『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
2016年 11月 20日
前後編に分けたのは正解で、色々な描写がゆったり・じっくり描かれ、堂々たる大作の風格。
これを従来通り一本でまとめようとしていたら、かなり駆け足で忙しなくなっていたことだろう。
ハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビル、ルーナ、スネイプ、それにヴォルデモード以外のキャラは大幅に削られてしまっていたのでは?
ポリジュース薬でベラトリックスに変身したハーマイオニー。
変身が解けても衣装はそのままなので、前半では胸元がちょっと大胆なエマ・ワトソンにドキドキ。
そのネビルが終盤にきて大活躍。
原作ではハリーと同じような運命を担う重要キャラクターではあるものの、映画ではその存在が軽んじられてきた傾向がありましたが、最後に美味しいところを持って行く儲け役に。
この映画で一番の見どころは、スネイプ先生の真実がわかる件。
スネイプの純愛…。
スネイプの弱みを握って味方につけ、ハリーを捨て駒としか考えていないとは。
少なくても映画を見てる人は、そう感じるんじゃないのかなあ???
ラストシーンは19年後。
それぞれ老けメイクを施したハリー、ジニー、ロン、ハーマイオニー、それにドラコが出てきますが、皆さん見事にイケてない。
まあハーマイオニーはまだまだ十分かもしれませんが、なんか妙にリアルでもあります。
ちなみにこの19年後というのは、作品世界の年表によると2017年――来年のこと!
来年の9月1日に、キングスクロス駅に行けばハリーに会える!
…かもしれません。
舞台版として作られた”8番目の物語”とされる新作『ハリー・ポッターと呪いの子』の発端も、このラストシーンと同じ。
そしてこの度公開されるスピンオフ三部作改め五部作となる『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』は、シリーズを遡ること70年前、1926年が舞台になるとか。
実はこの年って後のヴォルデモード、トム・リドルが生まれた年でもあるんですな、ふむふむ。
http://odin2099.exblog.jp/15152637/
いよいよ最終章、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」を観てきました。 ああ、とうとう終わってしまった…。そんな感じです。 Part1のラスト、心優しい屋敷しもべ妖精のドビーが死んでしまい、ハリーは魔法を使わずに心を込めて埋葬するところで終わりました。残りの分霊箱の場所を確信したハリーたちは、助けたゴブリンとともにグリンゴッツ銀行へ向かい、分霊箱の一つを手に入れます。とはいえ、ゴブリンの裏切りでひどい目にあうのですが…(^^;) このときハーマイオニーがベラトリクスに変身するのです...... more