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『666号室』(1982)

カンヌ映画祭に集まった監督たちが、とあるホテルの一室で、ヴィム・ヴェンダースのメモに沿って映画の未来について語ったドキュメンタリー。監督はヴェンダース自身で、これはTVムーヴィーか?
『666号室』(1982)_e0033570_1220973.jpgインタビューではなく、誰もいないホテルの部屋で、固定されたカメラに向って一人で延々と喋る続けるという形式はちょっと異様。個人的には、こういった映画への考察にはあまり意義を見出せないのだが、マン・ウォッチング映画(?)としては興味深い。

登場する映画監督たちは順に、ジャン・リュック・ゴダール、ポール・モリセイ、マイク・デ・レオン、モンテ・ヘルマン、ロマン・グーピル、スーザン・シーデルマン、ノエル・シム・ソロ、R・W・ファスビンダー、ヴェルナー・ヘルツォーラ、ロバート・クレイマー、アナ・キャロライナ、マルーン・バクダディ、スティーヴン・スピルバーグ(『E.T.』製作直後の頃だ)、ミケランジェロ・アントニオーニ、そしてユルマス・ギュネイ(音声のみ)の諸氏。
Tracked from without a tr.. at 2006-08-06 01:51
タイトル : 666号室
 映画「666号室」  監督:ヴィム・ヴェンダース。ミケランジェロ・アントニオーニ、ジョナサン・デミ、スティーブン・スピルバーグ、ジャン=リュック・ゴダール。82年  ヴェンダースがカンヌ映画祭で集った各国の映画監督に映画の将来を聞く。部屋に監督を一人放置して自由に語ってもらうというドキュメンタリーだ。タイトルだけ聞くとオーメン?と言いたくなるが全く関係ない。  語りたがる人とそうでない人の差がはっきりとしてるように見える。スピルバーグを始めとするアメリカ人とゴダールやらヨーロッパ人の間にも映画...... more
Tracked from BLOG IN PREP.. at 2006-08-06 02:17
タイトル : 「666号室」 シネマの現在、そして未来
ヴィム・ヴェンダース監督『666号室』。原題『CHAMBRE 666』。 '82年のカンヌ国際映画祭。その開催期間中にホテルの一室をつかって撮影されたドキュメンタリー・ビデオである。ヴェンダースがあらかじめ用意した、映画(業界)が抱える諸問題に関する質問に答えるかたちで、..... more
by odin2099 | 2006-08-06 00:43 |  映画感想<ラ行> | Trackback(2) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur