【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ベルリン・フィルと子どもたち』(2004)

e0033570_1471766.jpgベルリン・フィルの芸術監督サイモン・ラトルの呼びかけで発足した<教育プロジェクト>。その最初は、人種も体格も年齢もバラバラな地元のごく普通の子供たちを集め、ベルリン・フィルの演奏でストラヴィンスキーの<春の祭典>を踊らせるというものだった。カメラはこの6週間に及ぶ子供たちの練習風景を、徹底的に追いかけていく。

最初のうちはあざといだけのドキュメンタリーかと身構えてしまっていたのだが、クラシック音楽になんて興味を持たない子、やりたいことが見つからない子、大人の押し付けに反発する子・・・様々な子どもたちが、やがて振付師の熱意にほだされ徐々に心を開いていき、練習を通じて他の子どもたちと仲間意識を持ち、最後には大きなことを成し遂げる様はなかなか感動的だ。
サッカーの授業ではボールを蹴らせる。美術は絵を描かせる。なのに音楽の時間は静かに聴かせるだけなんておかしい。」「芸術は贅沢品ではなくて必需品だ。」等々のラトルの言葉も印象に残る。

DVDにはメイキング映像とその後の子どもたち、さらには翌年以降に実施されているプロジェクトの様子も収められており、相互補完をなしている。
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by odin2099 | 2005-09-24 23:15 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from みるよむ・・・Mrs.の.. at 2008-08-06 14:37
タイトル : ベルリン・フィルと子どもたち
ぼくたちは、リズムになる。 ベルリン・フィルと子どもたち スタンダード・エディション ベルリン・フィルと250名の子供たちによる共演プロジェクトの ドキュメンタリー映画。 「子供たちにもっとクラシック音楽を楽しんでもらおう」 指揮者サイモン・ラトルさ... more

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