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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『仮面ライダーV3対デストロン怪人』(1973)

e0033570_23534457.jpg『仮面ライダー』ブームのピーク時に公開された作品で、地方ロケを敢行し、復活再生された怪人軍団に加えて、劇場作品限定の新怪人の登場、さらに駆けつけた1号、2号との3人ライダー夢の共演とイベント性にも富んだ娯楽作品。また、こういった仕掛けモノに頼らない宮内洋や小林昭二の熱演も光る。結構回数見ているのだけれど、その都度楽しく見てしまう(詳細は「しねま宝島」を参照 <追記>下記に転載)。

それにしても、この時の<東映まんがまつり>の併映作品は『マジンガーZ対デビルマン』。この組み合わせ、当時の子どもたちにとっては正にキラー・コンテンツ!

  * * * * *

「しねま宝島」より転載
当初は併映の『マジンガーZ対デビルマン』を意識してか、『V3対ダブルライダー』というサブタイトルが付けられていた、’73年夏の<東映まんがまつり>の目玉作品。
TVシリーズ20話・21話と同時撮影で(ゲストの役者も同じ)、フェリーやホテルとのタイアップを盛り込みながら四国ロケを敢行し、映画オリジナルの新怪人や劇場映画恒例の復活した怪人軍団の登場、さらにTVに先駆けて1号・2号との共闘を描いた娯楽編で、案外盛り上がらない劇場版『仮面ライダー』シリーズにあっては上位の完成度。

TVと併行しての撮影だとスケジュール面から素面の役者さんの出番が減り、その分変身後のヒーローのシーンが増えることが多いが、この作品では素顔の風見志郎=宮内洋がしっかりと見せ場を作っているのは流石である。爆発シーンが多いのもこの作品の特徴で、しかもその規模が半端ではない。無人島ロケした前半のシークエンスでは、その影響で島の地形が変わってしまった、という伝説もあるくらいだ。

難を言えば、売り物であるダブルライダーの登場場面が少ないことくらいか。
勿論これは『仮面ライダーV3』の映画だからあくまでも主人公はV3なわけだが、せっかくの<まつり>なのだからもうちょっと活躍しても良かったように思う。しかもその登場シーンが実にあっさりしたものなのも惜しく、もうちょっと劇的効果を狙った演出をしても良かっただろう。

なおダブルライダーは衣裳のみで、藤岡弘と佐々木剛は声のみの出演。「ライダーダブルキック!」などの掛け声がバラバラなのは、アフレコが別々に行われたからだろうか。

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by odin2099 | 2006-03-30 22:43 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(3)
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Tracked from 湘南のJOHN LENN.. at 2006-04-07 00:14
タイトル : 「マジンガーZ対デビルマン」
「マジンガーZ対デビルマン」 富士山をバックのエンディングシーンだ シネスコサイズの素晴らしいアニメ作品。1973年(昭和48年)7月18日から公開の夏の東映マンガまつりの作品だ。アニメの作画もテレビ版とは比較にならないほど細かい描写だ。絵自体がすごくきれいなのだ。実際映画館で観たときには本当に凄い迫力だった。シネマスコープサイズを有効に活用したシーンが目白押しだった。 「マジンガーZ対デビルマン」という題名なので、マジンガーZとデビルマンが戦うのかと初めは思ったのだが、実際は違...... more
Commented by Brian at 2006-04-01 06:03 x
『マジンガーZ対デビルマン』は戦うのかなと思ってました。『ゴジラ対キングコング』のように・・・。
ちょっとだけ騙された感じがした幼少時代です。(笑)
『仮面ライダーV3』に人気絶頂でしたね。
宮内洋さんは永遠のヒーローかも。
Commented by odin2099 at 2006-04-01 06:53
>Brian様

いつもありがとうございます。
『キングコング対ゴジラ』が発想の原点だという『エイリアンVSプレデター』では、両者はしっかり戦っていましたね(笑)。
劇場版「マジンガー」ではこの作品だけ唯一戦いますが、バレンドス親衛隊長操るグレートは、なんだか偽者みたいに見えるのがどうも・・・。
甲児くんが乗ってからが本物登場という感じですし。

V3のデザインは今ひとつ好きになれませんが、宮内洋はやっぱり永遠のヒーロー役者です。
『仮面ライダー THE FIRST』にも出ていましたが、また何かに出て欲しいですね。
Commented by odin2099 at 2006-04-02 08:33
あ、抜けた・・・。
「この作品」には「↑」が入ります。じゃないと、なんのことやら意味通じない・・・(汗)。

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