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『いま始めるクラシック通への10の扉』 山本一太

『いま始めるクラシック通への10の扉』 山本一太_e0033570_22555169.jpg最近色々と出版されているクラシックの名曲ガイド本の一冊です。

「交響曲」「ピアノ曲」「協奏曲」「室内楽」「オペラ」等々のジャンル別に、音楽史的な専門知識抜きに、ざっくばらんに「これは」と思える曲を紹介していくという流れになっていますので、一冊の本としては読みやすいですね。
著者の弁によればこの本は「初級から中級・上級への橋渡し」を意図しているとのことですが、小難しいことを抜きに「さて何から聴こうかな」という時の指針にもなりそう。章ごとの拾い読みも出来ますし。

ただ一点、非常に気になるのは文章そのもの。
「です」「ます」と「だ」「である」が混在しているのです! 
そのために常に頭の中で、文法上正しい(と思われる)表現に改めてから読み進めていましたので、とてもとてもスンナリ読めるとはいかなかったのが残念です。
Tracked from ガールズクラシック2 at 2006-11-18 13:23
タイトル : 山本一太 / [本]いま始める クラシック通への10の扉..
山本一太 / [本]いま始める クラシック通への10の扉 (新書) 価格: ¥ 920 (税込) 新書: 237ページ 出版社: 講談社 発売日 : 2006年10月21日 出版社/著者からの内容紹介 ポップスを卒業してクラシックにハマろう! 『のだめカンタービレ』を10倍楽しむ全10章 「感動..... more
by odin2099 | 2006-11-03 22:56 | | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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