【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『第四の核』(1986)

フレデリック・フォーサイスの原作を自ら脚色して映画化したもので、主演のマイケル・ケイン共々エクゼクティブ・プロデューサーに名を連ねる程の力の入れよう。
自身の映画化作品としては、『ジャッカルの日』、『オデッサ・ファイル』、『戦争の犬たち』に次ぐ4本目になるはずだが、この作品のみ日本では劇場未公開。

e0033570_1930343.jpg主演のケインを始め、ピアース・ブロスナン、ジョアンナ・キャシディ、ネッド・ビーティ、ジュリアン・グローヴァー、マイケル・ガフ、イアン・リチャードソンら出演者は揃っているし、音楽もラロ・シフリン。英国諜報員であるケインが、執拗にKGB工作員のブロスナンを追い詰めるという、プロとプロのぶつかり合いを描くという構図は『ジャッカルの日』を髣髴とさせるし未公開は勿体無いのだが、些か華やかさには欠ける面があるのは致し方ないところ。

冷徹な殺人者を演じたブロスナンの演技が特に光っている本作だが、この映画を見たときはまだ名前を覚えておらず、後になって5代目007キャスティング騒動の時に、そういえばと思い出す。
その後『ライブ・ワイヤー』や『バーチャル・ウォーズ』、『テロリスト・ゲーム』を見て007役者として待望した。
ちなみにこの作品が作られていた頃、ブロスナンは4代目007候補に挙げられ、決まりかけながらもTVドラマとの契約の関係で見送ったという経緯がある。
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by odin2099 | 2006-05-06 22:20 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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