『僕たちの好きな「ゲド戦記」』
2006年 07月 14日
これで≪世界三大ファンタジー≫と呼ばれる『指輪物語』、『ナルニア国ものがたり』、そして『ゲド戦記』の三作品が、仲良く「別冊宝島」に並ぶこととなりました。
今回も体裁は同じで、シリーズ全作のストーリー・ダイジェストに、キャラクター紹介、用語辞典がメインで、それに他のル=グウィン作品(『闇の左手』、『空とび猫』など)や、ファンタジー系の作品(『山月記』、『エルリック・サーガ』から『アルスラーン戦記』、『デルトラ・クエスト』、『グイン・サーガ』、『陰陽師』、はては『スター・トレック』なんかまで!)のガイド、そして『風の谷のナウシカ』との比較、更には翻訳家・清水眞砂子のインタビュー等々と、なかなかバラエティーに富んでいます。ホールマーク社製作の実写版TVシリーズや、今度公開されるスタジオジブリ製作のアニメ映画について触れていないのはちょっと残念ですが・・・。
いきなりの初心者にはちょっとキツイかもしれませんが、昔読んだんだけど忘れちゃったよ~というような方にはお勧めです。
最近ご無沙汰の本の話題を口直しに。 「ゲド戦記」の映画はまだ観ていないけど、別冊宝島の冊子をアマゾンで購入。映画の話はあまりなくて、原作の紹介や関連図書の紹介などが盛りだくさん。「闇の左手」や「風の十二方位」についてのページもあってうれしかった。 中でも一番うれしかったのは、ル=グウィン作品の翻訳者・清水真砂子さんのインタビューが読めたこと。中でも、4巻「帰還」についてのコメントが心に残った。私は前に読んだときから「この巻は書かれなければならなかったのか?」と思っていたんだけど...... more
でも、なぜに「アルスラーン戦記」までが載っているのでしょうか。微妙に懐かしい感じがしてこれまた買いですね ^^;
――というコーナーで取り上げられている一作です。
他には『妖女サイベルの呼び声』や『ベルセルク』、『ハウルの動く城』なども挙げられているんですが、
ちょっと違うんじゃないかなぁ、とも思いますね(苦笑)。
何でもかんでも話題作、著名作の名前出しゃ良いってもんでもないでしょう(爆)。
まぁ自分は『アルスラーン』も大好きですが。