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『Bros.マックスマン』(2016)

『Bros.マックスマン』(2016)_e0033570_19194201.jpgニューヨーク赴任となった谷口正義と入れ違いに、留学先のインドネシアから帰国した弟の英雄は、兄の勤め先であるジャパンテレビでアルバイトを始め、そこで今はアナウンサーになっている憧れの先輩・五十嵐梨奈に再会する。しかし失敗ばかりの英雄はいつも叱られてばかりだった。
ある日、兄の部屋で隕石のかけらを手にした英雄は、それが何かを知らずに梨奈への想いを爆発させてしまい、兄同様にマックスマンへと変身してしまう。
その能力に恐れ慄く英雄だったが、正義からヒーローの心得を伝授され、マックスマンとして活動することを誓う。
だがその頃、獄中の海東議員は恐るべき計画を企んでいたのだった…。

『Mr.マックスマン』の続編で、今度の主人公は「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役だった竜星涼に交代。
随分と似てない兄弟もあったものだけど、それ以前に「弟」を出すこと自体が如何にも取って付けたようで無理矢理…。
ヒロインは前作の脇役から昇格した内田理央
うむ、だーりおは可愛い。アナウンサーにしては滑舌がよろしくないけれど、カワイイは正義だ。

その正義役の千葉雄大、前作のヒロイン辻村祐子役の山本美月の二人は「スペシャルサンクス」とクレジット。といっても正義の出番は思ったよりも多いし、英雄のピンチに颯爽と駆けつけクライマックスは兄弟W変身!
アナウンサーらしくないといえば山本美月もそうだったけれど、こちらもカワイイは正義。
出番は最初と最後だけでいかにも特別出演という感じだけれども、実は前作のラストを受けてのシーンもあるのでファンには嬉しいところ。

その他に前作から再登場しているのは久保田悠来、青木玄徳、丸山敦史、田村亮、なだき武、要潤、鈴木杏樹、大和田伸也。新規で加わっているのは松島庄汰、ケンドーコバヤシ、高橋裕二郎。
といっても前作からのフッテージの流用が多過ぎるのは予算の都合かスケジュールの問題か?
久保田悠来、青木玄徳はそれなりに出番が多いけれども、要潤なんておそらく台詞を二、三追加で収録しただけじゃなかろうか。

そんなB級テイスト満載の作品ではあるけれど、特別料金だし、前作が楽しめた人ならOKだろう。
期間限定の公開で、上映館も上映回数も少ないとハンデも多いので、興味がある人は劇場へ急げ~!

【ひとりごと】
公開初日に観に行ったのに、劇場が貸し切り状態だった…(+_+)


by odin2099 | 2017-01-11 19:22 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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