【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』(1978)

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TVシリーズ『ジャッカー電撃隊』放映終了後に作られた後日談で、復活したアイアン・クロー<鉄の爪>の下、新たに招集された四天王と二大戦隊との対決を描く。
『秘密戦隊ゴレンジャー』からは、モモレンジャーことペギー松山のみ素顔で出演(演・小牧りさ)というのは些か寂しいが、潮健児、安藤三男、天本英世ら豪華な顔触れが揃った四天王(更に、合体した四天王ロボの声は飯塚昭三!)や、変装も見せるジャッカー電撃隊行動隊長・番場壮吉=ビッグワンを演じる宮内洋の怪演(流石にアオレンジャー/新命明との二役はなかったが)など見せ場も充実。<東映まんがまつり>ならではのイベント性に富んだ娯楽作になっている。

また劇中語られるところによれば『ジャッカー』と『ゴレンジャー』のみならず、『仮面ライダー』シリーズや『人造人間キカイダー』も同一世界と設定されているようで(世界各地で悪の組織と戦うヒーローとして、ゴレンジャー、V3、キカイダー、アマゾンの名前が挙げられる)、これも夢が膨らむ。
時期的には『ライダー』シリーズが終了してから2年強、そして戦隊シリーズもこれで終了ということから、実写版・石森ヒーローの集大成を狙ったのだろう。『ライダー』と戦隊(形を変えて、だが)が復活するには、なお一年の時間を必要としていた。
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これも「しねま宝島」からの転載。
TVの最終回以後のお話というのはかなり斬新だと思うし、『ジャッカー電撃隊』は地味な作品だったけれども、かなり賑やかな作りになっているこの劇場版はかなり貴重な存在。
<マジンガー>シリーズの最後を飾った『グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー/決戦!大海獣』もオールスター・キャストのお祭り騒ぎ映画だったが、観終わった後には一抹の寂しさが漂ってしまうが、この作品も全く同様だ。一つの時代の終わりをまざまざと感じさせてくれる作品でもあるのだ。

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by odin2099 | 2006-07-19 23:07 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
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