【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ウルトラマンUSA』(1989)

『ウルトラマン80』放送終了後、シリーズ復活を模索していた円谷プロがアメリカとの合作という道に活路を見出した作品です。『ザ・ウルトラマン』の失敗(とは個人的には思っていませんが)で懲りたかなと思いきや、またもやアニメーションの『ウルトラマン』に挑戦。1987年にテレ・フューチャーとして放送され好評を博したという話なのですが、結局シリーズ化ははたせませんでした。
日本ではウルトラマンキッズの新作アニメを狂言回しとして、『ウルトラマン』と『ウルトラマンA』からそれぞれ1エピソードを選び、<ウルトラマン大会>と称して劇場公開されました。

e0033570_21351310.jpgM78星雲の惑星ソーキンから、地球に隕石が飛来した。時同じくして空軍のアクロバティック・チーム”フライング・エンジェルス”のチャック、スコット、ベスの三人は飛行中に謎の光と遭遇し墜落してしまうが、機は大破したものの三人は無傷で生還するという奇跡が起こる。実は隕石にはモンスターが潜んでおり、それを追って地球へとやって来たウルトラチームの面々が三人と激突、一心同体となることで一命を取り留めたのであった。
やがてソーキン・モンスターが出現、秘密組織ウルトラフォースの一員となった三人も出撃するが歯が立たない。その時三人は、新たなる力によってウルトラマンへと変身した・・!

アニメで描くウルトラマンということに拒否反応がないならば、なかなか楽しめる作品になっています。
ソーキン・モンスターも凶悪なヤツ、大人しいヤツとバラエティに富み、ウルトラマンたちもウルトラの父やキング、ゾフィーの流れを汲むチャック、ウルトラセブン・タイプのスコット、紅一点で母やアミアに連なる系譜のベスとバリエーションも多彩で、ウルトラシリーズのエッセンスを集めようという努力が感じられます。

円谷プロとハンナ・バーベラ社との合作ということですが、製作の主体はハンナ・バーベラにあるようで、そのあたりはアメリカにおける力関係の為せる技でしょうね。そのためにかなりアメリカ・ナイズされた絵柄なのかと思いきや、製作の実態は円谷プロにあるので、作画スタッフの大半は日本人。日本人にはちょっと違和感ある絵柄ですが、おそらくアメリカ人にも若干の違和感があるんじゃないかと思います。
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by odin2099 | 2006-09-05 21:35 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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