『007/死ぬのは奴らだ』(1973)
2006年 11月 05日
ボンドの相手が麻薬王というのもスケールを感じさせないし、味付けとして(?)ブードゥ教をとり入れているが、それも活かしきれず、興行的にもイマイチであった。
また、人種差別色が強いとの批判もある。
007の第8作。ロジャー・ムーア初登場、女たらしあり、カーチェイスあり、ボートチェイスあり、怪しいブードゥーあり、蛇あり鰐あり…、の盛りだくさんの娯楽作である。 欲張り過ぎて焦点がボケた感じがあるが、まあ、007の王道ではあるだろう。 ロジャー・ムーアはこのときすでに45歳位。初代ショーン・コネリーに比べてだいぶ油が抜けている感じだ。 ボンドガールのジェーン・シーモアが美しくて素敵。ひらひら衣装が嫌みにならずによく似合う。 そして、監督がガイ・ハミルトンなのでCIAのフィリックス・ライターがまたまたか...... more
『LIVE AND LET DIE』公開:1973/07製作国:イギリス監督:ガイ・ハミルトン原作:イアン・フレミング主題歌:ポール・マッカートニー&ウィングス出演:ロジャー・ムーア、ヤフェット・コットー、ジェーン・シーモア まだセクシーさに欠けるかも・・・だけど一番観たのがロ....... more
五つ星評価で【★★★ダメはダメなりに今見るとダメで楽しめるからいんでないの?】 全編、「ジェームス・ボンドVSオカルト・ニグロ軍団」という異色作。 ロジャー・ムー ...... more
2012年12月21日(金) 21:05~ TOHOシネマズ日劇2 料金:1000円 ブルーレイでの連続上映の8話目。 その昔、「スコルピオ」との二本立てで観た。 ロジャー・ムーア初登板。ショーン・コネリーより年上なのだが、この頃は結構若々しく見える。 そして、思ったほどおちゃらけた奴ではない。 どういう訳か、シェイクしたマティーニでなく、バーボンのストレートを注文する。 悪役のドクター・カナンガは破裂するのだが、ぷーと膨らみながら宙に浮いてパンッだと思ったら、即膨張してパンッとあっけなか...... more
純情可憐なジェーン・セイモアは魅力的でしたネ!
私は彼女の“声”が好きです♪
この作品はバランスが良かったと思います。
純然たるスリラーであり、劇画調のドタバタもあり、
慎重に書き込まれたシナリオ作り、無難な展開、
新ボンド登場作に多い傾向ですネ。
「女王陛下」「リビングデイライツ」「ゴールデンアイ」
あぁっ、私の好きなキャラは、サメディ男爵です!
ジョフリー・ホールダーの怪演と笑い声!
やはりマンガ(劇画?)チックな作品でした(笑)
やっぱり不死身(?)なんでしょうか。
ジェーン・シーモア、『シンドバッド』シリーズや『ギャラクティカ』にも出てましたが、清純そうな雰囲気が良かったです。
もっとも私生活では結婚4回らしいですが・・・。
ロジャー・ムーアは一番テレビでの放送で観たボンドなんですよ。でも1作目からみてくると微妙な感じでした(笑)
やはり黒人の方が殺されちゃうとどうしても人種差別に結びついてしまうんですね。逆だったらどうだったんでしょうね。
ロジャー・ムーアから入りましたので、最初はショーン・コネリーに違和感がありましたね(笑)。
それにしても、ジェームズ・ボンドを演じた役者って結構みんなタイプ違うのに、夫々がボンドとして確立している(一本だけのジョージ・レイゼンビーとダニエル・クレイグは微妙だけど)のは不思議というか凄いというか・・・。
黒人主体の映画で白人が殺されたとしても、そんなに話題にならないような気もしますが、実際のところどうでしょう?
所謂”黒人映画”というものを観たことがないんですけれどね。