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『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われし海賊たち」に続く第2作目、新作公開に合わせてのおさらいもピッチを上げなくては。
結婚式を間近に控えて幸せ絶頂だったはずのウィルとエリザベスの突然の逮捕劇、今回の冒険はそこから始まります。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』_e0033570_06055570.jpg好き勝手自由気ままかと思いきや意外な弱点?を抱え込んだジャック、純粋に真っ直ぐに突っ走るウィル、女の狡さも発揮しだしたエリザベス、と「らしい」行動を見せる主役トリオと、それをサポートするお馴染みの顔ぶれ。
前作であれだけ伏線張ったから出てくるのが当たり前という感じのウィルのお父さん、”靴紐のビル”や、怖いだけじゃないディヴィ・ジョーンズとか、新しいキャラクターも多々いますが、それほどの無理矢理感はないですね。

笑える箇所は前作以上。
無声映画のドタバタ喜劇を意識してるのかなあという、身体を張ったギャグが多く、あのメイクのせいか、ジャックがチャップリンに見えてきちゃったりして。

ただ最初から3作目をやるのが前提の作り方なので、そこが不満っちゃあ不満。
露骨に「え、ここで?」というところで終わりますしねえ。
それに上映時間、長い。この内容なら2時間くらいで収めて欲しいとこなんですが。

最後に登場するバルボッサ。
あれ?前作ラストで死んだ筈なのに?!
――と驚いたのは観客だけでなく実は出演者もだったそうで、あのシーン、別のキャラクターが出ると説明されていたらしいです。
あれ、本当に驚いているのかあ。

【ひとりごと】
お話、全然覚えてないなあと思いつつ見直しておりましたが、そうか、この作品って劇場で一回しか見たことなかったんでした。
前作は劇場で二度見て、その後もテレビ放送の時に見たりDVDで見たり、と何度か繰り返していたんですが。
ということで、11年ぶり二度目の観賞でした。そこまで記憶力、落ちてなかったかあ、とほっと一安心(^^;

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3817827/


by odin2099 | 2017-05-11 06:07 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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