【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『007/ドクター・ノオ』(1962)

e0033570_14175535.jpg新作『カジノ・ロワイヤル』は、来年のお正月映画として日本公開が決まりましたので、その前にシリーズのおさらいをしておこうと思います。
記念すべき第一作は今から44年も前の作品。アメリカの月ロケット打ち上げを妨害しようとする謎の中国人ドクター・ノオと、それを阻止せんと活躍する英国諜報員ジェームズ・ボンドの対決を描いています。

今日の目で見れば流石にちょっと古さを感じさせますし、ボンド役のショーン・コネリーもそれほど洗練されているとは思えません。物語の舞台となっているのはジャマイカですが、当時は異国情緒を盛り込むことがアピール・ポイントになったのでしょうけれど、舞台が限定されてしまうのはスケールが乏しく感じられますし、思いの外派手さはありません。
それになんといってもスタッフ、キャスト共に手探り状態なのでもたつきが感じられますね。ドクター・ノオも思わせぶりに登場しながらも、意外にあっけなく退場してしまうのも残念です。
それでも娯楽作としての水準は、充分にキープしているとは言えるでしょう。だからこそ自分も繰り返して観ようという気にもなるわけですが・・・。

e0033570_22264277.jpgちなみに原作の一作目は今度公開される『カジノ・ロワイヤル』で、この『ドクター・ノオ』は六作目の長編作品です。
本来なら順番に映画化すべきなのでしょうが、この頃は権利関係がゴタゴタしており、その調整の結果この作品からシリーズはスタートしたとのことです。
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by odin2099 | 2006-05-26 06:06 |  映画感想<タ行> | Trackback(5) | Comments(12)
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Commented by eigahujin at 2006-05-27 04:39 x
トラバありがとうございました。
007を今順番どおりに観ているところです。
1作目ということですがSFっぽいですよね。
でも音楽は一番好きかも・・
作品は今のところゴールドフィンガーです。
Commented by odin2099 at 2006-05-27 21:38
コメント、有難うございました。
シリーズは全作一通り観ていますが、最新作に合せて観直そうかと。
作品によって内容にはバラつきがありますが(苦笑)
それでも「ジェームズ・ボンドのテーマ」が流れてくると、全て許せるかなぁ・・・。
Commented by まなぶ at 2006-07-02 20:15 x
コメントありがとうございます♪

原作の「ドクターノオ」も面白いんですよネ!
大量の鳥のフンに生き埋めにされて死んでしまうノオ博士。
基地から海岸に車両で逃走するボンドとハニー、
2人を追撃するノオの残党、犬の群れ、迎撃するボンド。
ンもうっ、読んでいてハラハラドキドキでした♪
個人的に映画版で好きなのは、腹黒秘書、ミスタロの自宅。
竹で組まれた涼しげなインテリア、ボンドに唾棄するシーン、
最後は爺さんの警官に連行されて退場なのが可哀想(笑)
ボッティチェリのヴィーナスに負けぬアーシュラの美しさ♪
なんてったってボンドガール第一号、パイオニアですからネ~☆
Mに叱られてもきびきびしてたコネリーは、当時は32歳でした。
Commented by odin2099 at 2006-07-02 21:54
『ドクター・ノオ』の原作は読んだっけかなぁ・・・?
それはさておき、ウルスラ・アンドレスは良いですね。
何故かこの人やラクエル・ウェルチのような、60年代のグラマー美人に心惹かれる今日この頃・・・(苦笑)。
Commented by Shin U at 2006-11-06 09:39 x
はじめましてー
007シリーズ、いま振り返るとコネリー時代は何とも言えない味がありますね。
Commented by odin2099 at 2006-11-06 23:24
いらっしゃいませ~。
「なんとも言えない味」、確かに。
個人的にはコネリーは、もっと歳とってからの方が好きなんですがね。
せめて『風とライオン』以降かなぁ。
Commented by ゆかりん at 2006-12-18 21:49 x
こんばんは♪
ドクター・ノオは六作目だったんですね。
さすがに44年も前なのでいろんな意味で古さを感じますが、
若いショーン・コネリーで興奮しながら観てました(笑)
Commented by odin2099 at 2006-12-18 22:57
こんばんは、ゆかりんさん♪

御馴染み「ジェームズ・ボンドのテーマ」は流れますけれど、シリーズを見慣れているとちょっと違和感があったりしますね。
でもそれが、シリーズ第一作らしくもありますが。
まだまだ、「お楽しみはこれからだ!」(笑)
Commented by 間諜X72 at 2011-01-22 21:20 x
大昔の月曜ロードショー。
荻昌弘さんの冒頭の解説が始まる前に、映画のほんの一場面が出て来る。
沼でボンドが敵を刺し殺す。驚いて口を押さえるハニー。
これで「つかみはOK!」でした。
荻さんの解説の後は007の大活躍!子供心にワクワクしました。
Commented by odin2099 at 2011-01-23 20:42
「月曜ロードショー」でのオンエアーは、何回目だったのかわかりませんが、荻さんの解説付きで見たことがあります。

以前は「解説なんてない方がいい」と思っていましたが、今はレギュラー解説者のいるTVの映画放送枠がなくなってしまったので、そうなると何か味気ない気もするようになりました。勝手なものですね。
Commented by 間諜X72 at 2011-01-25 20:52 x
1985年春の放映では、「ショーン・コネリーのボンド。やっぱりいいですよね!誰もが言うように、これが本物のボンドです!」と荻昌弘さんが最後に締めくくっていました。
僕は解説があった方が好きです。だけど、味のある解説者がいなくなった事も否めません・・・・・。
Commented by odin2099 at 2011-01-25 23:20
自分が見たのはその時の放送だと思います。
「007」シリーズを意識し出したのも、多分その頃。

解説者が常駐する番組は、地上波では「木曜洋画劇場」が最後だったでしょうか。
ただ解説者によってジャンルの得手不得手、向き不向きはあるはずなので、時には歯がゆい解説もありますね。
精一杯褒めてるけど、実は好きじゃないんじゃないの?とか興味ないでしょ?と言いたくなることも(苦笑)。
お金はかかるでしょうけど、一人の方に固定しないでジャンルに応じてローテーション組んで解説をしてもらう、なんていうのもアリかな、なんて考えたこともありますが。

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