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『グレートマジンガー対ゲッターロボ』

やっぱりマジンガーはいいな、ということで今度はコレ。
<マジンガー>の劇場用新作の3本目で、TVシリーズの存在を無視した初めての作品。
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「マジンガーZ対デビルマン」は現在進行形の「マジンガーZ」の番外編に既に放送終了した「デビルマン」の後日談をプラスした形だったし、「マジンガーZ対暗黒大将軍」は「マジンガーZ」最終回の先取りという意味合いが強かったけれど、今回の映画は「グレートマジンガー」とも「ゲッターロボ」のどっちにも属さない、マジンガーとゲッターが共存してるというパラレルワールドが舞台なのだ。

なので両雄がどういう関係で普段は何やってるのかがよくわからないのだけど、謎の円盤や宇宙怪獣の出現に、最初は対抗意識むき出しでいがみ合っていた両雄が、強大な敵を前に手を組み、遂にはこれを撃退して友情を育む、という展開はストレートでわかりやすいし、なんといっても渡辺宙明、菊池俊輔の両巨匠の奏でるゴキゲンなミュージックをバックに、神谷明の、野田圭一の、武器名の連呼が実に心地よい。
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物語の主軸がグレートマジンガー側にあり、クライマックスに差し掛かるバトルシーンに音楽が一切流れないなどの不満点はあるものの、全盛期のロボットアニメの魅力は十分に伝わってくる出来栄えだ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2738141/
http://odin2099.exblog.jp/19801481/
http://odin2099.exblog.jp/22815075/
http://odin2099.exblog.jp/25363101/




by odin2099 | 2018-01-12 20:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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