『宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第二章 発進篇~』(2017)
2017年 06月 24日
繁栄に酔い痴れる司令部は、これをまともに取り合おうとはしない。
宇宙の危機に対し、反逆者の汚名を着ても飛び立つヤマト。
追撃の命令を受け、ヤマトの前に立ちはだかる新鋭戦艦アンドロメダ。
一触即発!
だがヤマトは己が道を突き進んでゆく――
ということで物語は「宇宙戦艦ヤマト2」とほぼ同じペースで進んでいきます。
もちろんそれだけではなく「2199」を踏まえた「2202」独自の展開も用意されています。
早すぎる地球の復興、そのからくり。そこにはガミラスの思惑が密接に絡み合っていますし、旧作以上に膨らんだレギュラーキャラクターたちにはそれぞれのドラマが用意されています。
しかし技巧派の躱すピッチングで行くのかと思いきや、時折変化球は交えるものの、基本はストレートでグイグイ押すスタイルなので、すんなりと物語世界に入り込むことが出来ました。
次なる第三章は「純愛篇」と銘打たれ、先が読めません。
普通に考えれば古代進と森雪の関係にスポットが当たるのかなと考えられますが、それならわざわざこんなサブタイトルにはしないでしょうから、もっと色々な意味が込められているのでしょう。
公開は10月14日。
この日は「宇宙戦艦ヤマト2」の放送が始まった日なのですが、意図的に合わせたのでしょうか?
それにしても本作でのガミラスは地球やヤマトに対し、妙に卑屈に振舞っています。
「2199」の時はイスカンダルに対して畏怖と崇拝を示していましたが、もしかするとガミラス人というのは、ある種絶対的な存在に対しては盲従する気質の持ち主なのかもしれませんね。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第二章を川崎チネチッタにて観て来ました 第一章の公開時には ”(続きは)四ヶ月も先かよ!” と半ば憤りに近い感覚でしたが、いざ経過してみたらあっという間でした …今年も早、半分が経過しようとしている事実( ̄ロ ̄lll) 今回...... more
【声の出演】 小野 大輔 (古代 進) 桑島 法子 (森 雪) 鈴村 健一 (島 大介) 大塚 芳忠 (真田 志郎) 【ストーリー】 ガミラスの大使バレルに惑星テレザートと女神テレサの物語を聞いた古代進は、地球への帰還後、コスモリバースシステムが地球にもた...... more