『奥村愛・近藤嘉宏 デュオコンサート』
2006年 11月 26日
ただ今度は自分の方に問題があって、風邪だか何だか知りませんけれど体調がサイアク。正直コンサートなんか行ってる場合じゃなかったんじゃないかと思いつつ、ちょいと無理してしまいましたので終始ボーっとしてましたが、それでもなんとな~く演奏を聴いて元気を貰ったような気分でもありました。これも音楽の効用なのかな。
演奏曲は前半がアイルランド民謡の「サリーガーデン(柳の庭)」、ブルッフ「スコットランド幻想曲」から第3楽章、マスネの「タイスの瞑想曲」、クライスラー「愛の悲しみ」、ベートーヴェン「ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調op.27-2『月光』」、それにバルトークの「ルーマニア民族舞踊」。
このうちベートヴェンの「月光」のみが近藤嘉宏のソロでした。「月光」というとどうしても第1楽章の緩やかなメロディーが有名でしょうが、実は第2楽章以降はかなりアップテンポで激しいもの。生で通して聴いたのは初めてだったのですが、その格好良さには改めてしびれましたね。この曲聴けただけでも「来て良かった」と思いました。
休憩時間を挟んで後半はドビュッシーの「夢」、リストの「パガニーニ大練習曲」から第3番「ラ・カンパネラ」、この2曲がピアノのソロです。そしてフォスター「金髪のジェニー」、黒人霊歌の「深い河」と続いて、最後はブラームスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調op.108」という構成。
ドビュッシーの「夢」は大好きな曲ですが、こういうなかで聴いてしまうと周囲に埋没してしまうというか、あんまり目立たない曲なんだなぁということがわかり、ちょいとショック。ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ」は今回初めて聴きましたが、難曲だとのことですが、なかなか格好良いですね。
5時から始まったコンサートでしたが、終わったのは7時20分近く。奥村愛曰く「私たちが喋りすぎた」とのことですが、二人のトークも音楽のことから脱線することもしばしばですけれど、かえってその方が面白かったりして。次回も機会があれば足を運びたいと思います。
なお、アンコールではフォーレ作曲「夢のあと」が演奏されました。
僕も群馬県のコンサートへ行った時、会場に着いたと同時に風邪が
悪化して演奏も集中して聴くこともできず、帰りフラフラの状態で車を
運転して長野まで帰った思い出があります。
やはり地元のコンサートの方が気楽でいいですね。
帰りの心配もなく。風邪はやく治るといいですね。
休憩時間やトークの時にはクシャミも咳もやってしまいましたが、本当は周囲に迷惑かけちゃうから良くないんですがねぇ(汗)。
少しずつ体調は上向きになってきましたが、これだけ辛い状況で演奏聴いたのは初めてでした。反省・・・。
そういえば以前このIMAホールでコンサートをやった際も、奥村さんは風邪気味だったような・・・?
電車のなかでもごほごほがいっぱいです。
ひいてない自分がマスクして予防するありさまです(爆)
近藤嘉宏さんって、私のなかでは「のだめカンタービレ」の千秋真一だったんですが・・・(笑)
『月光』を近藤さんで聞いてみたいです、エクスカリバーさんがうらやましい~
でも、し慣れないからか、かえって体調が悪化しかけたので外しちゃいました(笑)。
近藤さんは写真と実物とのイメージが結構違いますね(苦笑)。
その落差が面白かったりもするのですが。