『WATARIDORI』(2001)
2005年 08月 03日
3年もの歳月をかけ、100種類以上の渡り鳥を世界40カ国以上にわたって追いかけたドキュメンタリー作品。そもそも鳥になんか関心はなかったのだけれども、予告編の映像が美しかったので興味が出てきた。
かなりの”接写”で捉えた映像や、遥か高々度から(成層圏?)のものなど、一体どうやって撮影したのだろうと思うような驚愕な映像の連続。”動く図鑑”といった按配で、鳥ファンには堪えられないだろう。
ただ最初のうちは良いのだけれども、やはり鳥に興味がないと1時間半強は辛い。この半分、丁度NHKなんかの番組にあるような45分くらいが集中出来る限界かなぁ。それでも、終わってみるとそれほど長さは感じなかったし、最後まで興味が持続していたという不思議な作品。必ずしも”好きな作品”とはいえないけれど、”好きになりたい作品”である。
少なからず残酷な描写も含まれているが、「旅の目的は生き残ることだ」という冒頭のナレーションが効いている。
ちなみに日本語版では安田成美がナレーションを担当。原版にない部分でもナレーションが加わり、親切な反面、うるさ過ぎ。
LE PEUPLE MIGRATEUR 2001年、フランス 共同監督: ジャック・クルーゾ ミッシェル・デバ ナレーション: ジャック・ペラン 撮影に3年、製作費に20億円を費やし、100種類以上の渡り鳥たちとともに地球全土を旅した末に完成したかつてない鳥の目線による驚異の映像が展開する。(allcinema ONLINEより) 最初は、“ながら鑑賞”してたのですけど、途中から目が離せなくなっちゃいました。自然界の営みってすごい!「感動」の一言です。 ちっぽ...... more
ただいま NHKハイビジョン日曜シネマを見ている。 ハイビジョン特集 のページ 中ほどに説明があるのでどうぞ。「WATARIDORI」という映画。 自然の美しさに圧倒されて。鳥たちの動きに 魅せられて。音楽はブリュノ・クーレ。さりげなくてしみじみと心に入る。 フランスのドキュメンタリー映画。 監督はジャック・ペラン監督。 いっさいCGを使わず3年間という月日を費やして撮影してきた 改心の映像がここにある。 彼らはどこを目指して飛ぶのだろう・・・ しなやかな曲線 空気抵抗を極力抑えた形なのだろうか・・...... more
過去の鑑賞作を掲載してます。 まさにヒーリングシネマ。野鳥の王国というかんじです。 渡り鳥が越冬のために何千キロという長旅をすることは、知識としては知っていても、実際の生態は分からないので興味深く見れました。 監督、製作はジャック・ペラン。『ニュー・シネマ・パラダイス』のお父さん役の人。野鳥が生まれた時から一緒に過ごして馴らしたとのこと。だから人間を親と思ってるそうです。これは、「渡り鳥の生態を追えば映画として受けるぞ。」といった様な安易な企画ではとてもできなかったと思うし、製作者側の心...... more
ジェネオン エンタテインメント WATARIDORI コレクターズ・エディション 2001年にフランスで作製され、日本では、2003年の春頃に公開された映画「WATARIDORI」をDVDで見ました。 基本的には、ひたすら、渡り鳥が移動する様子を追いかけているという内容です。ナ... more
撮影に長期間を要したのも、鳥たちに警戒感を与えないよう、それだけの時間が必要だったということなのでしょうね。
日本語版は安田成美だったんですか。
うるさ過ぎ・・・・、うーん、わかるような気がします。
そういう改変は好きじゃないですけれど・・・。
メイキングはチラっと見たことがありますけれど、根気が大切だなぁと思いました。
>「好きな映画なに?」と聞かれたら、
>『WATARIDORI』って言いたい(^^;
>そういう意味じゃないですよね~
まぁそう言えたら格好良いでしょうね(笑)。
基本的にあまり動物だとか生き物が好きじゃないもので、
逆にこういった作品に憧れる面はあるんです。
でも『ミクロコスモス』はなかなか観られないなぁ・・・。虫は嫌だ。