【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ブリタニック』(2000)

原題通りではあるんですが、この題名で損をしていると思います。これでは誰でも『タイタニック』の紛い物かと思いますよね(苦笑)。
時はタイタニック号沈没から4年後の1916年、病院船として活躍していた姉妹船ブリタニック号が、エーゲ海で謎の沈没を遂げたという史実に基づいた映画なのです。
この作品では、病院船と称しながら実は密かに武器を運んでいることを知ったドイツ軍のスパイが、破壊工作を行って沈没させたことになっていますが、まだ真相は明らかにされていないそうです。

e0033570_194165.jpg主人公は英国の女性諜報員で、互いにそうとは知らずにドイツ軍スパイと愛し合ってしまうという悲恋をメインにしているのは『タイタニック』の影響でしょうが、艦内での工作員の暗躍、見え隠れするUボートの影等々、『タイタニック』とは違って戦時である緊迫感も伝わってくるのが特色でしょうか。
またこのヒロインがタイタニック号の生き残りということで、色々なトラウマを抱えているという設定なのも新味です。

おそらくTVドラマではないかと思うのですが、エドワード・アタートン、アマンダ・ライアン、ジャクリーン・ビセット、ブルース・ペイン、ジョン・リス=デイヴィスら出演者もそれなりに揃え、CGを駆使して見応えのある作品に仕上げています。
それにしてもタイタニック号に姉妹船があり、同じように沈没していたとは知りませんでした。
実はもう一隻、オリンピック号という姉妹船もあるのですが、色々事故はあったものの、こちらは1935年にきちんと引退しているそうです。
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by odin2099 | 2006-05-02 06:07 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(6)
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Commented by jh7hhn at 2006-05-03 15:08
ノンフィクション好きの私としては見逃せない映画ですねぇ。
まぁタイタニックとは別として戦時中にはいろいろなドラマがあったんっだろうと思います。でも映画化されているように歴史として残されているものや、目撃者が少なくて世の中に出てきていないものもたくさんあるんだろうと思います。
ちなみに「ブリタニック」と聞いて、私はソ連の火災を起こした原潜の「ブリタノフ」艦長を思い出しました。「敵対水域」という題名で本も映画もありますよね。
Commented by odin2099 at 2006-05-03 19:03
>なかちゃん様

いつもどーも♪
期待しすぎなければ(笑)、結構面白く見られると思います。

『敵対水域』、持ってるんですが積読状態です(汗)。
映画、というかあれもTVドラマでしたけれど、そちらは見ました。
ルドガー・ハウアーが格好良かったなぁ。

なお、こちら↓に感想をupしております。
http://f47.aaa.livedoor.jp/~chaos/chaos_r/cgi-bin/tv/patio.cgi?mode=view&no=77
Commented by jh7hhn at 2006-05-03 23:44
拝見させていただきました。
「ルドガー・ハウアー」って、私の中に残っているお顔と違うなぁって思っていましたら、私の方のは、本に写真で載っているブリタノフ本人でした。映画ではやはり描ききれないようで、本を一度お読みになるとよろしいかと。。。
Commented by odin2099 at 2006-05-04 08:11
>なかちゃん様

押入れを引っ掻き回したら、なんとハードカバーの単行本と文庫本、両方出てきました!(爆)
おいおい・・・。
トム・クランシー物に比べりゃ短いから、本腰入れて読もうかな。
Commented by jh7hhn at 2006-05-05 00:17
ところで、「海の誇りブリタノフ」っていう行進曲があるんですよ。ご存知ですか? 私は、彼が正にそういう仕事をした、と思っています。
Commented by odin2099 at 2006-05-05 07:00
>「海の誇りブリタノフ」
知りませんでした。
そんな曲があるんだ~?!
日本では音源化されていないのかなぁ。聴いてみたいですね。

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