行となってます。
作品そのものが発表されたのは1995年なので、翻訳版が出るまでかなりかかってますね。
その間に、読めもしないのに原書を洋書店で購入したりで、非常になってるタイトルでした。
それにしてももう20年も前の作品なのかあ。

翻訳版が出てすぐに買って、それから何度か読み返していたのですが、今回は久しぶり。
あの頃はアメコミに対する知識も殆どなかったのですが、幸いこの翻訳版が出た頃からマーベル・コミック作品が続々と映画化され、ようやく読んでいてキャラクターの識別が付くようになりました。

e0033570_22300411.jpg業界のトップ2、DCコミックとマーベル・コミックがクロスオーバー作品を発表するのはこれが初めてではなく、この作品に先立つ更に20年程前に『スーパーマンVSスパイダーマン』が実現して以来、何度か”共演”作が発表されていますが、本作ほどスケールの大きな作品はなかったようで、これはアメコミ史上に残る大事件だったんでしょうね。

この作品ではDCコミックとマーベル・コミック、二つの世界は別々のものとして設定されています。
それがある日突然融合をはじめ、ヒーローたちもヴィランたちも、お互いに知らない存在が次々と現れ、戸惑うというのが発端です。
やがて両世界のヒーローたちは、互いに戦って相手を倒すことを要求されます。
勝ったヒーローたちの世界のみ生き残り、負けた方のヒーロー世界は消滅してしまうというのです。

ロボ対ウルヴァリン、ワンダーウーマン対ストーム、スーパーボーイ対スパイダーマン、スーパーマン対ハルク、バットマン対キャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル対ソー、アクアマン対サブマリナー、フラッシュ対クイックシルバー、ロビン対ジュビリー、グリーンランタン対シルバーサーファー、キャットウーマン対エレクトラ等々の戦いが繰り広げられます。

その中で、何とか両世界のヒーロー同士の戦いを止めさせ、世界を元に戻そうという動きもあり…という展開ですが、正直言うと出てくるだけのキャラクターが多過ぎて(スーパーガール、ナイトウィング、デアデビル、アイアンマン、ブラックウイドウ、ホークアイ、グリーンアロー、パニッシャー、ドクター・ストレンジ、ゴーストライダー、サイクロップス、シングetcetc)、ちょっと勿体ないかなあという印象が残ります。
見た目の賑やかさにはワクワクさせられますが、アメコミの入門編としては不向きでしょうね。

DCコミックは複数のTVシリーズをクロスオーバーさせたり、映画ではヒーローチーム「ジャスティスリーグ」実現に向けて着々と布石を打ってますし、マーベルは主として<X-MENユニバース><MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)>の二つの世界に分かれて発展し、特に<MCU>はDCより先にヒーローチーム「アベンジャーズ」を成功させ、それに続くTVシリーズやネット配信ドラマでも同じ世界観を共有させるなど拡大の一途を辿っています。
これらが人気を持続させ、また新たなファンを獲得し続ければ…
映像世界でも「DC VS マーベル」が実現することがあるでしょうか???
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by odin2099 | 2016-05-25 20:16 | | Trackback | Comments(0)
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