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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『大怪獣バラン』(1958)

e0033570_20245530.jpgゴジラ、ラドンに次いで単独主演作を持っている東宝怪獣、というとモスラの名前が挙がりそうだが、実はその前にバランがいる。
初めてのワイド画面の怪獣映画ではあるもののモノクロ作品だし、キャストも地味なので疎外されがちだが、トカゲ型の怪獣でありながら空をも飛ぶことが出来るバランは、正にゴジラ+ラドンのコンセプトだ。
元々はアメリカとの合作映画としての企画だったらしいが、結局は日本単独製作となり、アメリカではテレ・フューチャーとして放送されただけのようだ。
東北の山奥に秘境があり、そこには村人から神と崇められている前世紀の巨獣が生息していた・・・!という純日本風な(?)シチュエーションは、逆に輸出向けだったのかな、という気もする。流石に今日では些か無理のある状況設定ではあるが。

この作品に関しては東宝特撮映画をむさぼるように見ていた頃に、「つまらないぞ」「見るとガッカリするよ」と周囲に言われておっかなビックリで見たことを思い出す。
本多・円谷コンビの中では失敗作と言われていて、確かに今見直してみても面白いとは思えないが、さりとて無茶苦茶酷いという訳でもなく、伊福部音楽が醸しだす土俗的なムードも悪くはない
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by odin2099 | 2006-03-21 08:38 |  映画感想<タ行> | Trackback(3) | Comments(2)
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Commented by 猫姫少佐現品限り at 2006-04-12 00:04 x
あら?この記事、見逃していましたか、、、
てか、あたしがバランの記事書いていたの、忘れていたかも、、、
ま、単独主演怪獣ってことで、必見?ですね。
TBありがとうございました!
Commented by odin2099 at 2006-04-12 21:18
>猫姫さま

こちらも発掘しました(笑)。
ラドンの次がバランなんですけど、その次のモスラが偉大すぎるからか、影が薄いですなぁ。
その後は『怪獣総進撃』にチラっと映るだけだし。
ホントは数年前にアンギラスやバラゴンと一緒に復活するはずだったのが、地味なのでボツ。
バラゴンは生き残ったものの、あとはキングギドラとモスラに変えられてしまいましたとさ。

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