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『帰ってきたウルトラマン』(1971)

『帰ってきたウルトラマン』(1971)_e0033570_22354414.jpgTVシリーズの第5話・第6話の前後編を再編集して<東宝チャンピオンまつり>で上映したもの。
以前ならこの手の作品はリアルタイムで劇場に行かない限り見ることが叶わなかったものだが、最近ではこういったものでもDVD化され見るチャンスが出来た。
良い時代になったものである。
『帰ってきたウルトラマン』には後2本劇場版が存在しているが、願わくばそちらもDVD化されんことを。

最近始まったシリーズ最新作『ウルトラマンメビウス』にも出ているグドンとツインテールが大暴れする娯楽編で、ウルトラマンも叶わない強敵、MAT内での隊員同士の確執、怪獣退治か人命優先かを巡っての上層部と対立などなど、一本の映画としても見応えあり。
ゲストが藤田進と佐原健二なのも、往年の怪獣映画ファンには嬉しいところだろう。

Commented by はぎお at 2006-05-03 21:53 x
こんばんは。コメントありがとうございました。
「帰ってきたウルトラマン」はリアルタイムの記憶はないものの、再放送で見た記憶があります。
このシリーズ、結構シリアスで大人な印象です。主人公も元気いっぱい!という感じではないし、何より隊員たちの仲が悪い(笑)
中でもクールな岸田隊員が好きでした。後は岸田森さん演じる修理工場のおじさんかな。
最近までスカパーでシリーズを放送していましたが、今見ても楽しめる内容ですね。
Commented by odin2099 at 2006-05-03 22:12
>はぎお様

自分がリアルタイムで見たシリーズはこれが最初なので、思い入れは強いですね。

このエピソードでは、岸田隊員、思いっきり嫌なヤツです(笑)。
上野隊員が郷を庇う姿を見せるのはちょっと珍しいかな。
公正中立を保っている南隊員は、やや影が薄いかも。
そして長官(藤田進)と参謀(佐原健二)にやいのやいの責められる加藤隊長が、中間管理職の悲哀を滲ませています(涙)。
決断力に乏しいあたりも実に・・・。

岸田森演じる坂田さんの魅力は、子供の頃にはわかりませんでした。
高校生ぐらいの頃に、再放送やビデオで見るようになって初めて唸らされましたね。

そういえば9月に公開される『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』では、郷秀樹(勿論、団時朗!)が久々に変身するそうですよ。
by odin2099 | 2006-05-03 19:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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