【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ウェイティング・ルーム』(1996)

各国映画祭で話題になったという『アート・オブ・エロス/監督たちの晩餐』という短編映画シリーズの中から厳選された12作品の内の一本で、劇場公開された『マリッジブルーの愉しみ』と一緒にビデオ・DVDでリリースされました。

とある空港の待合室で、好色な中年男性が妻を待っている間に、周囲の女性一人一人に色目を使っています。すると目の前に目の覚めるような美人が現れたことで彼のターゲットは絞られたのですが、今度はその女性が最初は思わせぶりに、そして次第に大胆な行動をとって男性を誘惑し始めると・・・?

e0033570_1812328.jpg最初のうちは淫らな妄想に耽っていた男性ですが、いざとなると及び腰になってしまうあたりも面白いのですが、その男性をみつめる周囲の人々の表情もまた秀逸です。セリフを一切廃した構成ですが、その表情が何よりも雄弁に語っています
最後にはちょっとミステリアスなオチが付いて、単なる退屈しのぎの妄想とは片付けられないのもエスプリが効いているのではないでしょうか。

脚本・監督はヨス・ステリング、出演はビアンカ・コーダン、ジーン・ベルヴォーツ、アネット・マルヘルベら。
2000年オランダ映画祭などで数々の賞を受賞したブラック・コメディです。
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by odin2099 | 2006-09-15 06:02 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
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Commented by koujitu3 at 2006-09-17 00:49
前回の記事もそうだったのですが、このシリーズ、とっても見てみたいです。
ただ、できれば家人達の居ない時に、と思うとレンタルするにしても時期を考えないと・・・
あ、レンタル、置いているお店、少なそうですよね・・・
Commented by odin2099 at 2006-09-17 07:52
koujitu3さん、いらっしゃいませ~。
お店によってはアダルト・コーナーにおいてあったりますね。
それほど過激な作品ではないんですが、少なくても皆でワイワイと見るというタイプではないのは確かです(苦笑)。

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